2020/03/13 のコメントです。
コロナショックはいつまで続くのだろうか?。株式市場はリーマンショックをしのぐ暴落ぶりです。ニューヨーク市場ではサーキットブレーカーが作動した。
もう春だというのに気の休まらない日々が続いています。夜、天を仰げば何事もなかったかのように星がきらめいているのですが・・・。
当研究所のテクニカル指標も今まで見たこともないような数値となっています。作成した私自身もびっくりです。しかし、その指標は現在の市場を的確に表しています。その指標に忠実に売買されていれば大儲けです。
このような状況下でも私は現在も引き続きシステムの開発に没頭しています。現在作業を進めているのは二つのシミュレーションです。そのひとつは、従来の分析手法にはなかった株価変動によって分析期間を変化させるという手法です。
一般的な分析では、たとえば移動平均線を○日と○日に設定してといった手法で株価変動を捉えるものですが、これらとは異なり、株価変動の大きさにより分析指標の日数を変化させていくという考えのものです。
実際には、既存の移動平均線などは採用しておりませんが、その考え方として理解してください。
これらの手法は、ある意味では株価変動によってその分析期間なりを変化させるわけですから理屈に合った考え方であるような気もするのですが・・・。しかし、現在でも、そのパフォーマンスが劇的に改善されるには至っていません。
一般的に、物事を研究する場合には、ある程度の理論的根拠に基づいて仮説を立てて、それらの実験に入るということになります。私もこれらのセオリーに従って研究、開発を行っているつもりです。しかし、株式投資においては銘柄も多く、また、そのデータも膨大になるため結果を出すには相当な時間がかかります。
さらに、同時進行でパターン認識のシミュレーションを行っています。このパターン認識の分析は、欧米で広く採用されていると聞きますが、その分析手法においては文献や資料も少なく手探り状態で模索しています。
このパターン認識による分析手法は、私が今まで何度となくチャレンジして失敗してきた手法です。考え方としては非常にシンプルではあると思うのですが、シンプルがゆえに非常に難しいものです。
パターン認識のデータベースを作成するために、コンピュターを24時間ノンストップで稼動して2ヶ月もかかり、それでもデーダースの完成には、まだまだ半分程度といったところです。そのデータベースを作成中に停電となり、またやり直しとなったりして・・・。
しかし、これらの膨大な作業を行ったからといって、期待する答えが返ってくる保障など何もありません。辛いといえば辛いものですが、他に選択肢がないので前に進むしかありません。
私は『人の足跡は踏まず。人真似では自分の存在がない。生きている証しとはならない』という考えを持っており、既存の分析手法ではなく、できるだけ誰も採用していないオリジナルな分析手法で運用してみたいという気持ちが強くあります。
これは私の性格かもしれませんが、投資の世界では「みんなと一緒では儲からない」ということでもありますので・・・。
しかしながら、既存の分析手法を採用しないとなると、新しい分析手法を自分で開発しなければなりません。これはとても大変なことではあるのです。
なぜ、私がこのような考えに至ったかと申しますと、株式投資で生きていこうと考えたとき、既存の分析手法をあれこれ組み合わせしたりして運用しましたが、すべてうまくいかず、株式投資を続けるためにはシステムを自分で開発しなければならないと考えたからです。その考えは今でも変わっていません。
今後、研究成果でよい結果が出れば、現在の分析システムにも反映させていきたいと考えています。
果てしない夢を抱きながら今日も頑張っています。
『蒔かない種は生えてこない。行動しなければ何も得られない。蒔けば蒔いた種のとおりの花が咲く。明確な目標を持って行動せよ』
『夢(目標)がなければ生きていることにはならない。ただ彷徨っているだけである。夢(目標)をもたないのは、羅針盤のない船に乗っているのと同じである』 |