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 システム売買の概念

システム売買とは、ある一定の条件のもとに選択された銘柄を買い付けから売り決済へ、そして売り決済と同時に空売りを仕掛け、空売り決済後さらに買い付けを連続して売買(ドテン売買)を行う投資手法です。投資家の技術的な判断や主観などは一切はさまず売買サインに基づいて機械的に売買を繰り返します。非常にシンブルであり簡単な投資法です。

一般の売買では、その売買のつど各指標などを分析・検討したり、過去の投資経験などにより売買の判定を下すことが一般的であると思います。しかしシステム売買の場合は、これら判断はすべてシステムの売買サインの指示に従い実践するわけですから、株価等の検証などは一切必要なくなることになります。

以上により、システム売買自体は一見簡単な売買手法のように思われますが、実際運用し見るとなかなか思い通りにはならないようです。

ある程度株式投資の経験のある投資家は、自分なりの一定の投資スタイルを持っているものです。目先的な売買を得意とする投資家もいれば、中長期的な売買を得意とする投資家もいます。いろいろな考えを持ち、いろいろな投資スタイルを持った投資家がひとつの決められた売買手法で売買するということは、「株式投資で収益を上げる」という目的は共通するものの、その売買技法は相容れないという場合もあると思います。そのためシステム売買においては、投資家により向き不向きがあるのも事実です。ただ、株式投資で「利益」のみを追求するのであれば、このシステム売買が最適であると思います。

システム売買には、その本質を見極め十分に理解されてからではないと継続的な運用は難しいものとなります。

 システム売買の特徴

本システムは「完全なるシステム売買」として設計された株式運用システムです。

本システムは、順張り手法により連続売買(ドテン売買)スタイルであり、売買のすべては本システムの売買サインに従って売買するだけで、他の指標の検証などは一切必要ありません。売買銘柄もすでにランク付けされており、これらの銘柄の上位より売買サインに従って仕掛けに入るだけです。

本システムは、一般の株式売買というスタイルから更にランクアップして株式投資による「資産運用」という考え方を基本として構築されています。よって目先的な売買ではなく株式投資を中期的な視点から捉えた投資手法を基本としています。

損失は小さく早めに処分する。利益は限りなく大きく取るという「損小利大」の投資原則に忠実に従った売買手法を取り入れています。損失回数は多いものの、その損失幅は小さく利益は大きいため総計では利益を生むということになります。

本システムの本質を理解していただき、忠実に売買を実践いただければ投資家の皆様のご期待に十分お答えできるものと確信しております。

 パフォーマンス(シミュレーションの結果)
■パフォーマンス(シミュレーションの結果)

これらはシステム売買に適した銘柄を上位よりランキングして、その上位より銘柄数を限定し検証し
ました。また売買は実際の売買と同じように転換日の翌日の寄り付きで売買したと仮定しました。
売買手数料や諸経費は考慮されておりません。


売買はすべて、新規買い⇒買決済⇒新規空売り⇒空売り決済⇒新規買い⇒の連続売買です。
(2004年12月28日現在のランキングリスト上位による過去3年間のパフォーマンス)

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上位
@平均損益 A平均日数 B年率換算 C勝率 D利益平均 E利益日数 F損失平均 G損失日数
50位まで
61.1%
193
98.9%
51%
121.8%
310
-10.0
48
100位まで

43.2%

165
75.1%
 46%
97.2%
291
-10.2
48
150位まで
35.5%
163
63.3%
 46%
83.6%
287
-10.3
51
200位まで
29.0%
153
53.8%
 44%
74.3%
281
-10.1
49
-------------------------------------------------------------------------------------
@ 一回売買当たりの平均損益率(%)
A 一回売買当たりの平均日数(日)
B 年率換算(%)
C 勝率(%)
D 利益の場合の一回売買当たりの平均利益率(%)
E 利益の場合の一回売買当たりの平均日数(日)
F 損失の場合の一回売買当たりの平均利益率(%)
G 損失の場合の一回売買当たりの平均日数(日)

 システム売買の問題点

システム売買は、その売買サインに従い何も考えずそのまま証券会社に注文するだけであり、時間もかからず非常に簡単な方法です。

しかし、ご利用される側から考えますと非常に不安に感じるものであり、またそのパフォーマンスも期待する結果になるのだろうかと疑問が起こるのも当然であると思います。

これらの問題につきましては、最終的には投資家自身がこれらのシステムを信頼して運用するか否か係ってきます。これらの解決策のひとつとしては、ある程度の期間模擬売買を行なって本システムの信頼性を投資家自身が確認する方法がベストではないかと思います。

本システムによるパフォーマンスには実績と自信を持って提供しておりますが、これ以外にも投資運用が続行不可能となる原因があります。

本システムは、その投資手法を「順張り」で行なうため、株価が上昇してから買い付け、株価が下降してから決済するという売買になります。システム売買では時として、買い仕掛け後、株価が2倍にも上昇したものの決済サインが出たときには50%でしかないということもたびたびあります。一般的な売買ではもう少し早めの決済ができたのではと考えがちですが、一般の売買では2倍まで持続することはまず無理ではないでしょうか。システム売買とはこのような売買であることを十分理解していただきたいと思います。

また、本システムはトレンドフォーロースタイルの投資法であるため、特に逆張りを得意とする投資家によっては自分の売買の判断と全く逆になってしまうことがあると思います。

このような場合、投資家はどのような行動をことになるでしょうか。まず投資家はある一定の期間システムの売買サインに従い売買するのですが、しばらくすると売買を中断せざるを得ない結果になると思います。何故なら自分の判断とシステムの判断がことごとく異なり苦痛に感じるようになります、また損切りの多さに閉口してしまうことになります。

特に投資経験の長い投資家には、すでに自分の投資スタイルが確立されている方多く、システム売買の運用は更に難しいものとなります。

システム売買は、その売買そのものは簡単であるのですが、以上のように問題で当初は非常にハードな精神力を要求されることになります。チャート等を見ないで売買できますが、現実には不安が先行し不可能かもしれません。

実践してみると、まず損切りが多いと感じるか思います。利益となっている銘柄の持続期間が長いためそのように感じるところもあるかもしれません。

しかし、持ち株の評価は常にプラスで推移しますので、損切りに対してもあまり抵抗なく実行できると思います。

以上のように、システム売買においてはいくつかのハードルがありますが、システム売買の本質を十分理解して実践していただければ、必ずご期待に添えるシステムであると考えます。

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