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…知って得するページ…

   ≪ 損を受け入れる ≫
2017/12/15(Fri)

2017/12/02 のコメントです。

投資家は誰でも自分に合った投資手法を探し出そうと必死です。それがテクニカルであれファンダメンタルズであれ、投資家の資金量や投資家の性格に合った投資手法で売買すればよいわけです。

ただ、ここで注意しなければいけないことは「相場には何があるか分からない」ということを前提に売買システムを構築しなければなりません。暴落が起こらないという保証は何もない。投資手法はこれらを考慮して構築すべきです。

万が一、暴落などに巻き込まれると、投資理論や分析手法など一切機能しなくなります。投資家もパニックになり、何をしているのか自分でも分からなくなります。時間が経過して、あの時、何を考えていたんだろうと思い返しても思い出せない。

このような経験はなかったでしょうか。投資経験が浅い投資家はあまりピンとこないかもしれませんが、投資とは継続していくものであり、長い投資期間の間には考えもしなかったような相場展開が一度や二度は必ずあります。投資市場は甘くはないのです。

ある退職者が私のところに来て「今まで投資経験がないが、退職金で少し株式投資をしたいんだが・・・」と言う。私は何を勘違いしているのだろうかと思った。投資市場を甘く見すぎているようだ。

人は「投資家は楽して儲けている」などと批判的に言う。とんでもない話だ。現在投資活動を実践している投資家には理解していただけると思いますが、私から言わせて頂ければ、投資の世界は一般社会で働いているより何十倍も厳しい世界なのに。

私は今まで「投資を始めたいんだが」という人に投資を勧めたことはない。特に年配者に対しては「老後を楽しく過ごしたいなら絶対に投資の世界に入ってはならぬ」と言っている。

会社勤めなら人一倍頑張れば給料も上がるだろう。少し休んでも給料は下がらないだろう。しかし、相場の世界はそうはいかない。どれだけ頑張っても損は出る。何の保証もない。

投資経験の浅い投資家は損が許せない。自分の決断において実践した投資で損失を被ることは自己否定のように感じる。そして葛藤が始まる。投資の世界は平常心で対処しなければならない。それでも損は出る。ましてや損失が積み上がってパニックになっては勝てるわけはない。

一般社会では「損」という概念は少ない。買い物で「慌てて買って損をした。もう少し待てば安く買えたのに」、ぐらいはあるかもしれないが、相場の世界とは大違い。相場の世界では持ち出しの実損となる。

一般社会では「持ち出しの実損」というケースはめったにないだろう。と言うことは、実損の体験がないということになる。そのような人が投資市場に参入して、はじめて持ち出しの実損となれば、経験がないのでパニックになるだろう。

特に、主観的や感情的な売買では精神的ショックも大きいだろう。投資で損が出ることは頭では理解しているだろうが、実際に損を体験すると投資家の潜在的な性格が表に出てくる。そして、自分でも気づかなかったような自分自身の性格を知ることになる。

このように相場の世界は一般社会では経験しないようなことが起こる。投資では損は必ず付きまといます。そのためにも「損を受け入れる」という気持ちをあらかじめ理解しておかなければなりません。その心の準備が投資家の必須のアイテムになります。

余計な苦言を呈したようですが、私自身の反省とともに相場の本質(損)をしっかりと見つめて投資の原点に立ち返り、一年を締めくくりましょう。



   ≪ 技(わざ) ≫
2017/12/08(Fri)

2017/11/25 のコメントです。

ある動画をみた。それは格闘技であった。最近の格闘技は激しく、立ち技、寝技の何でもありの総合格闘技だ。金網デスマッチもあり、まるで闘鶏や闘犬、闘牛を見ているようでもある。一部には熱狂的なファンがいるようだ。

人間はより豊かになると、より刺激的なものを求めるという。昔にさかのぼるが、ローマ帝国の多くの都市にはアンフィテアトルム(円形闘技場)が存在しており、そこで剣闘士同士、あるいは剣闘士と猛獣などとの戦いが繰り広げられたとある。

なんとなく、現在の総合格闘技とローマ帝国時代の剣闘士同士の戦いが似ていると感じるのは私だけだろうか。このように格闘技をみても、その時代、時代の世相を表しているような気がする。考えさせられます。

日本の古来からの武道は、柔道や剣道、また空手などが代表されるであろう。これらはいずれも戦いから発生したものであり実践的である。これに対して「合気道」という武道がある。この合気道は攻撃ではなく、防御に徹した技である。つまり、護身術でもある。また、合気道は他人と優劣を競うことをしないため、試合や競技を行いません。

上記の総合格闘家の身体は筋骨隆々でとても強そうに見えます。一方、合気道の開祖、植芝盛平(うえしば もりへい、1883年〜1969年)は、身長156pながら大相撲力士を投げ飛ばすなど幾つもの武勇伝で知られ、また老境に至っても多くの神技を示し不世出の達人と謳われました。つまり、「柔よく剛を制す」と言ったところでしょうか。

アメリカのアクション俳優のスティーブン・セガールも17歳で来日して英語を教えながら、禅や合気会で合気道を学んでいる。

投資の世界では、我々個人投資家は、投資の世界から見れば小さく無力な存在でしかありません。大きな波がくれば、ひとたまりもなく飲み込まれてしまいます。

そのような小さな無力でしかない存在の個人投資家が、相場という荒波を乗り越えて生き抜くにはどのようにすればよいのだろうか。投資資金だって投資知識だって大手の機関投資家には劣っていることは明白の事実です。

我々は相場の世界の中で、身体的な面からみれば、上記の植芝盛平氏のようなものでしょう。その弟子、塩田剛氏も身長154cm、体重46kgと非常に小柄な体格であった。しかしながら、植芝盛平氏をはじめ塩田剛氏は武道家として世界中に知られており、各国で多くの合気道の道場を開いています。

武道家は身体的に強固でタフでなければいけない。これが一般的な認識であろう。しかし、植芝盛平氏や塩田剛氏は当時の日本人の平均的な体形ではなかったろうか。どこにでもいるおじいさんのようであった。

筋肉隆々の格闘家は投資の世界で言うならば機関投資家やファンドと言ったところでしょうか。一方、体の小さい、一見ひ弱そうな武道家は、我々個人投資家に当たるのだろうか。しかし、一見ひ弱そうな武道家が大相撲力士を投げ飛ばすところに何があるのだろうか。

それは「技」以外にはないだろう。技を磨くことによって、小さいからだの武道家が大男を投げ飛ばすことができるのです。

投資の世界には初心投資家から巨大な機関投資家が同じ土俵で戦います。不公平のように思われますが、これが投資の世界なのです。弱肉強食のような世界でもあるのですが・・・。

我々投資家には戦う相手は見えない。見えない巨大な敵に向かっていくためには、それらに優る武器や技や知恵が必要です。その中でも磨かれた技は、武器や知恵の集大成であり、あらゆる敵に対峙できます。

投資家の皆さんも、巨大な見えない敵と戦うには、やはり自分なりの技(ノウハウ)をしっかり身に着けることが必要です。技こそ力なりなのです。「発明や発見は一人の個人から生まれる」と言われています。個人を侮るなかれです。

個人投資家でも「技」があれば巨大な敵にも対等に戦うことができるはずです。よって、技を磨くことが勝利への近道と言えるのです。頑張りましょう。



   ≪ 過去・現在・未来 ≫
2017/12/01(Fri)

2017/11/18 のコメントです。

株式市場はここのところの上昇から少し小休止状態のようです。これは、これまでの急激過ぎる値上がりへの自然な反応とも考えられるが、ヘッジファンドが関わっているという説もある。

今回の上昇は9月初旬から押し目らしい押し目もなく上昇した。それ以前は小さな往来相場が続いており、利鞘が発生しない投資家泣かせの相場展開であった。往来相場での売買は、押し目買いの吹き値売りで対応できるが、一旦トレンドが発生すると押し目らしい押し目がないため、仕掛けのチャンスがない。

よく昔から言われる相場格言に「押し目待ちに押し目なし」とあるが、今回の上昇もこれに当たるのではないだろうか。ところが、やっと待ちに待った押し目がきたので仕掛けてみると、それからズルズルと下げてしまったなどという経験はなかったでしょうか。

要するに投資は相場しだいとなるが、その相場判定が一番難しい。相場判定については、当研究所のホームページにグラフ付きで「SPS研究所の短期相場観測指数(毎日更新)」が掲載されていますので参考にしていただければと思います。

結局、上記の相場解説や相場判定も過去の解説でしかないのですが、では、投資家は何を根拠にこれらの判定をしているのでしょうか。多くの投資家の判定根拠は過去の経験や体験からではないでしょうか。

システム売買でもない限り、今まで体験してきた売買の積み重ねからきた「ひらめき」や「勘」によるところが多いのではないだろうか。つまり、過去のデータからの判断ということになる。

テクニカル分析は過去のデータを分析して、現在の相場水準や今後の予測をするものである。また、ファンダメンタル分析も過去の業績から今後の展開を予測するものであり、テクニカル分析もファンダメンタル分析も大局的には過去の指標をベースに判定しているため同じようなものではないか。

また、「ひらめき」や「勘」も過去の成功や失敗を体験して、これらをベースに判定している。つまり、すべては過去の出来事を基にして考えるものであろう。もし、過去のデータが何もなかったら未来を予測しようとしても不可能ではないか。

歴史を学ぶことも、過去はこのようであったから現在はこのようになっている。また、未来はこのようにしなければいけないと考えるものであり、これが歴史を学ぶことの必要性だろう。

このように、学ぶということは過去から学ぶことであり、過去を学ばなくして未来は分からないといっても過言ではないだろう。学校の勉強もすべて過去を学んでいるということになる。

ここで考え頂きたい。現時点は将来から見ると過去になる。そこで『 今、目の前にある状況は、すべて自分が過去に選択(決断)した結果である。よって、現在の決断は将来の自分の姿となる。今、何かを決断しなければ将来は何も変わらない』とならないだろうか。

これらを突き詰めていくと「現在」は過去でもあり、未来でもあることになる。よって、人は将来をすばらしいものにするために努力するものであり、常に精進に努めなければならないということになる。

私も過去のデータを分析して、より良いシステム作りに精進しています



   ≪ 統制経済 ≫
2017/11/24(Fri)

2017/11/11 のコメントです。

一般に株価は市場金利と企業業績で決まると言われています。景気低迷期には、市場金利も低く抑えられため、高配当などの利回りの高い銘柄などが物色され金融相場を演出する。また、好景気時期には、好決算や予想業績の良い銘柄などが物色され業績相場となる。長期的な視点から見ると、このような展開で株価は循環するものです。

しかし、実際の株価変動は、すべてこのように理想的に、また理論的に変動しているわけではない。株式市場は、情報や材料といった投資家の先取り的な思惑や突発的な事件、事故なども織り込みながら変動するため、適正な株価水準を容易に判断できるわけでもなさそうです。

このように、実際の株価の水準や変動は、あらゆる要因を取り込み変動しています。基本的行動として、今は市場金利が低いから、利回りの高い株式投資をしよう。この企業は、技術開発力がすばらしいため将来性があるので長期投資しようなどと、その投資要因や内容から投資を決定するわけです。

投資先が決定されると、今度は市場において、実際に資金を投資するという行動に移ります。この行動が「需要」となるわけです。その「需要」に至るまでの根拠はさまざまですが、実際に資金で買いに入るため、これが実需となって、実際の株価にインパクトを与えるものです。

改めて説明する必要もありませんが、短期的な株価は実際の需給関係で変動しているわけです。業績が良いというだけで株価は上がりません。これらを裏付けとして多くの投資家が買い(実需)に入って株価を押し上げるわけです。また、暴落時のように、理論的解散価値(PBR)を大きく割り込んでしまうという現象も需給関係で引き起こされるものです。

また、以前のバブル崩壊時に政府は、株価をこれ以上下げさせないようにと公的資金を使って、日経平均が2万円を割れないように、PKO(プライス・キーピング・オペレーション)を行いました。しかし、その下値サポートラインも突破され、今度は2万円が上値抵抗線となってしまった。

これらを証明するかのように、2万円のしこりが取れたかのように、今回の日経平均は2万円を抜いて直線的に上昇してきています。先のことは分かりませんが、このような需給関係が株価変動に影響を及ぼすことになります。

市場変動は市場に任せるべきであって、安易なてこ入れなど考えるべきではないことが証明されたわけです。安易なてこ入れや規制は逆効果になる場合が多いものです。中国の株価を見てみるとよい。

中国の株価は2015年の最高値から急落し、3000ポイント強で2年近くも横ばいで推移しています。これは当局の指示により株価維持策がとられているためです。不動産についても然りです。不動産についても当局の指示により不動産価格維持策がとられています。

もはや中国の名物と言ってもよい「鬼城」(住む人のいないマンション街)は有名な話で、中国に数多くある地方都市に多く存在しています。それなのに・・・。

このようなことから、最近は特に中国崩壊論が巷にはびこっているようです。中国貿易指標である輸出入指数も下がっているのにGDPだけはプラスで推移している。どういうことなのか。一般に、経済評論家の間では中国の経済指標は捏造されたものであると言っている。まさしくその通りだろう。

しかし、バブル崩壊の様相もない。なぜだろうか。それは、そこに資本主義と共産主義の違いを見ることができる。かつて日本ではバブル崩壊後、失われた20年といわれ景気低迷が続いた。

しかし、日本のバブル絶頂期の経済指数と現在の中国の経済指標を比較しても、現在の中国の経済指標は恐ろしく悪い。しかしながら、明確なバブル崩壊とはなっていないようだ。なぜだろうか。

資本主義では経済は需要と供給で決まる。中国も経済は資本主義のようではあるが、基本は共産主義である。中国の実体経済から見ると、株価、不動産価格を需給関係からみればとうに崩壊してよいはずである。

それは中国は資本主義と異なる点、つまり共産主義の得意技である「統制経済」を発令しているからである。たしかに、当局から株価を3000ポイント以下にはするなと指令が出れば、空売りさせない、株主は持ち株を売ってはならないとなる。不動産価格でも同様である。もし、これらに違反した者は罰せられる。資本主義経済ではありえないことを共産党一党独裁での「統制経済」ではこれが可能となる。

では「統制経済」の末路はどのような結果になるのだろうか。上記の日本のバブル崩壊後の株価対策であった「統制経済」のような日経平均2万円維持策後の経過を見てみれば分かるだろう。これを中国では株価維持だけではなく、あらゆる国内経済に適用しているため、その末路は通常のバブル崩壊の比ではないだろう。

過去、世界は栄枯盛衰を繰り返しながら現在に至っている。歴史を振り返って、衰退あるいは滅亡した国には共通の課題がある。それは「自由」と「人権」のない国はいずれ衰退、滅亡となっている。また、革命などによって自由と人権を獲得した国は繁栄している。

我々の日本では自由と人権は保障されている。自由経済の代表である投資市場も自己責任において自由に活動できる。大いに活躍していただきたい。



   ≪ 大多数の意見 ≫
2017/11/18(Sat)

2017/11/04 のコメントです。

多くのテレビのニュースの最後に本日の相場指標を報道している。また、経済番組の解説では、今後の経済見通しから株価予測まで広範囲にわたり報道している。不安を感じている投資家の多くがこれらの記事を読み、自分なりの方向性を見出そうとしています。

しかし、メディア報道の多くは、大多数に迎合するような内容となっている場合が多いようです。経済学者などを招いて解説しているようですが、その報道もマニュアル化されていて、それらに沿った報道となっているが、その内容には責任を持たない。責任を持ってといっても無理な話ではあるが・・・。

その結果、これらの報道から得た情報は、多くの投資家の思惑とする市場の方向性をも洗脳することになる。メディアに洗脳された大多数の投資家は、結局、同じ行動をとることになる。相場の世界で「大多数」は損を意味する。

メディアは、その経済見通しや株価予測の結果に責任を持たない。しかし、内容の良し悪しは別として、その報道によって人々をある一定の方向に向かわせてしまうことになるのではないか。相場の世界では、これらの行動は「烏合の衆」と化してしまう。

投資経験のない人が大きな相場下落をみて「ここは底だ」と叫んだという。人間は変化に対して、本能的に何か感じるものがあるようです。しかし、その本能的な感覚は、大多数の人間が感じるものではないだろうか。

多くの投資家は「株は下げたところで買う、高くなったところで売る」ということが大多数の考え方でしょう。たしかに理論はそうだろう。しかし、その大多数の考えと行動が損を招いているのも事実です。

私は大多数の考えと異なり「上げてきたら買う、株は下げてきたら売り」という順張の売買に徹しています。順張りは少数派の考えと思うのですが、決して、順張りでなくてはならないという意味ではありません。

また、私は相場に対して「今後の相場展開を予測しない」「売買に主観を入れない」「売買は順張りで行う」「リスクヘッジを取り入れる(損切りを含む)」を念頭に売買のシステム化をはかり運用しています。

これらにより、どのような相場展開でも大きな損失を被らず、継続的な運用が可能となっています。投資では誰でも大きく儲けたいと願うものですが、その前に大きく損をしないことを先に考えるべきではないだろうか。

今回の衆議院選挙のように、民主主義国家では選挙を行い多くの得票を得た立候補者が当選する。そして、国会では法案に対して論議を交わし、最終的に多数決で決まる。

我々は、これらの結果を当然の結果として受け入れています。民主主義では多数決で決めますが、相場の世界は大きく異なります。相場の世界で大多数(多数決)は損をすることになりますので・・・。

聞いた話だが、以前に「投資クラブ」なるものがあったという。。その投資クラブは投資方法や投資先をクラブ員が相談し、合意のもとに投資されるという。その結果はいかなるものか分からないが、現在は存在しないということであるから結果が芳しくなかったのではないだろうか。

多くの投資家が集まり、合議制で決定するということは、上記の「大多数」に類似するのではないだろうか。あまりメンバーが多くなりすぎで「烏合の衆」と・・・、これは言い過ぎでした。失礼。

以上のように、多数決に慣れている我々ですが、相場の世界だけは大多数の意見に惑わされることなく、自分の投資信念を貫いて実践したいものです。



   ≪ 新たな視点 ≫
2017/11/10(Fri)

2017/10/28 のコメントです。

株式市場は2万円台の攻防を抜けて上昇トレンドとなりました。買い方には有利な展開です。買い方は収益が上がり満足しているのではないでしょうか。しかし、慢心は禁物です。「勝って兜の緒を締めよ」「追い風はいつか逆風となる」とありますので十分慎重に行動してください。

実力があれば追い風も逆風も何のそのですが、実力のない投資家は「たまたまの偶然」を自分の実力と錯覚する傾向があります。「慢心は山の頂き。慢心は下り坂の始まり。慢心は後になってから気づく。驕れる者久しからず」ですので十分注意か必要です。

今回の相場上昇も選挙がらみかもしれません。市場はある意味では先行指数でもあるわけですから、事前に今回の選挙結果を読んでいたのかもしれません。ジャーナリストや評論家は選挙結果についての分析をしてあれこれ言っているようですが、選挙結果がすべてです。選挙結果が現在の民意なのですから・・・。

投資市場は世の中のあらゆる事象を織り込み変動しています。また、人々の期待や願望もこめられて変動します。この期待や願望が市場が先行指数として現れてくるのです。いずれにしても、市場指数を見ていれば現在の経済状況や今後の見通しもある程度把握できるのではないでしょうか。

とは言うものの、我々投資家には現在の相場指数のさらに先を読んで投資活動をしなければなりません。これがまた難しいのです。従来の投資(長期投資)のように、名の通った有名ブランド銘柄に投資しておけば間違いないと言われる時代は過ぎ去ったのです。

その代表格である東京電力、東芝、シャープ。最近は日産や神戸製鋼所、スバルなどで問題が発生し、日本本来の技術力や企業モラルが低下しているように思えてなりません。

ある著名な投資家の投資判断は、まず代表者の企業理念や信念を投資の重要な判断基準にしているという。これは私も正しい投資判断であると思います。やはり企業のリーダーの舵取りいかんで企業の成績も左右される。

現在の大企業のリーダーの多くは「雇われ社長」である。うがった見方で申し訳ないが、雇われ社長には任期があり、その任期期間中は成果を上げようと思う反面、何ごとも不祥事は起こさないで済まそうという気持ちもあるだろう。オーナー社長とは異なった立ち位置ではないだろうか。

これは個人的な見解ですが、私には「企業の巨大化、雇われ社長」は、企業が「役所化」しているように思えてならない。また、大企業には外国人社長が散見される。グローバル化でやむを得ないところだろうが、なんとなく合理主義一辺倒のようにも見える。

日本独自の良さが失われつつあるような気がする。これも時代の流れなのかなあと思うところです。物事には必ず功罪がある。グローバル化もよいが、その負の部分にも目を当てて考える必要もあるのではないだろうか。

以上のように、現在は我々投資家が投資判断をする上で、従来の尺度では測れないような状況にあります。時代の変化は早いものです。これからの投資活動も新たな視点から判断する時代となってきます。



   ≪ 踊って損ばかり ≫
2017/11/04(Sat)

2017/10/21 のコメントです。

10月20日の日経平均株価は、歴代最多タイの14日続伸、56年ぶりに歴代最長記録達成。21年ぶりの高値だそうです。私としてはあまり実感のないところですが・・・。

株式投資に限らず投資と名の付くところ、目先の情報から世界情勢まですべてを織り込んで変動します。そこで、最近の情勢では、国内では衆議院選挙、国外では北朝鮮問題や中国共産党大会が開催された、などではないだろうか。

今回の衆議院選挙を見ていると「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」を思い出す。覚めた目で見ていると、世論がマスメディアに翻弄されているのがよくわかる。

また、中国共産党大会が開催されて、中国のネット上に「習肉まん」と書き込んだ男が逮捕されるという記事があった。笑ってはいけないだろうが、自由と人権のないところに繁栄はないことは確かだろう。

極論であろうが「世の中はいつも間違っている。世の中は、本来あるべき正しい姿から常に乖離しながら変化している。よって、現在の常識はいずれ非常識となる。常識は先入観」。いずれにしても、万事は時間の経過とともに、すべて正しい道理に帰するものである。

日経平均株価が14日続伸と言っても、日経平均最高値からまだ半値程度です。長期投資家にとって最近の上昇は嬉しいところでしょうが、短期売買投資家にとってはあまり影響はないようです。ただ、相場上昇により個人投資家が新規参入し、相場全体のボリュームが大きくなれば結構なことです。

また、最近のFX関連のニュースからですが、日本人投資家の過熱からレバレッジを下げるべきという話題があります。現在のレバレッジは25倍程度ですが、これを10倍程度に引き下げるという案が出ています。これもFXの現状を見てのことだろう。

そもそも、世界のFX取引に占める日本の比率は40%と言われていましたが、最近の調べでは57%までさらに伸びているもようです。つまり、世界のFX取引の半分以上が日本人投資家なのです。

では、FX取引の現状、実態を見てみましょう。統計によるとFXの市場に1年間参加してプラス収支を実現できている人は、市場参加者の3〜4割程度である。5割を超えることはないという。

そして、5年連続で利益が損失を上回るという運用成績を獲得できている人は1%くらいである。ほとんどの場合は5年間もFX取引を行っていればマイナス収支となってしまうという。

FX取引の勝ち組とは、毎年プラス収支をたたき出せるような上級者の人々のことを指します。しかも、その勝ち組も100人に1人というわけです。一時は家庭の主婦まで巻き込んたFX取引ブームがあり、インタネット経由で気軽に投資できるようになったとはいえ、それが誰でも儲けられることになったわけではない。

このようなことから、FX取引のレバレッジ引き下げは当然なのかなあと思ったりします。では、どうしてFX取引の日本の比率が高いのでしょうか。私はその筋の専門家ではありませんのでよく分かりませんが、私なりに考えてみました。

振り返って、一時期FXブームが巻き起こりました。このFXブームも結果的にマスメディアの仕業です。マスメディアの意図する、意図しないにかかわらず無責任に「FXカリスマトレーダー、FXで億万長者」なととあおり立てFXブームを巻き起こしたのです。「ブームはバブル」であるというのに・・・。

上記の選挙のように、またFXブームのようにマスメディアに扇動され、自分の意図しないままに振り回されるのはもうやめましょう。自分の意図しないところでの失敗は「恨み」だけしか残りません。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆は踊りに踊って損ばかり」



   ≪ オールラウンド・システムトレード ≫
2017/10/27(Fri)

2017/10/13 のコメントです。

衆議院選挙が繰り広げられている。選挙演説を聴いていると非難合戦のようにも聞こえる。私は「もっともやさしく、もっとも愚かしいこと。それは人を非難することである」と考えている。政治は政策を示し、それをいかに実行するかを訴えなければいけない。それなのに・・・。

野党が分裂しているようであるが、客観的視点から見れば、それは国民に受け入れられていないからである。当然の結果ではないだろうか。私は「万事は、すべて正しい道理に帰するものである」と考えています。「負けの原因の多くは自滅である」とも考えています。政治に関心のない私でも、つい口を挟んでしまいたくなるほど憂いている状態です。

政治はともかく、私は毎日デイトレードシステムのシミュレーションを行っています。データを見ると一日の値幅が日経平均で見ると100円以上変動すれば何とかものになりそうな気がする。

ただ、今日の変動が100円以上であるかは予想は付かない。結果的に100円以上の変動であればということである。たしかに、どのような市場であっても値動きが小さければ、あまりキャピタルゲインが発生せず収益も上げられないという当然の結果です。

私も長年投資場にかかわり、多くの分析を行ってきました。投資手法は数多くあるけれど、自分に合った手法は現在採用している手法あたりかなあと感じでいます。もちろん、これからも研究は続けますが、ある程度絞られてきた感があります。

すでにご存知のように、私の手法は「完全システム売買」にあります。巷には完全システム売買用のソフトも数多くあります。しかも発注も証券会社への自動売買です。これは便利だと飛びついた友人が早速システムを導入し売買を開始しました。

順調な滑り出しでした。ある時、急用ができて地方に出かけ、二日後に帰ってワクワクしてパソコンを覗くと「残高はゼロ」。なぜだと思い売買履歴を見ると確かに売買をして残高がゼロになっていた。

頭に来た友人は、ソフト会社に「なぜだ、どうしたんだ。話が違うだろー」とクレームをつけた。そのソフト会社の担当者いわく「相場が大きく変動したときはパラメータを変えるんですよ」と。友人「そんなの聞いてねえよ・・・」。

ここの「相場が大きく変動したとき」とはどのような状況を言うのでしょうか。何を根拠に判断するのでしょうか。明確な判断基準がなければ、投資家の裁量で行うのだろうか。

相場状況によりパラメータを変えなければいけないということは、裁量的トレードと同じではないだろうか。

また、あるシステム売買のソフト会社はトレードシステムを何種類か用意をして、相場に合わせて使い分けするんですと話していた。これも上記と同様で、どのような状況になったらソフトを切り替えて使い分けするのだろうか。明確な基準があるのだろうか。

完全システム売買の怖いところは、相場急変時には思いもよらない展開となる場合があり、残高ゼロもありえることです。いずれにしても注意が必要です。

私の目指すシステム売買は「オールラウンド・システムトレード」です。どのような相場環境においてもパラメータなど変更せず売買が続けられるシステムです。

もし、相場変動によりパラメータを変更する場合は、分析期間の変更が効率的と思われます。相場変動、つまりボラティリティと分析期間にはある程度の相関があり、変動が小さい相場では分析期間を長めにとり、変動が大きい相場では分析期間を短めにとるなどの工夫をします。

ボラティリティと分析期間の関係を数式で表し、それらを利用してパラメータを変えるなり、売買システムを変えるなりすれば効率的な運用ができると思います。

私の「オールラウンド・システムトレード」は分析する指標はひとつしかありません。そのためパラメータなどは存在せず、相場展開によりパラメータを変えることなどできません。その方が私にとっては、あれこれ悩まず売買ができるので好都合なのです。

実際問題として、自分が作ったシステムでも不安はあります。シミュレーションでは良い結果がでているが、これをそのまま信じてよいものか。すこし損が続くと、どこか間違っているのではないか。常に不安は付きまといます。

以上のように、投資の世界は不安や悩み、苦痛の連続です。しかし、これが相場なのです。これが投資の世界なのです。投資家はこれらを受け入れて続けていかなければならないのです。投資家は、その覚悟を持ってチャレンジするのです。



   ≪ 大きな壁 ≫
2017/10/21(Sat)

2017/10/08 のコメントです。

衆議院が解散し選挙戦の幕が開いた。新党の旗揚げやかつての政権政党の漂流など政局はめまぐるしく展開している。政治にあまり関心を持たない私でも、野党のドタバタ劇にはあきれる。国会議員の資質の低下には閉口する。

政治家は国民の生命財産を守り、崇高なビジョンを持って国民をより良い方向に導くのが仕事ではないだろうか。それなのに・・・。実に情けない。

さて、私の方は相変わらずシステム開発にまい進しています。今までシステム開発では常に壁にぶち当たり右往左往してきました。今回こそはと思いきや、やはり大きな壁が覆いかぶさってきました。

デイトレードのシステムは一応でき上がって、シミュレーションを続けていますが、ここでやはり問題が発生しました。問題は売買手数料です。先物の売買手数料は株式取引に比べ相当安くなっていますが、デイトレードで回転売買を重ねると、その手数料もバカにできません。私が株式取引から先物取引に転じたのは、この手数料の問題が大きく影響しています。

分かりやすいように解説しますと、たとえばミニTOPIX先物を一枚売買したとします。この場合、証拠金は5万円程度(状況により変化します)です。そして手数料は往復一枚で86円程度(証券会社により異なります)です。この手数料は非常に安い感じがします。

しかし、デイトレードで回転売買を行うとかなり収益に影響してきます。たとえば、一日30回売買したとします。すると手数料合計は2580円=(86×30)となります。もし、ミニTOPIX先物を一枚で売買して、1ポイント変動したとすると損益は1000円です。

一日30回売買したとして、手数料を稼ぐには2.58ポイント必要です。通常、穏やかな相場でミニTOPIX先物の上下の変動幅は10ポイント前後、またはそれ以下の場合もあります。このような状況の中、手数料が抜けて利益を上げるのはなかなか難しいのではないだろうか。

そこで、売買回数ほ減らせばペイできるのではないかと考えます。私のシステムでは、順張りのため売買回数を減らすと売買ポイントが高く(低く)なってしまい、あまり良い結果が得られていません。

ならば逆張りでは?、となりますが逆張りでのシステム売買は、私が望むところの連続売買はできないことになってしまいます。その他にもいくつか問題はありますが、もし、良いアイデアがあったら教えていただきたいものです。一日何回売買しても売買手数料は一定といった証券会社もあるとかないとか聞きましたが・・・。

ただ、このシステムが私のオリジナルなシステムだから、このような問題が発生するのかも知れません。実際に儲かっているデイトレーダーはどのようなシステムなのでしょうか。それとも裁量でのトレードでしょうか。

デイトレードのシステム開発の目的は、前回説明しましたように本来の売買(方張り)のヘッジのためのデイトレードであって、単独でデイトレードを行うものではありません。本来の売買が買いの場合はデイトレードの売りのみでヘッジするわけです。

であるならば、デイトレードの売り専用、買い専用のシステムを別々に作ればよいのでは考えますが、まずこのようなシステムは組めません。作ってみればわかりますが、売り、または買い専用のシステムは、システム化する上で「最適化」というワナに陥りやすくなります。

買いにしても、売りにしても連続売買ではドテン売買意外にはないと思っています。今回作成したデイトレードシステムはほとんどプラスで完結するものの利幅が少なく売買手数料を差し引くと、現段階ではヘッジの機能を果たさないようです。

いずれにしても、私の前にこのような問題で大きな壁が立ちふさがって私を悩ませています。もし売買手数料がなければなどと思ったりしています。壁は毎度のことで、少し頭を冷やしリフレッシュしてからまたチャレンジしましょう。



   ≪ 投資の確信 ≫
2017/10/13(Fri)

2017/09/29 のコメントです。

私の投資に対して費やす時間の大半はシステム開発です。売買はシステム売買であるためわずかな時間です。そのシステム開発のほとんどは試行錯誤の連続です。現在は先物のデイトレードシステムの開発です。

その基本的原型はある程度でき上がったものの、そこからは模擬売買の検証を行わなければなりません。その作業はバグの検証などを含めて途方もない時間がかかります。毎日そのような日々を送っています。

何かを研究する場合、一般に文献を読んだり先生(師匠)などについて学びます。私も初心者のころは投資指南書を片っ端から読んだり、あまり多くはありませんでしたが、株式講習会などで勉強したこともあります。

しかし、今振り返ってみると、それがどれだけ役に立ったかは、はなはだ疑問でもあります。現在では読む本もなく、尊敬できる師匠もなく孤軍奮闘のような状態です。道しるべがまったくない状況です。ただあるのは、今まで自分で研究してきたデータと経験ぐらいなものです。

そのような中で、投資で確信できるものは自分に何があるのだろうかと考えたことがあります。投資の世界は絶対のない世界であるため、これは確信できるというものはないような気もします。今まで長く相場の世界に身をおいて得られたものは何もないのかと不安にもなります。結局答えはなかったのかと・・・。

しかし、絶対ではないもののデータ解析から、この方法が確率が高いのではないかというニュアンスを得ているものはいくつかあります。

これらをシステム売買の視点から考えて見ます。ご存知のようにシステム売買は、システムから出されたシグナルを機械的に発注し売買するものです。そのため売買に要する時間はほんのわずかです。

システム売買は機械的売買であっても、そのシステムを開発したのは人間であり、開発者のノウハウの通りに売買シグナルを発するように組まれています。つまり、システム売買であっても実際は投資家の考え通りにで売買しているのと同じです。

ただ異なるのは、そこに感情移入しないことです。しかしながら、システムが発したシグナルを投資家があれこれ考えているようでは、システム化した意味はまった
くないわけです。システム売買は投資家の感情を排するためのシステム売買であることを忘れてはいけない。

システム売買開発の中で私なりに確信に近いものもあります。それは勝率についてです。「勝率は限りなく50%に近づく」ということです。売買期間が短ければ勝率が80%、90%となる場合もあるでしょう。

しかし、「投資とは破綻しない限り永続的に続けるものである」という前提に立てば、やはり勝率は限りなく50%に近づくことになります。これを逆に考えれば、勝率80%、90%とうたっているシステムは問題ありといえるのではないだろうか。投資における勝率はそんなに高くはならないものです。

また、システム売買を構築する際には、その売買は順張りでなくてはならないということです。もし、逆張りでシステム売買を行うとすれば、カイリ率で売買するように、ある程度のところで機械的にロスカットをしなければなりません。

それはそれでよいのですが、私の考えるシステム売買は「ドテンによる連続売買」であるため、逆張りで機械的にロスカットしたとしても、そこからドテンするにはその売買が理にかなわず連続売買ができなくなるはずです。

そのほかは、やはり損少利大でしょう。勝率が50%前後という前提に立てば、そこから利益を上げるには損少利大の手法以外にはないのです。いかに損少利大にする売買を行うかにかかっているのです。

現在、私が言えることはこの程度ですが、ある人は「それだけ長い間投資を実践していてのその程度なの」と嘲笑されるかもしれません。しかし、理屈は知っていても実戦で実行できないところが問題なのです。

投資とは、売りと買いしかないシンプルなものです。そのためそんなに難しく考える必要はないのです。誰でも知っている投資の基本をしっかり実行するだけです。もしそれができれば、これからも長い間市場に留まることができるでしょう。



   ≪ 保険 ≫
2017/10/06(Fri)

2017/09/23 のコメントです。

我が家に雷が落ちたようだ。電気のブレーカーは切っていたが、いくつかの電気製品が壊れてしまった。以前はパソコンのルーターが雷でやられてしまったことがある。プリント基板などの精密製品は雷には弱いらしい。

このような雷を応用した兵器に電磁パルス兵器がある。電磁パルスとは高高度核爆発や雷などによって発生するパルス状の電磁気のことである。電磁パルス兵器は人体には影響を及ぼさず、強烈な磁場を発生させ、地上にある電子機器の機能を瞬時に破壊します。

電磁パルス兵器は一瞬で全てのインフラを麻痺させることができ、今や核と並び最も恐ろしい兵器になるのではないかとも言われています。電子制御である鉄道、航空、船舶などは軒並みストップする。東日本大震災の時の首都圏のように、交通機関のダウンで大量の帰宅難民が発生する。

この攻撃が厄介なのは、復旧までに多大な時間を要することです。きわめて広範囲に被害が及ぶため復旧要員や修理装備・備品が圧倒的に不足し、被害の長期化は避けられないことにある。

そのような中、我々にできることは、雷が発生したらひとまず電気のブレーカーを切っておくぐらいでしょうか。ちなみにインターネットの光ケーブル回線は銅線ではないので雷は落ちないそうです。しかし、雷が電線や電話回線(ADSL使用時)に落ちるとパソコンの電源にも伝わり壊れてしまうので注意が必要です。

私の友人に雷が落ちて電気製品が壊れてしまった話をすると、それは保険でおりるという。早速、火災保険の適用条件を見てみると適用に合致した。そのため保険会社に連絡して手続きをとった。OKらしい。

保険は、ふだんは無駄な支払いだなあと思いつつも万が一のときに活用できる。まあ、保険とはそのようなものなのですが・・・。万が一のときのために保険をかける。つまり、リスクに対するヘッジと同じではないだろうか。

翻って、投資の世界はリスクだらけの世界です。一般社会ではリスクに対しては保険をかけます。しかし、投資の世界では多大なリスクが発生するも保険をかけている投資家は少ない。

では、投資に対する保険とは?。たとえば、ある銘柄を3000株買ったとします。それに対して別の銘柄を1000株同時に空売りする。これも立派な保険ではないだろうか。両建て売買やつなぎ売買もリスクヘッジを絡めた保険付き売買と言えます。

そう言う私も先物の片張りでの売買です。ではリスク管理は?と聞かれますが、私のリスク管理は損切りです。投資の最大のリスク管理は損切りにあります。

損切りは損失を限定するための最大の防衛対策です。そこで私は考えました。損失限定の防衛的対策に対して、もっと攻撃的で積極的な対策はないものかと。そこで従来の先物の片張りに対して平行してデイトレードでヘッジしてはどうかと・・・。

たとえば片張りの先物を持続しつつ、先物が買いであった場合、平行してデイトレードは空売りだけにする。先物が売りであった場合は、デイトレードは買いだけにする。このように反対売買をすることによってヘッジ機能が働き、より安全な投資ができるのではないかと考えました。

そこで、一分足のデイトレードシステムを作りました。ロジックは従来の先物売買の考え方とまったく同じです。ただスパンが異なるだけです。もし、従来の先物売買システムが機能するのであれば、一分足のデイトレードシステムも機能するのではないかと考えています。その結果については、機会がありましたら報告したいと思います。

世の中、何があるか分かりません。そのためにも保険(ヘッジ)の考え方を取り入れて、継続した運用が可能となるシステム構築が望まれるところです。



   ≪ リラックス(平常心) ≫
2017/09/29(Fri)

2017/09/16 のコメントです。

東京市場は北朝鮮のミサイル発射を受けて振り回されているようです。持ち株が上がったので翌日高いところで決済しようと思っていたら、突然、早朝に空襲警報(Jアラート)が鳴り響き飛び起きた。そこで、これはいけないと思って、寄り付き前に成り行きで決済注文を出しておいたが、寄付き値の安いこと安いこと。その後しっかり戻っていた。大迷惑である。

株式市場は経済をはじめ、あらゆる現象を織り込みながら変動しているため、やむを得ないことです。投資は先読みであるとの考えではあるが、世界中の現象をすべて先取りして分析するのは不可能である。

企業業績などは分析して予測、判断することは可能であろうが、突発的な事件や事故を予測することはできない。しかし、投資の世界では、このような突発的なアクシデントにも対処しなければならない。

では、このような突発的なアクシデントに対処するにはいかにするべきか・・・。それは当欄で何度も述べていますので今更ここで解説する必要もないと思います。あとは決断あるのみでしょう。

私の語録に『一切は心より転ず。心がすべてを創造する。万事、心が決断してから始まる』とある。つまり、決断は投資家自身の心において決断し、そしてマウスをクリックして仕掛けなり、決済という行動をするのであろう。

最初には心が決断し、そして実行をするという一連の流れができる。しかし、心が揺れていれば決断もできないし、たとえ決断したとしても、それは正しい決断とはならないであろう。しかし、投資において投資家がゆるぎない平常心を保つのは非常に難しいものです。

さて、最近の当欄は精神論が多くなっているようで、私自身も気にはしています。そこで、もっと技術的な解説をしたいと思っているのですが、いくら技術が向上して売り買いの判断が容易になったとしても、自動売買でもない限り、投資の最終的決断は投資家自身が行うものです。その実行時に「システムは買いとなっているが、自分の体験からは売りではないか」などと迷うこともあります。

そこに迷いが生じ決断を下せないことも多いのではないだろうか。迷いは投資家について回るものである。迷っていること自体、気持ちは平常心ではないことになる。平常心でなければ正しい判断は下せないというパラドックスに陥ってしまう。

これらの問題点を解決する方法はないものだろうか。結論的には正しい解決法などないと思われます。そこで、この問題を私なりに考えてみた。その原因は「情報過多」にあるような気がする。

情報過多になると迷いが生ずる。情報が多いと選択肢が広がり、どれにすべきか悩む。特に投資では投資家が独りで考え判断するため、選択肢が多いと決断に迷うことが多くなる。

またまた恐縮ですが、私の語録に『独りで考え悩むほど、正しい解決方法から遠ざかり、そして曲がる。考えすぎると、人間は臆病になる』とある。これは私の投資体験から感じたものであり、今でも変わっていない。

つまり、独りで考えすぎると、その答えは正しく答えとならないと言う意味です。追い込まれた状況で答えを出してもそれは間違った答えである。投資活動では追い込まれた状態で結論を出さなければならないことが頻繁にある。よって結果的に負けが続くことになる。

これらの状況を逆説的に言えば、正しい答えはリラックス(平常心)した状態からしか生まれないとなります。では投資でリラックスした状態とはどのような状態なのだろうか。それは儲かっているときです。つまり、儲かっているときは不思議とどんどん儲かります。皆さんもこのような体験はあると思います。

このようなことから、投資の情報は必要最低限にして、相場に入れ込まず客観的にリラックスした状況から相場を見るという姿勢が望ましいのではないでしょうか。



   ふしぎな国、それは・・・
2017/09/22(Fri)

我々は資本主義の社会にいます。資本という意味は、金融資本=お金や株式など。物的資本=土地や設備など。ヒューマンキャピタル=人的資本などがありますが、一般に資本は「お金」を意味するところが多く、お金というものは、お金のないところには集まらず、不思議とお金のあるところに集まる性質があります。理不尽なようですが、これが現実です。

よって、富める者はますます豊かになり、貧する者はますます貧しくなるという現象が起こります。以前の日本は一億総中流といわれていた時代がありましたが、現在は、つまるところ、やはり結果的にはお金が一極集中し、ひいては「富と貧」という「二極化」現象となっているのではないでしょうか。

ロバート・ライシュの著書『暴走する資本主義』にあるように、かくあるべき本来の姿から大きく乖離したものは、いずれ是正されるものです。『欲望むき出しで野放しの資本主義は、自らを食い尽くす運命にある』と。私の語録にも『自由とは素晴らしい。しかし、規律と責任のない自由は暴走し、崩壊を辿る』とあります。

この「二極化」は資本主義の末路であると言わざるを得ません。アメリカでも1%の大金持ちとそうでない人々との格差が広がっているという報道があります。そのためデモも起きているようです。「二極化」がさらに進むと必ず暴動が起こります。これは歴史が証明しています。

では、社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動の社会主義はいかがなものだろうか。資本主義の矛盾を批判し、これを克服して、新たな社会を建設しようとする思想や運動は人間社会を幸せにできるのだろうか。

これもまた、以前のソ連、現在の中国などを見ればよく分かります。であるならば、どのような世界観や主義主張が我々に幸せをもたらすのだろうか。今のところ私にも答えが見つからない。

ただ、私の考えるところの幸福感は、これらの資本主義や共産主義などの主義主張ではなく、別なところにあるのではないかと考えています。たとえば、高度な倫理観や規律の遵守、節度や高い道徳感、精神性、勤勉さ、社会への還元などが個人個人にあればどのような体制であっても人々は幸福になれるのではないだろうか。つまり、要は民度、素養の高さにあるのです。

世界中を見渡してこのような国があるのだろうか。もしあるとすれば、それは我々の国、日本であろう。世界中で、日本は世界で一番の長寿国であり、また最も豊かで、そして、とても安全な国である。はたしてそのような国が世界中を見渡してどこにあるのだろうか。最近は豊かであってもテロが横行し、安心していられない。

悲しいかな、日本人はそれを理解していないところがある。なぜだろうか。私が考えるに、それはさかのぼって第二次大戦後の自虐的歴史観にあるのではないかと考えます。日本人はもう少し自信を持つべきです。日本にはそれだけの歴史的背景がある国なのです。

最近、日本に海外からの観光客が大勢押し寄せていてます。日本再発見です。観光客からは伝統文化と近代文化が重なりあう「ふしぎな国」として、とても魅力のある国として見られているようです。

我々はとても魅力ある国に住んでいるのです。なぜ魅力的なのだろうか。それは、日本は世界で一番長い歴史を持つ国だからです。現在は西暦2017年ですが、日本には「皇紀」という暦があるのです。

「皇紀」とは、日本書紀の紀年に基づき、神武天皇即位の年を元年と定めた暦です。現在の西暦2017年を皇紀で表すと「皇紀2677年」となります。日本はそれだけ長い歴史を持つ国なのです。皇紀元年には、今のイギリスもフランスもドイツも、もちろんアメリカという国もなかったのです。

単一民族で世界一長い歴史を持つ日本では、人々が幸せに暮らすためにはどうすれば良いか、長い時間をかけて修練してきました。そして、現在の日本があります。災害国である日本では、先の震災でその対応に世界から賞賛されました。日本人は非常に民度の高い素養のある人種であることが証明されたわけです。

よって、前述しましたように、高度な倫理観や規律の遵守、節度や高い道徳感、精神性がある日本人が、これからの世界を自信を持ってリードしていくべきであると考えますが、いかがでしょうか。



   ≪ 歓喜と絶望 ≫
2017/09/15(Fri)

2017/09/02 のコメントです。

相場の世界は歓喜と絶望の世界と言われています。投資家の皆さんも大なり小なり味わったのではないでしょうか。これは相場の世界だけではなく、一般社会にも通用することです。

大学受験に合格した、会社の採用通知がきた、結婚が決まった、子供が生まれたなど皆が歓喜します。生活している上で歓喜する場面は少ないものの少ないからこそ、その喜びはひとしおです。

反面、絶望や苦悩はいくらでもあります。投資体験者には理解いただけると思いますが、歓喜より絶望の方が多いことに・・・。

大学に入学したものの留年してしまった。会社で肩たたきにあった。結婚が破綻した。子供がグレでしまったなど歓喜と絶望は表裏一体の関係にもあるのです。それが人生というものかもしれません。

歓喜とは努力した結果として得られるものです。努力しても何も得られないこともありますが、努力しなければ何も得られません。そのためにも努力するものであり、また教養を身につけ、常に精進に努めることです。

投資活動でも然り。投資でたまたま偶然にトレンドに乗った場合など、努力なしで儲かることがあります。努力なしの歓喜は脆く、そのしっぺ返しはさらに大きなものとなります。

努力なしの利益は、その利益以上の損失を招く恐れがあります。なぜなら、努力なしの利益は投資家の気持ちをバブルにするからです。偶然にトレンドに乗ったことはブームであり、それはバブルであるからです。私の格言「ブームはバブル。信念なき者は付和雷同する。」は、ここからきているのです。

さて、歓喜については努力の結果であり、努力なしの歓喜はバブルであることが分かった。では相反する絶望はいかがだろうか。

絶望は努力してもやってくる。大学受験に一生懸命頑張ったが落ちてしまった。就職試験に落ちてしまったも同様ではないだろうか。このような状況になると大いに落ち込み、お先真っ暗の絶望感が漂う。

相場の世界では常に絶望感が蔓延している。当然ながら私もイヤというほど味わっている。ではこの絶望感はどのように克服すべきであろうか。この絶望感を克服しなければ次のステップには進めない。精神に障害を及ぼす可能性だってある。

ある友人は長期出張が多く、家にいる時間が少ない。さぞかし奥さんは不満であるだろうし家庭もギクシャクしているのではと想像した。しかし、実際のところ家庭円満である。その秘訣はなんだろうか。

彼の話によると、たとえば、次の休日(3ヶ月先)には必ず一緒に旅行に行こうと約束する。そして、その休日には何があっても必ず旅行に一緒に行くことにしているという。その理由を考えてみた。

奥さんは、ご主人のいない生活が長く寂しい思いをしているのは事実であろう。しかし、次の休日には必ず一緒に旅行に行けるという楽しみがある。好きな旅行を想像するだけでもワクワクする。現在は寂しいものの先には楽しみがあるため寂しさを紛らわせることができるのではないだろうか。

ここに絶望や苦悩の克服するヒントがあるような気がする。先に楽しみや希望があれば現在の辛さも克服できるのではないか。先に楽しみや希望がなければ絶望の一途を辿ることになる。

投資の世界でも辛い思いは多い。そこで、今度こそはと希望を抱いてチャレンジする。希望を抱いているから、今の苦しい思いを振り切って再度チャレンジする。今までの損を取り戻そうと再び市場に参入する。しかし、その思いは裏切られることになる。なぜだろうか。

そこに「努力」があっただろうか。努力なしに得るものはないことを肝に銘じてほしい。今までの失敗を克服するだけの努力をしただろうか。ただ損を取り戻したいという感情だけではないだろうか、冷静になって自分自身に問いかけていただきたい。

絶望の克服には、先に希望や夢を持つことであり、そして、そのために努力、精進に努めることにあるのではないでしょうか。



   ≪ 投資指針 ≫
2017/09/08(Fri)

2017/08/27 のコメントです。

株式投資とは「今後成長が期待できる企業に投資して、その見返りとして配当を受け取る」。この「配当の収益」が株式投資の原点であり、正しい姿であろう。

その投資の派生として、キャピタルゲインによる収益がある。我々投資家は、主にこのキャピタルゲインによる収益を求め投資活動を行っています。しかし、このキャピタルゲインによる収益は、株式投資の本道から外れるものではないでしょうか。

キャピタルゲインによる収益を求めることは、本来の投資の姿ではないわけであるから、そこに当然ながらリスクというものが発生することになります。そこで、我々投資家は、これらのリスクを承知で株式投資を行っているわけです。

配当による利回りはわずかなものです。しかし、投資の原点はここにあるのです。これらの原点である配当利回りを超えた収益を望むとき、そこにはリスクが発生し、望むリターンが大きければ大きいほど、そのリスクも大きくなるということです。

投資の世界では、当然ながらできるだけ大きなリターンを求め奔走するものです。しかし、望むリターンが大きすぎると、しだいに暴走し破綻を招くものとなります。

投資家は夢と期待を持って市場参入してきます。投資金を2倍にも3倍にもしようと・・・。しかし、投資で安定した収益を上げようとした場合、その収益は投資家が考えるような大きな収益にはならないことを理解していただきたい。

投資で暴走しないためには、裏づけされた理論やスキル、指針が必要となってきます。自分の信じられる何らかの指標なり技法なりをよりどころにすることによって、外部の情報や材料などの雑音を気にすることなく売買ができるのではないだろうか。

しかし、一つや二つの指標を信じて利用し続けるということは、なかなか大変なことです。利用途中では曲がってしまうこともあるでしょうし、このまま続けて行っても良いのだろうかと疑問に持つこともあると思います。

もし、投資の指針を何も持たず売買することと、何らかの指針のもとに売買することを比較した場合、実際の売買ではどのような状況となるでしょうか。

何の理論やスキルを持たずに売買すると、市場が急変しようものなら投資家は今後の展開に気を揉んで神経をすり減らすことになります。そして、結果として、確定的な結論や体験も積み上げられないことになります。

何らかの理論やスキル、指針のもとに売買すれば、外部の状況に振り回されることなく、指針に沿った客観的な売買が可能となり、精神的なプレッシャーも軽減されるものと思います。

これらのケースを売買収益から見た場合はどのようになるでしょう。「指針のもとに売買」をしたからと言って常に利益を確保できるわけではないでしょう。負けが続くこともあるでしょう。最終的にはマイナスとなってしまうかもしれません。

しかし、少なくとも「何の指針を持たずに売買する」より「何らかの指針のもとに売買」する方が、たとえ収支がマイナスとなっても、その差は雲泥の差となるはずです。「何も持たず売買する」では、破綻する可能性が大です。一方、「何らかの指針のもとに売買する」では、たとえマイナスとなっても生き残れるはずです。

投資家は常に不安の中で売買しています。何の指針も持たずでは相場に流されてしまいます。何らかのよりどころになる自分に合った投資指針を見つけ、それを信じて売買を続けることです。それ以外の方法はないような気もしますが、いかがでしょうか。



   ≪ 五感 ≫
2017/09/02(Sat)

2017/08/19 のコメントです。

人間には五感というものがある。つまり、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つの感覚である。人間には勘の鋭い人がいる。そうでない人も居る。普通とは少し違う感覚の持ち主も居るだろう。

思考、感情、感覚、そして直感もいずれにしろ、この五感が元になっている。投資の世界にも相場感覚が鋭い人もいるし、売買に長けている人もいる。これらがそれぞれ個性として現れ人間を形成している。

ある著名な画家に入門した弟子が師匠に「絵が上手になるにはどうしたらよいでしょうか」と尋ねた。すると、師匠いわく「よい絵をたくさん見ることだよ」と言ったそうだ。これは視覚から多くの情報を入れて自分なりの感性を磨くことになるのだろう。

音楽なども同様であろう。多くの音楽を聴いて、自分の感性に合ったジャンルに進むことによって感性が研ぎ澄まされることになる。このようにすべて五感から入った情報を処理して、自分をより良い方向に方向付けするのです。

経験や体験もすべて五感を通して積み重ねていくものである。我々の投資の世界も同様であろう。五感を通して勉強し、チャートを眺めながら体験を積んでいく。思考や感情、感覚、直感は、このような体験を元に構築されていくものであり、その基本的ベースには五感がある。

直感とは、今まで積み重ねてきた体験や経験の中から瞬時に最適な手段を組み合わせて、ひらめきという形で表現されるものである。心理学的に、この直感は人間が生きていくための最善の選択であるとも言われています。体験や経験が多い人ほど、その直感は研ぎ澄まされるとも言われています。

私なりに直感(ひらめき)のメカニズムを考えてみました。これをジグソーパズルに例えてみました。ひとつひとつのピースは、ばらばらとなった体験や経験とします。これらのピースが多ければ多いほど組み合わせは大変になります。

ピースが少なければ簡単に組み合わせることができますが、その出来栄えはシンプルなものとなるでしょう。しかし、多くのピースでの組み合わせでは大変な作業となりますが、完成すれば見事な絵となるでしょう。

このように、人によって経験の多い少ないはありますが、ピースが組み合わさって完成したときが直感がひらめいた時と言えるのではないだろうか。

これを相場に当てはめてみましょう。投資家はそれぞれ相場展開を見て何らかの感覚を覚えるでしょう。ある人は「上昇しそうだ」、またある人は「横ばいから下降に向かうんじゃないか」など、人それぞにに見方は異なってきます。

現在の変動パターンと同様なときに儲かった人と損をした人では、自ずとその捉え方は異なってくるものです。これは、それぞれの投資家の体験から判断されるものです。もちろん、万年強気、万年弱気の投資家もいるでしょうが、その判断はすべては投資家の過去の体験からくるものです。

何事も一朝一夕では成し得ません。多くの体験を積んで感性を磨き、目的達成のため努力することです。



   ≪ 持ち株の放置 ≫
2017/08/25(Fri)

2017/08/12 のコメントです。

北朝鮮はグアムの米軍基地にも届くミサイルを発射する用意があると発表をした。ミサイルは日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過すると具体的な飛行ルートまで予告してきた。これらによって世界中の株価が下げた。為替も109円台となった。迷惑な話だ。

日経平均先物も夜間取引で急落した。日本ではお盆の時期でもあり、また休日が続くため、不測の事態を考えてひとまずここは売っておこうと考えた結果なのだろうか。投資市場はあらゆる状況を取り入れて変動するものである。

株式市場は、ここのところ値幅の小さい往来相場となっていたが、上記のような理由により急落となった。値幅の小さい往来相場では収益を上げられず頭を痛めていた投資家も相場急変でチャンス到来と意気込んでいるのではないでしょうか。

ただし、これは順張り投資家に言えることであって、買い方のみの投資家にはその対策に苦慮しているのではないでしょうか。売買手法は順張りでも逆張りでもよいのですが、相場展開によって有利、不利があることも理解しておきましょう。

私の友人も先物取引をしている。売買では、ある程度の目安のところでナンピンを入れるという。もちろん損切りもするのだろうが、先物取引にはナンピンは馴染まないような気もするのですが・・・。

以前も解説しましたように、相場変動は海の波と同様に忘れたころに大波となって押し寄せてきます。その大波の時にはナンピンも通用しないのではないだろうか。

初心者の多くはナンピンを入れることにより、平均コストが下がり有利に働くと考えているようです。たしかにコストの面ではそうですが、資金配分の点から考えると非常に非効率的です。

最初の仕掛けで期待通りの展開となれば、利益となるものの投資金が少ないため、利益の金額も少なくなります。反対に仕掛け後に思惑通りの展開とならない場合は適度なポイントでナンピンを入れます。

ナンピンの問題点は、ナンピンを何回入れるか分からないところです。ナンピン回数をあらかじめ決めておいてもそれ以上となった場合はどのように対処するのでしょうか。困った困ったと指をくわえて見ているのでしょうか。それとも清水の舞台から飛び降りたつもりで損切りするのでしょうか。結局はそのまま放置となるのではないだろうか。

決してナンピンを否定するものではないのですが、ナンピンは負けが込んだところにさらに資金を投入するわけですから、プレッシャーもかかり、あまり効率的ではないような気がするのてすが、いかがでしょうか。

投資の世界は歓喜と絶望の世界と言われています。儲かれば喜び、損をすれば落ち込む。投資家であれば誰でも経験することです。私の体験からすると、このような歓喜と絶望のあまりない投資方法が長続きして収益に繋がるように思えます。ストレスの小さい投資手法が長続きする秘訣です。

つまり、利益もほどほどに、損失は小さめにという投資手法が長続きして最終的には利益をもたらすのではないだろうか。これらの点から見ると、ナンピンでは投資金は大きくなり、ナンピンする時点では必ず評価損となっています。これでは、いつの日か絶望の時がやってきます。

ナンピンが有利に働く相場もありますので、その利用法によっては効率的となる場合もあります。ただ、ナンピンをするのであれば、ナンピン回数や損切りポイントを明確にし、必ずそれを実行することです。

投資失敗の多くの原因は「持ち株の放置」にあります。損が大きくなり、いまさら切るに切れない状態にあることです。このような動きようにも動けない状態にならない投資手法であれば、どのような投資手法でもよいと思います。

よって、投資の究極は「自己ルールの厳守」にあるのではないでしょうか。



   ≪ 出来高の多い価格帯 ≫
2017/08/18(Fri)

2017/08/06 のコメントです。

株式市場も夏休みなのだろうかぜんぜん動きがない。2万円を挟んだ非常に小さな往来相場となっている。しかも3ヶ月も続いている。これではキャピタルゲインを狙う短期投資家も収益が上がらない。

長い相場の中にはこのような展開もあるということです。ではなぜ2万円を挟んだ展開となっているのだろうか。私は以前、価格帯と出来高によるデータを集計したことがあります。

その集計結果によると、ある一定の価格帯に出来高が集中していた。それは区切りのよい価格、つまり500円とか1000円とか2000円などの区切りのよい価格に出来高が集まっていた。これは何を意味するかと言うと、投資家はある程度区切りのよい価格で仕掛けや決済をしていることが分かる。

たとえば、現在の株価が800円で持ち株していたとすると、心理的に「1000円になったら売ろう」などと思うものです。株式市場には株式投資を深く理解していない初心者も存在するわけですから、ある程度区切りのよい価格が目標値であったり仕掛けの目安だったりするわけです。これらは、はっきりとデータに示されています。

この意味からすると日経平均の2万円での攻防戦も納得がいく。2万円は出来高の多い価格帯であるから、2万円を抜いて上昇するには、これらの出来高を消化してからでないと上昇とはならない。そのため2万円を挟んだ長い往来相場となっている。

現在のようなボラティリティの小さい相場では成績も行ったり来たりとなる。やむを得ないことです。相場全体を観測せず、手持ち株の成績ばかり見ていると「この成績では納得いかない、投資手法を変えなければいけない」などと考える。

何度も申し上げていますが、青い鳥などどこにもいないのです。ひたすらコツコツしか成功する手立てはないような気がします。

話題は変わりますが面白い記事がありましたので紹介します。皆さんはすでにご存知ではあると思いますが・・・。

中国インターネットサービス大手・騰訊(テンセント)の人工知能(AI)対話プログラムがチャットで異例の共産党批判を展開し、同社が急きょサービスを停止する事態となったと香港紙・明報が伝えた。

このAIプログラムはチャットの活性化を目的に、同社のインスタントメッセンジャー「QQ」に登場。「共産党万歳」との書き込みに対してAIプログラムは「腐敗して無能な政治に万歳ができるのか」と反論してきた。

さらに「あなたにとって(習近平国家主席の唱える)中国の夢は何か」との問い掛けにAIプログラムは「米国への移住」と答えたとされる。共産党は「嫌い」とも断言した。

反響が大きくなり、テンセントはAIプログラムのサービスをすべて停止した。中国のネット上では「AIによる蜂起だ」「国家転覆を企てた」などの声が上がっているという。

これを見て私は思わず笑ってしまいました。現在、AIプログラムはいろいろな分野で活用されているようですが、AIプログラムは前回のアメリカの大統領選挙についても答えています。

アメリカの大統領選挙で当選するのはヒラリーかトランプかの問いに、AIプログラムは「トランプ」と答えたそうです。AIプログラムも人知の及ばないところまできているのかなあと驚きと恐怖も感じました。

投資業界も盛んにAIプログラムによる売買が盛んなようですが、AIプログラムには感情移入がないからうまく行くのかなあ・・・。だったら投資家も感情移入しないで売買すればうまく行くのかなあ・・・。などと暑い夜長に考えたりしています。

各所で猛暑が続いています。台風も来ています。体調管理をしっかりとして暑い夏を乗り切りましょう。



   ≪ バランスの取れた投資活動 ≫
2017/08/12(Sat)

2017/07/29 のコメントです。

投資市場に参入してまず考えることは、どのような投資手法が良いのだろうと考えます。そして、あらゆる投資技術書を読み漁り、投資必勝法を探し求めます。しかし、その投資手法も最終的には好むと好まざるにかかわらず投資家自身の性格に合った手法となるのです。

それらの投資手法で売買を繰り返しますが、しばらくすると成績が落ちてきます。その後もいろいろな手法で売買を繰り返しますが成績は今ひとつ。投資家は常に試行錯誤を繰り返し、収益の上がる手法の模索を続けます。これらについては、当欄で何度も解説していますので今更述べることもないと思います。

投資家は、投資法を模索する過程で、どうしても投資手法などの技術的な究明に走りがちです。データを取り、統計の分析や研究に励みます。そして「これならいける」と実践に入ります。これらの研究、開発は大いに結構なことですが、しかし、投資においては、売買技術だけで勝てるものではないことも理解しておかなければなりません。

自分の納得するシステムを構築したとしても、実践において、そのルール通りの売買ができないということもあります。たとえば、損切り基準を決めておいても実行の段階で躊躇したり・・・。このように、投資は売買技術だけではなく、その他の要因、つまり、メンタル面などの要因も多く影響しているものです。

私は常々申し上げています。「投資の成果は、投資家の性格に回帰する」と。投資においては、最終的には実行力、決断力が問われることになります。実行力、決断力などは、テクニック(技術)ではなく投資家本人の問題です。これらについて、多くの投資家は、ないがしろにしているのではないでしょうか。

投資では、多くのストレスを抱え込むことになります。ストレスは人間をゆがませる結果にもなります。これらについても当欄で何度も解説しています。

人間はひとつのことに没頭すると視野が狭くなるものです。ましてや投資家は、一人で考えることが多く、更に視野は狭くなります。これはこれで間違いではないと思いますが、あまり一人で考えすぎると、本来、行こうとする方向から知らず知らずのうちに曲がってしまうものです。スポーツなどでは、これらを矯正するためコーチなどをつけて指導を受けます。

私の体験から「ひとりで考え悩むほど、正しい解決方法から遠ざかり、そして曲がる。考えすぎると、人間は臆病になる。しかし、人間は努力している限り悩むものでもある。悩み、迷ったら原点に戻れ。」と、私の語録に記載してあります。

投資の世界は孤独な仕事です。勝っても負けても自己責任です。最終決断は投資家自身で行わなければなりません。精神的なプレッシャーは大きなものです。相場の世界にコーチや監督などはいません。いるのは株仲間ぐらいなものです。

投資家は、誰でも自分の投資手法や考え方に、それなりの自信を持っているものです。株仲間の中でも自分だけは他の人と違うというプライドもあるものの、成績を比べてみると五十歩百歩。

しかし、株仲間と談義するのもそれなりに楽しいもので、問題解決は見出せないもののストレスの発散や精神的な癒しになるのではないでしょうか。おばさんたちの井戸端会議と同様に、他愛のない話をすることによって癒されることもあるのです。

投資においては、売買技術だけではなく、メンタルな部分の訓練や癒しも必要となってきます。これからは、これらの問題について考える必要があるのではないでしょうか。バランスの取れた投資活動によって、その成果はついてくるものです。



   ≪ 偏向報道と印象操作 ≫
2017/08/04(Fri)

2017/07/24 のコメントです。

毎日暑い日が続いていますね。あまりの暑さにコメントを書くのも忘れてしまいました。皆様も熱中症などには十分気をつけてください。

さて、私の友人はテレビの国会中継をみて「それはおかしい」とテレビに向かって怒鳴っているそうです。私も同じ年代なので見れば私も怒鳴るような気がします。なのでテレビは見ないようにしています。

年齢を経てくると、それなりの経験も積んで自分なりの考え方もでき上がってきます。そのため、現代社会には文句のひとつも言いたくなるのでしょうか。自分の歩んできた道のりは常に正しく、それに照らし合わせて今の社会は間違っているなどと吠えている。これを反対側から見ると現代社会から取り残された連中のようにも見える。

私は政治的には中立な立場であると考えるも、本当のところは政治にはあまり関心がないといったほうが正しいかもしれません。あまり関心のない私でも現在の政治に対するマスメディアの報道には目に余るところがある。

国会は政治を議論するところであるべきだが、最近は国会がワイドショー化しているようだ。政治家はこれからの日本をどのように導くべきかビジョンを持って議論していくべきであろう。もっと大事な議論があるだろう。

私は常々、マスメディアに対しては疑問を持っている。報道の仕方によっては国民の思想を誘導しかねない。メディアは政治権力に対して正しくけん制すべきものであり、賛否両論、是々非々で対応すべきであると考えますが・・・。

当欄は投資についてのコメント欄ではありますが、ここでもう少し脱線して私の考えを述べさせていただきたい。

現在のマスメディアの問題点について、テレビのニュース番組などで街頭インタービューがある。あれはまったく無意味であると思います。なぜなら偏った内容に編集ができるからである。たとえば、インタビューで反対意見と賛成意見が同数であったとしても編集しだいでどのようにでも加工、細工できるからです。

また、電話アンケートでも同様です。政党支持率などの集計のため電話アンケートする場合、アンケート調査のために電話をかける場合は、おおむね家庭の固定電話である(最近はケータイもあるかもしれませんが・・・)。一般に固定電話に出られる方は大体は年配者であろう。

その年配者の多くは家に居てテレビや新聞を見ているだろう。特にニュースやワイドショーなどを見ているため、その内容に無意識に引き込まれることになる。もし、そのニュースやワイドショーが偏向的な内容であったとしても、知らず知らずのうちに、その内容は正しいものだと思い込んでしまうでしょう。そのため電話アンケートでの答えもニュースやワイドショーの内容に沿った返答となるはずです。

私はテレビも新聞も見ないと述べてきました。では、情報源はどこからという疑問もあるでしょう。私の情報源はネット・ニュースなどから収集しています。なぜなら、溢れる情報量はテレビ・新聞の比ではありません。ネット・ニュースにはあらゆるニュースや情報が満載されており、取捨選択が可能であり、反対意見もあるし賛成意見もあります。その両論を読み比べて自分の判断が可能となるからです。反面、テレビや新聞は一方通行となります。

メディアの偏向報道と印象操作は周知の事実であると言われています。私は「情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある」と考えています。

かなり脱線してしまいましたが、私が上記のような考えを述べるのは、年齢的に世の中の中心から外れた存在になってしまったのかなあと少し寂しく思っています。

マスメディアの報道は政治にかかわらず、我々投資家にも及んできます。投資関係の報道はテレビ同様「やらせ」的な情報が溢れています。すでにご存知のように「私はこの手法で儲けました」「100万円を1年で○○倍にしました」「カリスマ投資家に聞く」「素人の私がこれだけ儲けました」など・・・。

投資初心者や負け続けている投資家は飛びつくかもしれませんが、経験の長い投資家には「バカ言ってんじゃないよ」となる。他人の勧める話に儲け話などないことに気づくべきです。儲かるのは儲け話を提供している人たちです。マスメディアの投資情報は要注意です。

投資家は他の投資家の意見は参考にしてもよいが、結局は自分で判断して決断し、失敗を繰り返しながら成長していく以外はないのです。このことをしっかり踏まえて暑い夏を乗り切ってください。



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