2025/10/25 のコメントです。
  我々投資家は世界情勢の変化によっても成績が左右される。報道機関も現在おかれている日本の状態を最優先で国民に知らせなくてはいけないはずだ。
  投資市場は国内企業状況や国内経済、さらには世界経済の状況をすべて織り込んで変動している。投資家であれば、そのような状況をすべて網羅して把握することは難しいだろうが、せめて分かりやすい身近な事象だけでも把握しておくべきであろう。
  世界は刻々と変化し何が起こるかわからない。ほろ酔い気分で家に帰って、持ち株の成績を見ようとしたら、持ち株はすでに処分されてなくなっていた、などないように。
  そのためにも持ち株には常にストップロス(逆指値)を入れておいて、万全の体制にしておかなければならない。これが投資家として実践しなければならない最低限のルールである。
  私たちの身の回りには危険がたくさんある。「君子危うきに近寄らず」とあるが、しかし、自ら避けられない危険もある。自然現象や外部からの予想もしないサプライズなど。
  海の波は100回に1回は大きな波となって海岸に押し寄せるという。さらに1000回に1回はもっと大きな波となって押し寄せるという。津波でなくてもこのような状態だ。もし、これらの知識があれば、穏やかな海だからといって岸壁近くで釣りをするのはリスクがあるということが認識できるはずだ。
  つまり、リスクのあるところには常に危機管理や危機意識をもって対処しなければならない。リスクがある程度事前に予想されるものに対しては、完全とは行かないまでもそなりの対策を講じておくべきであろう。「備えあれば憂いなし」
  投資家であれば常に心の隅には危機管理や危機意識を持っておくべきでしょう。
 
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