システム売買は、その売買サインに従い何も考えずそのまま証券会社に注文するだけであり、時間もかからず非常に簡単な方法です。
しかし、ご利用される側から考えますと非常に不安に感じるものであり、またそのパフォーマンスも期待する結果になるのだろうかと疑問が起こるのも当然であると思います。
これらの問題につきましては、最終的には投資家自身がこれらのシステムを信頼して運用するか否か係ってきます。これらの解決策のひとつとしては、ある程度の期間模擬売買を行なって本システムの信頼性を投資家自身が確認する方法がベストではないかと思います。
本システムによるパフォーマンスには実績と自信を持って提供しておりますが、これ以外にも投資運用が続行不可能となる原因があります。
本システムは、その投資手法を「順張り」で行なうため、株価が上昇してから買い付け、株価が下降してから決済するという売買になります。システム売買では時として、買い仕掛け後、株価が2倍にも上昇したものの決済サインが出たときには50%でしかないということもたびたびあります。一般的な売買ではもう少し早めの決済ができたのではと考えがちですが、一般の売買では2倍まで持続することはまず無理ではないでしょうか。システム売買とはこのような売買であることを十分理解していただきたいと思います。
また、本システムはトレンドフォーロースタイルの投資法であるため、特に逆張りを得意とする投資家によっては自分の売買の判断と全く逆になってしまうことがあると思います。
このような場合、投資家はどのような行動をことになるでしょうか。まず投資家はある一定の期間システムの売買サインに従い売買するのですが、しばらくすると売買を中断せざるを得ない結果になると思います。何故なら自分の判断とシステムの判断がことごとく異なり苦痛に感じるようになります、また損切りの多さに閉口してしまうことになります。
特に投資経験の長い投資家には、すでに自分の投資スタイルが確立されている方多く、システム売買の運用は更に難しいものとなります。
システム売買は、その売買そのものは簡単であるのですが、以上のように問題で当初は非常にハードな精神力を要求されることになります。チャート等を見ないで売買できますが、現実には不安が先行し不可能かもしれません。
実践してみると、まず損切りが多いと感じるか思います。利益となっている銘柄の持続期間が長いためそのように感じるところもあるかもしれません。
しかし、持ち株の評価は常にプラスで推移しますので、損切りに対してもあまり抵抗なく実行できると思います。
以上のように、システム売買においてはいくつかのハードルがありますが、システム売買の本質を十分理解して実践していただければ、必ずご期待に添えるシステムであると考えます。
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