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…知って得するページ…

   ≪ 作用・反作用 ≫
2016/05/20(Fri)

2016/03/27 のコメントです。

投資は難しいものです。「投資をすると勉強になるからやった方がいい」とよくいうけれど、そんな生易しいもんじゃない。そんなつもりならやめておいた方がいい。やるなら本気でやらないと。すべてを投げうって・・・。

市場は合理的だという考えがあります。もし本当に経済学の合理性がすべて成り立っているなら、すべての銘柄が適正な価格のはずではないだろうか。自分のリスク許容度に合わせて銘柄を組み合わせれば、いつ買っても損ではないということです。でもそんなことはありえない。実際には誰もがいつ何を買うべきか悩んでいます。

私は、株価は常に間違っていると考えています。かくあるべき正しい(実際には分からない)水準を軸として上下に変動している。正しい水準とはファンダメンタルズであると思いますが、その軸を正しく算出すべき手法が見当たらない。

一般的に、かくあるべき水準より下落している銘柄を割安株と呼び、かくあるべき水準より上昇している銘柄を割高株と呼ぶ。通常はこの割安株を買い付けすることになる。理論的にはこうなる。

要は、この正しい水準が分かれば良い訳で、そこで理論価格(株価)なるものを算出する計算する手法があるが、これが適正であれば誰もが飛びついて採用することになります。しかし、理論価格を誰もが採用すると株価は変動しなくなるはずです。

ここが投資の難しさでもあり面白さでもある。私は株価は常に間違っていると考えいますが、間違っているから正しい水準に戻ろうとして、結果的にそこに変動が発生すると考えています。

この考え方は、株価の変動に限らず、世の中の現象も株価と同様に変動していると捉えています。現在の世界は、かくあるべき正しい世の中(株価の適正と同様に実際には分かりませんが・・・)から常に乖離しながら変化しています。

世の中も株価も常に行き過ぎが発生します。そして株価は変動し、世の中は移り変わります。つまり、森羅万象「作用・反作用」の原理で動いているのです。

アメリカの大統領選挙でトランプ氏が話題となっていますが、その背景にはアメリカの閉塞感があるためです。今の閉塞感を打ち破ってほしいという期待感から、奇抜なトランプ氏が注目を浴びているのではないだろうか。閉塞感という作用により、トランプ氏の注目という反作用が働いているように思えます。

世の中、株価は「作用・反作用」の原理で動き。「作用・反作用」は、調和(バランス)が取れるまで続きます。つまり、バランスが取れたときが、かくあるべき正しい姿となります。しかしながら、本来あるべき正しい姿は、理論的にも体感的に
も、その判断は難しいものです。

株式投資も、この「作用・反作用」の原理を利用した投資手法が正しいことになりますが、なかなか思い通りにはならないものです。人生も・・・。


拙者の格言

『森羅万象、「作用」「反作用」の原理で動く。与れれば与えられる。愛すれば愛される。恨めば恨まれる。騙せば騙される。「作用」「反作用」は、調和(バランス)が取れるまで続く。』



◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年03月25日 18時11分 ( 日経平均 17.003 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


  ・相場判定 買い
                ( ロスカット@ 16.924 )
                ( ロスカットA 16.826 )
  ・ボリューム 8.6 ポイント

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   ≪ 最近の成績 ≫
2016/05/14(Sat)

2016/03/19 のコメントです。

「最近、投資の成績が悪いなあ」と、多くの投資家が悩んでいる。投資成果が芳しくないのにはいくつかの理由があるだろう。投資活動は長期にわたり運用していくものであり、長い間には良い時も悪い時もあるのは当然です。

しかし、最近は特にうまく行っていないなあとぼやく。何が原因なのだろうか。今までは、そこそこうまく行っていたのに・・・。トレンドが一方通行の時は、それなりに収益は上がる。しかしながら、現在のような方向が定まらないような展開では成績もいまひとつ。

トレンドが定まらないということも原因のひとつですが、もうひとつ、ボラティリティが大きいということも成績不振の原因でもあります。以前にも解説しましたように、最近の相場は、通常の相場展開より5割もリスクが増大しています。つまり、ハイリスク・ハイリターンの相場展開であるということです。

では、最近の相場で成績が芳しくないのは自分だけなのでしょうか。プロ集団であるヘッジファンドの成績を見てみましょう。

ニュースによると『ヘッジファンドは昨年には欧米のファンドを上回るリターンを上げたが、今年は過去最悪の滑り出しとなっている。低調な成長見通しを背景に同地域の株式相場が低迷しているためだ。調査会社ユーリカヘッジ(シンガポール)によると、日本を除くアジアに投資するヘッジファンドの運用成績は2月がマイナス1.5%。1−2月ではマイナス6.6%と、この時期としては過去最悪。世界主要地域のファンドの中でも運用成績は最も悪かった。1月に苦戦したグリーンウッズ・アセット・マネジメントやジール・アセット・マネジメントがさらに損失を膨ませた 』

また『アジアのヘッジファンドは2015年に市場の混乱をうまく切り抜けたが、世界の成長鈍化懸念が強まる中で今年に入って運用成績が暗転。中国株の上海総合指数は今年19%下落と、世界の株式市場で最も下げた指数の1つで、アジアの大半の株価指標でボラティリティ(変動性)が大きかった。ユーリカヘッジのシニアアナリスト、モハマド・ハッサン氏(シンガポール在勤)は「アジアのヘッジファンド、特にロングショート戦略に軸足を置くファンドは市場のボラティリティで痛手を受けた」と語った。ユーリカヘッジによると、1−2月の運用成績は欧州のヘッジファンドがマイナス3.2%、北米がマイナス1.7%だった』

2015年に清算されたヘッジファンドの本数は、2009年以来で初めて新たに設定されたファンド数を上回った。ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のデータが示した。変動性の高い市場環境の中でヘッジファンド業界が世界的に縮小したという。

15年10−12月(第4四半期)に清算されたファンドは305本で、前年同期の257本を上回った。昨年全体では清算が979本、新規設定が968本だった。

投資家に資金を返還したヘッジファンド会社には、コマック・キャピタル(ロンドン)やフォートレス・インベストメント・グループが含まれる。フォートレスでは23億ドル規模のマクロファンドが損失を出し、清算された。

上記のように、最近はプロでも成績は芳しくないようです。主役である相場全体が不安定であり、ボラティリティも大きいため収益もいまひとつとなっています。あまり焦らないことです。



◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年03月18日 18時12分 ( 日経平均 16.725 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

( ロスカットA 16.901 )
( ロスカット@ 16.804 )
・相場判定 売り

・ボリューム 62.8 ポイント

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   ≪ 投資手法の検証 ≫
2016/05/07(Sat)

2016/03/12 のコメントです。

中国の証券監督管理委員会の主任は、出席した全国人民代表大会の部会で、集まった記者らに対して「株を買ってください。株を売らないでください」とパフォーマンスを披露したと言う。さすがにこれには中国メディアも「何を言いたいのか分かりますか? 私には分かりません」と酷評した。ほとんどが批判的だ。

米経済メディアのブルームバーグは、中国・上海株の暴落が加速していた昨年7月、習近平国家主席が手書きの文書で、株価維持を事実上命じていたことが分かった。異例の指令書で重大な危機感を示したにもかかわらず、国内外の投資家は総スカンで、株価対策も失敗に終わった。一方、人民元の国際通貨化も看板倒れで、当局は買い支えに必死という惨状だ。共産党一党独裁下の市場経済という大いなる矛盾が浮き彫りになっている。

中国当局は、株価も関係者を取り締まれば維持できると考えているのだろうか。市場経済は多くの人が自由な活動をすることで発展するもので、共産党の一党独裁体制で市場をコントロールすることなど不可能だろう。

『本来あるべき姿から乖離したものは、いずれ是正され、再び元の位置に戻される』と言う。結局、間違った手法は無駄であるということです。

さて、手法といえば、投資家はそれぞれの投資スタイル(手法)を持って投資活動に励んでいます。儲かる時もあるが損をする時もある。これが投資の世界である。巷には多くの投資手法が存在します。

しかし、あらゆる投資法を採用し投資に挑んだが結果はさっぱりという声が多いようです。これらについて私なりの考えを述べてみたい。

数多い投資手法の中で、明らかに使えない手法や間違っている手法がある。ひどいものには占いや星座から売買を判定するなどのいかがわしいものから、勝率80%などと謳った手法まである。

これらは論外であるが、投資とは「理論と実践」であるため、理論的根拠の希薄な手法は、まず除外するべきです。理論的根拠については投資家の判断に委ねられることになりますが、投資家自身が納得できる根拠であればよろしいと思います。勝率やパフォーマンスの良さに惹かれることなく、分析根拠を十分理解した上で採用するべきです。ただ実践で使える手法は、ごく一部でしかないことを理解しておくことです。

もし仮に、最終的には収益の上がる投資手法があったとします。その手法であっても常に勝ち続けることはないと思います。負けが続くこともあります。もし、収益の上がる手法と理解しつつも、連続して負けが続くと多くの投資家は止めてしまいます。これではいつまでたっても投資手法の確立はできません。

ここで私の提案ですが、もし、自分に合っている理論的根拠のある投資手法が見つかったなら、売買を最低単位で行い、相場の山と谷、つまり上昇トレンドと下降トレンドの両方について売買してみることです。

相場には追い風や向かい風があります。また、偶然やサプライズということもあります。そのため上昇だけ、下降だけの検証ではなく、相場の山と谷の両方において実践売買して検証するべてきです。これらによって、その投資手法が正しいか否かを見極めるのです。多くの投資家はちょっとかじっただけで「これはダメ」と結論付けしているようです。ある程度の期間は検証してみることです。

ここで、自分に合わない手法でも検証するべきかという問題が発生しますが、私は投資家に合わない手法は無理に採用する必要はないと考えています。なぜなら、投資の世界では極度のトレスが発生します。その上で自分に合わない手法の採用は更なるストレスとなる可能性があるためです。投資とは継続して行うものです。そのためできるだけストレスは最小限に抑えたいものです。



   ≪ 問題解決の極意 ≫
2016/04/30(Sat)

2016/03/06 のコメントです。

サッカー女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選。3試合が行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位の日本代表「なでしこジャパン」は、同17位の中国に1−2で敗れた。通算1分け2敗の勝ち点1の5位で出場権を得る上位2位以内は極めて厳しくなり、4大会連続の五輪出場は絶望的となった。

ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」はどうしてしまったのだろう。試合を見ても精彩がなかった。あのすばらしかったパス回しはどこに行ってしまったのだろうか。悔しい気持ちと情けない気持ちが交錯する。

人は、何かうまくいったとたんに、ふと力が抜けて安心してしまうことはあるものだ。根を詰めて頑張ったら、あとはこのままうまく回ってくれるはず・・・。そんな気持ちにあぐらをかいてしまいたくなる。

あるいは、うまくいかなかった時には、やったところで・・・といった気持ちになることもあるかもしれない。成功するために精一杯の力を出すが、いったん成功するとその心地よさに身を任せて、それまでの努力を怠ってしまいたくなるものだろう。

投資でも同様なことが起こる。うまくいっているときは何をしてもうまくいく。うまくいかないときは何をやってもダメ、という経験された方は多いはずです。うまくトレンドに乗っているときはどのような投資手法でも儲かる。

一旦トレンドが反転するとすべてうまくいかなくなる。このような現象は投資家に投資技術がないことを証明するものである。なぜなら、投資家の技量で儲けているのではなく、たまたま偶然、トレンドに乗ったときだけ運よく儲かるだけである。そこに投資家の投資能力は存在しない。

もし、投資家に確たる投資技術があるならば、たとえトレンドが反転しても儲け続けられるはずである。よって、投資の世界で「投資の継続性」は、とても難しいものとなります。

投資家は常に儲け続けようと日頃から投資の継続に努力し、試行錯誤されているのではないだろうか。しかし、その努力に比例した成果が上がらない。努力は続けているものの、果たしてこれが正しい努力なのだろうかとふと疑問に思うときがある。「努力しても得られないこともある。しかし、努力しなければ何も得られない」という言葉が頭をよぎり、さらに苦悩は続く。

世間では「自分を信じて努力すること」などと言っているようだが、これがまた難しい。私自身も分かっているが実行することは難しい。

では、投資のアイデアを生み出すために何をどのようにすればよいのだろうか。これは私なりの考えですが、投資に限らずあらゆる問題解決に利用できるのではないだろうか。

まず、あらゆる角度から発想することが必要になる。一見関係がなさそうな事物の間に関係性を見出す力を養うことで、こうした作業がやりやすくなるだろう。

私の場合はテクニカル分析が専門であるが、テクニカル分析は過去の数値を検証、分析することにある。過去の検証は「歴史」と言うことにもなる。私は日本の歴史や世界の歴史なども勉強することがある。一見相場には関係ないように思われるが、「過去の検証」という共通した事柄でもある。アイデアを生み出すためには、あらゆる角度から発想することが必要になるのではないだろうか。

問題解決や新しい発想をするときには、その解決策を思いつくままに自分の中に、アイデアのもととなる情報をインプットし続けることです。ここで大事なことは、そこにインプットした情報をもとに問題を解決しようとしないことです。常に情報だけはインプットして、いったんそこから思考を離してみることです。

問題解決のアイデアの元となるあらゆる情報を頭の中に箇条書き的にインプットしたらあとは何もしないことです。この「何もしない」ことがポイントです。

人は歳を取ると、ある人の顔は思い出しても名前が思い出せないときがある。しかし、あるときフッと思い出すときがある。これは脳内のデータベースへのアクセスに時間がかかったためである。

これらと同様に、ちっとも生み出せないはずのアイデアが、忘れたようなときにフッと湧き出ることがある。これはいきなり生まれた考えではなく、自分の中のあらゆる情報が結びつき、うまい具合に成熟した瞬間となる。これが「ひらめき」というものであろうか。

これらの現象を分かりやすく説明すると、アイデアの発想はジグソーパズルに似ている。問題解決のアイデアの元となるあらゆる情報をジグソーパズルのピースとする。そのピースを組み合わせて最後にジグソーパズルが完成する。

ここで、ピースを組み合わせを脳内のデータベースにアクセスしながら組み合わせの完成を待つのです。自分で考えたりしないことです。脳内のデータベース(蓄積された過去の体験)から最適な結果が生み出されるのを待つのです。

問題が大きい場合は、そのピースも多いということになります。ピースが多ければその組み合わせ時間も長くなります。すべての情報をインプットしたら、あとは焦らず待つことです。必ずひらめきます。

どんなことでも関心を持ち、できるだけいろいろなことに挑戦し、少しでも疑問にはチャレンジしてみること。そのような姿勢を持つことによって、いつもそのことを考えているわけではなくとも、いずれ関連することを常にインプットし続けた成果が自分に現われるのです。


拙者の格言

『問題解決の極意:その問題について、考えられるあらゆるすべての事項を頭にインプットする。そして、その問題を解決しようと考えず、その問題からいったん離れる。しばらく時間をおくと必ず正しい解決策がひらめく。自然に正しい方向に進む。焦るな。』


◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年03月04日 18時12分 ( 日経平均 17.015 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い 
( ロスカット@ 16.923 )
( ロスカットA 16.808 )
・ボリューム 63.8 ポイント

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   ≪ 変化に沿った売買 ≫
2016/04/23(Sat)

2016/02/28 のコメントです。

上海で開いた20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)は、均衡の取れた成長や市場の安定に向け、財政を含めたあらゆる政策手段を動員することを明記した共同声明を採択し討議を終えた。

声明は「世界経済の回復は続いているが、なおまだら模様であり、力強く持続的で、均衡の取れた成長という目標を下回る」と指摘した。「金融政策は引き続き、経済活動を支援し、物価安定を確かなものにするが、金融政策だけでは均衡成長は実現できない」としている。

我々投資家としては、G20の声明が持ち株にどのように反映するか、また、その対策はと聞かれても「まったく分からない」と言ったところではないだろうか。漠然とは理解できるが明日の持ち株の予想はつかない。

世界情勢がめまぐるしく変化しているのは分かるが、今後の相場展開を自分の売買にどのように結び付けていくか分からない。確かに、このところの株価の変動を見ていると株価の変化が著しい。

これらの株価変動をテクニカル的に分析してみた。一日の株価の変動を過去6ヶ月間にわたりTOPIX採用銘柄(2000銘柄弱)を調査してみると、最近の株価変動は通常の変動より5割り増しの変動となっていることが分かる。

TOPIX採用銘柄の一日の始値、高値、安値、終値をみて、始値に対してどのぐらい変動しているかを調査([高値−安値]÷始値)してみると、過去6ヶ月では平均して1.2%の変動となっている。通常の変動は0.8%前後であるため、実に5割り増しの変動となっている。

このように最近の株価変動は大きく乱高下しているのが分かる。これらもG20の声明にあるように世界経済の不安定さを物語っていることが、株価変動によっても読み取れるのではないだろうか。

上記のように、最近の株価変動が大きいため理論的にもテクニカル的にも損切り幅もそれらに準じたものにしなければならない。つまり、損切り幅を従来の損切り幅の5割り増しにすることです。今までは10%で損切りと決めていたものを最近の相場では15%で損切りにしなければ相場に沿った売買とはならない。

相場が大きく変化しているのに、分析指標や損切り幅もいつも同じでは収益には結びつかない。今までは順調に収益を上げてきたのに、突然収益が落ち始めたなどは、相場が変わったことに気づかず従来の分析指標を使い続けているためでもある。

我々には今後の世界情勢などは分からないものの、通常のテクニカル分析でもその変化は捉えられるものです。以前にも申し上げましたように、常に相場のボラティリティに注意を払い、それらに沿った売買を目指すべきです。

相場はあらゆる情勢を織り込み常に変化しています。「流れに棹させば流される」とあるように、その変化に沿った売買を行うことが成功への近道ではないだろうか。


◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年02月26日 18時12分 ( 日経平均 16.188 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い 
( ロスカット@ 16.064 )
( ロスカットA 15.909 )
・ボリューム 86.6 ポイント

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   ≪ 人間とコンピュータ ≫
2016/04/16(Sat)

2016/02/20 のコメントです。

日本経済はそんなに悪くないのに株価だけが大きく下げているような気がします。アナリストは、その要因のひとつとして、東京市場での最大級の売り手は、主要産油国の投資家(政府系ファンド)のようであり、原油価格の急落に伴う収入減を穴埋めするためだと言う。

以上のように、投資銘柄のファンダメンタルズだけでは判断できない外部的要因が大きく影響しているようです。やはり、投資世界は内外のあらゆる要因が複雑に絡み合って市場を形成していくものです。難しいものです。

さて、最近のニュースに「人工知能(AI)による株式投資」と題した記事があったので読んでみました。その記事によると。

『将棋や囲碁の世界でプロを撃破する人工知能(AI)が、株式市場でも存在感を見せ始めた。株価指数の騰落 予想における的中率は現在7割近くとなっており、将来的には8割まで 確率を上げることが可能、とAIモデルを研究するストラテジストは言う。投資の的中率について「上がるか下がるかなので50% が基準になり、そこからどれだけ高められるか。今まで出てきたモデルは57−58%で、今回70%近くまで持ってきたのは飛躍的な進歩」と話す。精度の向上に関しては「人工知能の動きがちょうど株価の動きに合っている」とみている。

もっとも、AIによる予想は計算量が多く、コンピューター の能力に左右されるため、現時点では取り込むデータに限界がある。「良いモデルを選ぶことはできているが、それを選ぶまでに1、2カ月 かかり、その間負けてしまう。良いモデルが選ばれたら、しばらく当たりだす」と。コンピューターの容量拡大などで改善が図られれば、前月比の高安を的中させる確率は「80%近くまで上がる可能性が十分ある」としている。』

このようにコンピュータ「人工知能(AI)」は日々進化し、近いうちに将棋や囲碁、チェスなどはコンピュータには誰も勝てないという時代が必ずくる。さらに近い将来、現在の職業の半分はコンピュータに置き換わってしまうと話もある。

人間とコンピュータの大きな違いは何だろう。それぞれに得意分野はあるだろう。コンピュータであれば計算能力や処理速度であろう。人間であれば想像力や感情であろうか・・・。

では、株式投資にとってはいかがだろうか。上記の記事に「精度の向上に関しては人工知能の動きがちょうど株価の動きに合っている」とあるように、コンピュータはON、OFFの世界、投資は売り、買いの世界。どちらも二者択一の世界であり、相性が良いのかも知れない。

人間とコンピュータの違いに感情の有無がある。人間には感情があり、勝てば嬉しくテンションも上がる。これだから相場はやめられないという投資家も多いのではないだろうか。ただ、感情と勝敗は相反するような気もするが・・・。

それにひきかえ、コンピュータには感情が一切ない。プログラムで指示された通りの仕事をこなす。勝とうが負けようがお構いなしに指示を出す。しかし、コンピュータもそのプログラムも人間が作ったもの。その指示が間違っていれば結果も間違うことになる。この問題をクリアしようと、上記の記事のように日夜奮闘しているのでしょう。

いずれにしても、コンピュータの進化は早く、いずれほとんどの仕事はコンピュータに置き換わってしまうでしょう。それであっても人間ではなくてはできないことはあるはずです。それは想像力でしょう。

これからの投資家は想像力を駆使し、投資をシステム化して、その構築のプロセスの中に楽しみを見出し、そして、その成果に喜びを味わうべきでしょう。


『想像力を働かすことは、知識を得ることより格段の価値がある。知識は我々を後押ししてくれるが、想像力は道を切り開き、未知の領域に導いてくれる』



◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年02月19日 18時12分 ( 日経平均 15.967 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い 
                 ( ロスカット@ 15.842 )
                 ( ロスカットA 15.687 )

・ボリューム 60.2 ポイント

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   ≪ 様子を見る ≫
2016/04/09(Sat)

2016/02/13 のコメントです。

世界経済は混沌としており、リーマンショックを彷彿とさせるような荒れた相場が続き日経平均株価は音を立てて下落しています。原油の供給過剰が目に見えて明らかになってきたのか原油価格が1バレルあたり30ドルを下回った。

日本をはじめ各国中央銀行の量的緩和だけでは、この状況を打破できるはずもなく悪戦苦闘しているようです。さらに中国経済のハードランディングが懸念されてきており、新興国に暗い影を落としている。

このような中、投資家は、自分の買った銘柄が下落しても、それを認められず、買った自分を正当化しようと必死になる。それでも株価の下落が止まらないと投資家は耐えられなくなり、損切りを迫られる。最後まで下落相場を受け入れなかった投資家がついに保有株を手放したとき下落相場は終息する。

通常、最後まで諦めなかった投資家が大量の投げ売りが出ると出来高は通常よりも多くなり、これにより売りが出尽くしたと判断できる。そして新たなトレンドが生まれる。投資の際は、買い残と出来高の両面に注視したい。

以上が通常の相場の転換点となるのだが・・・。しかし、現状を見てみると世界経済はあまりにも不安材料が多い。株価の混乱、原油安、産油国ファンドの売り、円高など。最近はドイツ銀行の不安説なども出てきている。やはり、何と言っても中国経済の危機であろう。一説では中国経済のクラッシュは、リーマンショックの4倍以上となるだろうと言われている。

このようなことから、我々個人投資家は不安でいっぱいです。荒れ狂う相場の中で、新規に仕掛けてもすぐに損切りとなってしまう。頭を抱えている投資家も多いのではないだろうか。

確かに、現在の相場はボラティリティが非常に高い。しかし、このボラティリティ対策をしっかり講じて売買すれば特に問題はないような気がしますが、いかかでしょうか。我々は「買い」だけではなく「空売り」という手法も利用できるわけですから・・・。空売りは怖いなどと言っているようでは荒れた相場を乗り切れません。

もし、多くの銘柄を保有していまさら引くに引けないという投資家もいるでしょう。長期投資だから我慢しなければという投資家もいることでしよう。そのような投資家も現在の混沌とした金融市場を見ると心穏やかではないはずです。

このように状況に追い込まれた投資家は、保有株をそのままにして、ヘッジ(保険)をかけてみてはいかがでしょうか。もちろん日経先物でも良いでしょうし、株式市場に上場されている225の投信などでも良いでしょう。しっかりとした対策を講じることです。

投資において一番いけないことは、窮地に追い込まれたときに「もう少し様子を見よう」という考えです。投資家の多くは、この「様子を見る」ことで、現状の窮地から逃げているに過ぎないのです。自分に対する方便でしかないのです。そして、結局は保有株が塩漬けとなり動きが取れなくなるのです。

「様子を見る」なら、何らかの対策をとってから様子を見るべきです。たとえば、損切りをするとか、ヘッジをするなどしてから様子を見るべきです。損失を恐れるあまり何の対策も講じないで、ただ様子を見ようなどとは初心者以下に成り下がっていることです。

もし、しっかりとした自分の売買ルールを持ち合わせていたなら、上記のような「様子を見る」ということはなくなるはずです。

投資市場は自由市場です。どのような売買しても自由です。しかし「自由」とは、規則があっての自由です。規律やルールのない自由は暴走し、最終的には崩壊を辿ることになるのです。自己ルールに忠実であれ。



   ≪ 辿ってきた道にその答えがある ≫
2016/04/01(Fri)

2016/02/06 のコメントです。

年初来、市場は大きく動揺しています。そして日本銀行が金融政策にマイナス金利の導入を発表。現状では、低利回りだが、値動きは激しいという運用難が続くと考えられる。2016年も金融市場のボラティリティは高いと言ってもよいでしょう。

このような市場環境下で高いリターンを求めるには、やはり、ある程度のリスクを受け入れるしかありません。現在のようなボラティリティの高い展開では適正にロスカットを入れておいてもすぐにロスカットに引っかかってしまいます。

そこで投資家は大いに悩みます。今まで順調だったのに・・・。何が悪いのか、現在の投資手法がまずいのかなどと考え込みます。しかし、その原因の多くは、現在のボラティリティの高さにあるのではないだろうか。

以前にも解説しましたように、常に市場のボラティリティを計測しておくべきです。そして、ボラティリティの変化に合わせて投資のロジックを変化させるべきです。

市場が大きく変動すると、さらなる慎重な銘柄選択も必要でしょうが、市場全体が大きくブレる状況下では、今後の企業業績の優劣より、目先的な相場全体の変動に振り回されることになります。そのためには、ロスカット幅を少し大きく取るなどの対処も必要となってくるでしょう。

日本の株式市場はボラティリティが高く、リスクがあるとの考えから海外の投資はいかがだろうかと考える投資家も多いようです。しかし、グローバル化した投資市場では、その変動も似たようなものとなりますです。

まず、海外投資では為替という問題があります。まず、為替変動を予測し、さらに投資物件の分析と二重の分析が必要となってきます。結果的にはハイリスク、ハイリターンとなります。であるならば現在の東京市場と同じではないだろうか。

昔から「知らないものに手を出すな」という格言があります。日本市場での運用も難しいのに、ましてや海外市場での運用などさらに難しいものです。。

現状がうまくいかないと、その原因も追究せず他のものに目が移りやすいものです。しかしなから、目の前の問題も解決できず、他に移っても成功するはずもありません。結局、現状の辛さから逃げ回っているに過ぎないのです。

「失敗した人の多くは、あきらめた時に、どれだけ成功に近づいていたのかに気付かなかった人たちである」という話もある。逃げてもまた元のところに戻るだけです。少し休憩しても、現在の問題点を分析して、次の投資活動に役立たせることです。今まで自分が辿ってきた道に、その答えがあるはずです。



◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年02月05日 18時11分 ( 日経平均 16.820 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


( ロスカットA 17.094 )
( ロスカット@ 16.942 )

・相場判定 売り 

・ボリューム 90.4 ポイント

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   ≪ メンタルとルール ≫
2016/03/25(Fri)

2016/01/30 のコメントです。

日本銀行が金融政策にマイナス金利の導入を発表した。市場関係者の大勢が追加緩和を見送るとみていただけに、サプライズではあった。日本では初めての導入となる。マイナス金利とは、金融機関が日銀に任意で預けるお金に付ける利子をマイナスにすること。日銀に預けると損をするので、銀行は企業や個人に融資するようになり経済を活性化する効果があるという。

日本銀行のマイナス金利の導入の発表で、投資市場は大荒れとなった。為替は一気に121円台に、株式市場は急騰後に急落し再び上昇した。この乱高下はまるでジェットコースターに乗っているようである。

この急騰、急落では、買い方も売り方もロスカットとなってしまう。「ロスカットしなければ良かったなあ」と思うところですが、サプライズにより反対に展開しただけであって、その確率は50%であるからやはりルールに従って実行するべきです。

勝率50%の世界で勝利するにはロスカットだけです。前回解説しましたように、ロスカットすることにより投資収益は倍増するわけですから・・・。

以前、ある会合でキャンブラーと称する人に会った。彼は世界のギャンブル場を回ってギャンブルで生計を立てているという。にわかに信じられなかったが話を聞いてみた。

「ギャンブルで勝つには何が一番大切か」と聞いた。彼いわく「勝とうとする強い気持ちと自分なりのセオリーを持つことである」と。これを私なりに解釈すると「メンタル面」と「ルール」となる。投資はギャンブルではないが相通ずるところがある。

ギャンブルだってサイコロを振ったときのように、その確率は50%程度ではないだろうか。確率が50%程度で、その中で勝ちに行くにはどうするべきか。やはり勝ちたいという強い気持ち(メンタル)とセオリー(ルール)なのだろうか。

株式投資を客観的に見て、たとえば10銘柄を買い仕掛けしたとする。確率50%とすれば、5銘柄上昇して5銘柄下降となる。下降となった銘柄をロスカットする。その後上昇となった銘柄も適切に利食いしなければ、今回のサプライズのように買値を割れてロスカットとなる可能性もある。よって実践では勝率が50%を下回ることになる。

投資でロスカットを忠実に実行すると、後はいかに利食いを的確に行うかである。この点が投資では利食いが一番難しいと言われる所以であろう。損が続いていると、気持ちも萎縮してしまい、少しでも損を少なくしようと、どうしても利食い幅が小さくなってしまう。これが人間の共通した意識であろう。

しかし、このような時ほど上記のギャンブラーが言うように「強い気持ち」が必要になってくるのだろう。強い気持ちとは「相場に対する万年強気」とは異なる。

投資の世界では、やはりメンタル面(感情のコントロール)が一番重要だろう。戦う前から弱気では、すでに戦う前に負けている。そして、次に来るのはやはり自分なりの売買ルールであろう。

多くの投資家は、どのような手法で売買すれば儲かるのかと、投資技法に走りやすいようですが、やはり投資の基本をマスターしてからの投資技法であることを理解するべきでしょう。


◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年01月29日 18時05分 ( 日経平均 17.518 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い
( ロスカット@ 17.396 )
( ロスカットA 17.243 )
・ボリューム 81.2 ポイント

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   ≪ 損切りの多様性 ≫
2016/03/18(Fri)

2016/01/23 のコメントです。

FRBは2015年12月に利上げに踏み切り、これが予想以上の混乱を引き起こしているようです。金利動向は常に経済に変化をもたらすものです。

現在の悪材料を列挙すると、中国経済不安、元安・株価の混乱、原油安、産油国ファンド(SWF)の売り、円高、中東および北朝鮮の地政学的リスク、アメリカ経済・利上げの不透明感、大幅減益になるかも知れない米企業業績、移民が押し寄せる欧州経済、ロシアの経済危機など。これらの原因はすべて米利上げのせいとは思いませんが、何がしかの関係があるのは確実です。

原油安は日本において好材料ではないかという意見もありますが、原油の輸入だけを考えればそのとおりかもしれません。しかし、経済がグローバル化した現在では、産油国の収入減や世界経済の低迷となれば日本でも経済減速は免れないでしょう。

さて、以上のような世界経済の混乱の中で株式市場も大荒れの状況です。一日の値幅が驚くほど大きくなっています。寄付き値も何百円も飛んで寄り付いています。これでは投資家も市場に振り回されてしまいます。

現在のような大荒れな市場でも勇気ある投資家は、ここがチャンスとばかり果敢にチャレンジしています。しかし、現在のような市場では、従来のテクニカル指標などは役に立たないのではないでしょうか。たとえ、テクニカル指標を現在の相場動向に合わせてうまくいっているように見えても、それらの指標が今後も利用できるという保障はありません。

大荒れの相場状況下で投資家が取る対策は、まず初心者であれば戦線を縮小する。損切りは確実に行う。自分の売買ルールに忠実に従うなどでしょう。また、今回の相場でたまたま大儲けしたからといって戦線の拡大は慎むべきです。

市場が大きく変動する状況では、小手先のテクニックなどは通用しません。損切りラインをしっかりと決めて確実に実行することだけです。

損切りの基準は投資家それぞれであると思います。多くは何%損失になったら損切りするなどが一般的であると思いますが、以前、当欄で解説しましたように金額での損切りも効果的であると思います。

100万円の投資で10%損切りは10万円の損となります。1000万円では100万円の損となります。つまり、パーセントの損切りでは投資金が大きくなればなるほど損切りの金額が大きくなります。そのため投資金が大きくなればその分プレッシャーも大きくなってきます。

それに変わり金額での損切りは損切り金額が常に一定です。たとえば損切り金額を30万円とした場合、100万円投資した時は30%での損切りとなり、1000万円投資した時は3%の損切りとなります。

損切り金額が常に一定しているということは、投資家にとってあまり大きなプレッシャーとならず平常心で投資活動ができるのではないだろうか。一度体験してみなければ分からないとは思いますが・・・。損切りにも多様性があってもよいのではないでしょうか。



◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2016年01月22日 18時12分 ( 日経平均 16.959 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い 
( ロスカット@ 16.839 )
( ロスカットA 16.690 )
・ボリューム 19.4 ポイント

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   ≪ 適切なロスカット ≫
2016/03/12(Sat)

2016/01/15 のコメントです。

今年に入り投資市場に嵐が吹き荒れています。東証大引けは史上初の年初来6日続落となった。中国をはじめ海外主要株式市場でも不安定な値動きとなっています。

円相場は対ドルでアメリカの利上げに伴い、今のところは円高派だったミセスワタナベ(日本の主婦によるFX投資家の総称)は苦戦を強いられているようです。

また、石油相場では僅か半年で大暴落となった。これは留まるところを知らないという感じになってきました。一時30ドル割れは強烈なインパクトとなるでしょう。

現在の石油相場は今や需給相場ではなく、投機筋のおもちゃになっているような気もしますが・・・。サウジアラビアは長期化する原油安で歳入は目減りしており、手持ちの株式を売却して歳入確保を図るとも言われている。

さらに、イスラム国問題は全く収まっていませんし、それを受けた難民は今や2000万人にものぼるとされます。100万人を受け入れた欧州は立派ですが、その難民たちが引き起こす問題がドイツあたりでは社会問題化しつつあります。

ちなみに、ウォーレン・バフェット氏は石油株を買っているという。また、ジョージ・ソロス氏を含む大物投資家達は金の買い増しを続けているらしい。

以上のように、株式投資を取り巻く外部環境は混沌とし、片時も目を離せない状況です。よって、現在のような外部環境は読みきれないので、投資活動は一時休止しようなどと考える投資家も多いのではないだろうか。

私は、投資活動の全面休止にはあまり賛成はできません。最小単位ででも投資活動は続けるべきです。その理由については当欄で何度も説明してきました。

多くの投資家はシナリオを描いて投資活動をしているようですが、シナリオを描くから現在のような環境では恐れをなして手が出なくなってしまうのではないだろうか。

私自身も今後の見通しは無意識に描いてしまいますが、システム売買であるため、不安だからといって休むということはしません。休むときは分析システムの改良時に少し休む程度です。実践していると、なんとなくおかしいなと思うときがあります。そのようなときにシュミレーションを行いシステムの改良をしています。

私は、昨年末から年初にかけて、過去25年間の売買シュミレーションを行いました。その結果として得られた答えは、25年間の売買でおおむね右肩上がりの収益となったのですが、その売買に適切なロスカットを入れてシュミレーションをすると、その収益は2倍となりました。

現在のような不透明な外部環境の中での売買では、適切なロスカットを実行することにより、何も恐れることなく売買が可能となるのではないでしょうか。シートベルトをしっかり締めて頑張りましょう。



   ≪ おめでとうございます ≫
2016/03/05(Sat)

2016/01/09 のコメントです。

新年、明けましておめでとうございます。

さて、中国株式市場は7日、株価指数「CSI300」が5%急落したことを受けて取引が15分間中断され、再開後も数秒で7%下落したため、わずか30分でこの日の取引が打ち切られた。サーキットブレーカーが適用されたのはこの4日間で2度目。中国の人民元も今年に入って対ドルで約1%下落した。

取引中断の措置は「サーキットブレーカー」と呼ばれ、中国当局が変動の激しい相場を安定させる目的で最近になって導入していた。中国経済に減速の兆しが見えていることに中国国内や海外の投資家が反応したようだ。

暴落のもう一つの要因として、株の大量売り禁止がもうすぐ解けそうだという認識もあったとされています。2015年夏の中国株暴落で、中国政府は一定以上の大株主の「売り注文」を禁止していた。

買うのは良いが売るのは禁止というとんでもない指示ですが、これでは株式市場とは言えないのではないだろうか。株を売ったら逮捕すると通告し、それだけではなく、あらゆる政府機関や中国企業に株を買うよう指示し、買わないと逮捕すると脅しました。

中国(共産主義)ではよくあることだそうです。さすが共産主義と拍手を送りたいところです。中国株の暴落騒動はいずれ収まるだろうが、これで問題が解決したわけではない。緊急措置とはいえ場当たり的な対応ばかり果てしなく続く無策ぶりだ。

ところがである、今度は上海証券取引所は「サーキットブレーカー」制度を暫定的に停止すると言い出した。同制度は「現在、マイナスの効果の方がプラスよりも大きい」と暫定停止の理由を説明した。何をやっているんだか。当局の混乱ぶりが浮き彫りとなった。これで世界第二の経済大国か・・・。

そもそも、共産主義が資本主義(株式市場)をコントロールできるのだろうか。私は、共産主義であろうが資本主義であろうが、すべては「正しき(本来あるべき姿)に帰する」と考えています。今の中国株式市場は、今そのプロセス(調整)の中にあると思っています。

さて、年明けの東京株式市場は、上記のように中国株式市場の問題や北朝鮮の水爆の問題などで荒れ模様です。今年こそはと意気込んでいた投資家の出鼻を挫かれたような情勢です。まだボラティリティも大きいので、あまり無理はしない方が賢明かと思います。

今年もよろしくお願いいたします。



   ≪ 勝率30% ≫
2016/02/27(Sat)

2015/12/25 のコメントです。

いよいよ年の瀬となり何かと忙しいことと思います。本年を振り返って投資成果はいかがでしたでしょうか。株式市場は本年の後半から荒れ模様となり、投資家には難しい相場展開でした。

正確には、本年7月初旬の急落より相場の様相が大きく変化しました。そして、異常な相場展開は現在も続いています。これらについては分析指標により明らかです。テクニカル分析指標も本年前半まではよくフィットしていたものの、後半はまったく機能しないという現象が続いているのではないでしょうか。

最近の異常な相場は、実践している投資家は分析指標に頼らずとも体感的に理解されていると思います。たとえば、当日の寄付値が前日の終値から大きく乖離して寄り付いたり、驚くことに日中の変動幅が1000円もあったりして通常の株価変動とは明らかに異なることは分かるはずです。

現在も異常な相場展開となっていることは、テクニカル分析指標でキャッチできていますが、その原因までは分かりません。原油の急落などの大きな世界情勢の変化などが要因なのかなと思っていますが・・・。

相場波乱の要因は別として、このような相場展開の中、個人投資家はどのようなことに注意をして売買を継続していけばよいのでしょうか。

市場のボラティリティが非常に大きいため、少し戦線を縮小するのもよいでしょう。また、ロスカットを確実に行うことも不可欠となってきます。現状の相場展開ではロスカットも頻繁に行わなければならなくなります。頭の痛いところです。

ここでロスカットについてもう一度考えて見ましょう。投資家は自分なりのロスカット基準で持ち株の処分などを行います。ロスカットはそれなりに痛みを伴うものですが、ロスカットなしに投資の継続は不可能であることは周知の通りです。

ロスカットの回数は勝率にリンクしてきます。ロスカットが多いということは勝率が下がることになります。もちろん勝率は高い方がよいのですが・・・。

では、一般的な適正勝率はどのくらいなものでしょうか。当欄でも何度も解説していますが、相場の上げ下げの確率は長期的に見れば50%程度でしょう。多少、上昇、下降のトレンドが発生してもいずれは50%前後に収斂してきます。

では、勝率は50%を目指して売買を続ければよいのでしょうか。一般的な売買では「損少利大」の売買でなければ利益が上がらないことは何度も解説しています。「損少」についてはロスカットで対処します。ロスカットを行うから「損少利大」となるわけです。

勝率50%前後とはロスカットなしでの一般的な概念です。では、ロスカットを入れて「損少利大」にすると勝率はどの程度となるのでしょうか。統計上のデータでは、ロスカットを入れて「損少利大」にすると勝率は30%前後になってしまいます。残念ながら投資の世界における勝率は30%前後が通説です。

もし「この分析システムの勝率は30%前後です」と言ったら利用する投資家は皆無でしょう。よって「この分析システムの勝率は80%あります」という、うたい文句で分析システムを販売することになるのです。投資家は3回も続けて失敗すると「この分析システムはダメだ」と言って他の分析システムを探し回ります。これが現実でしょう。

上記の理論からすると勝率30%前後は揺るがないところです。もちろん短期的な相場では勝率80%となることもあるでしょう。厳選した銘柄での売買では勝率も上がるでしょう。しかし、投資とは継続して長い期間売買を続けなければ収益は上がらないということからすると、勝率30%前後は揺るがないところとなります。

現実問題として、勝率30%前後は投資家にとってはかなりシビアです。「投資とは損の続くゲームである」と言った投資家がいましたが、勝率30%前後は、まさにこのことを言っているのでしょう。

投資家は長期間運用を続けるという前提に立つと、投資の原理、原則に背を向けて運用を行っても長期的には良い結果は得られないことになります。よって、現実、事実には正面から対峙して、これらを取り込んで売買システムの構築に取り組むべきです。


◆本年のコメントは今回で終了いたします。来年は1月9日から配信の予定です。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。
 


◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2015年12月25日 18時12分 ( 日経平均 18.769 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

( ロスカットA 19.032 )
( ロスカット@ 18.886 )

・相場判定 売り 

・ボリューム 39.6 ポイント

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   ≪ 何事にも落胆しないこと ≫
2016/02/20(Sat)

2015/12/18 のコメントです。

米連邦準備理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロ−0.25%から0.25−0.50%に引き上げることを決めた。利上げは約10年ぶり。米経済は2007−09年の金融危機よる打撃をおおむね克服したとの認識を示した。

これらに伴い株式市場は波乱状態になるかと思いきやあまり影響は出なかった。すでに織り込み済みだったのだろうか。しかし、その後に日銀が開いた金融政策決定会合で決定した施策の影響で株式市場は乱高下した。

このように何が株価に影響するか分からないものです。しかしながら、政府の決定事項、特に金利政策は経済や金融市場に徐々に反映してくるものです。情報や材料といった株価変動要因も株価にどのようにインパクトを与えてくるのか分からない。株価に即反映してくるのか緩やかに反映してくるのか分からない。

これら株価変動要因の反映が早くなろうが遅くなろうが結果的には織り込まれるわけですが、この遅いか早いかは投資家にとって重要な問題となる。このあたりの読みが難しい。

私は相場の先読みは一切しないので、株価変動要因の反映の分析などはまったく行わない。行わない言うより分からないからしないと言った方が正しい。よって情報や材料で振り回されることはない。

しかし、このところの相場の乱高下には振り回されている。日経平均の寄り付き値が前日の終値から300円も400円近くも離れて寄り付いては、短期的な相場の流れを判定することも容易ではない。よって、成績も芳しくない。

これらも夜間取引での米国市場の影響が大いに関係しているようです。米国の利上げの影響などもあって、しばらくはこのような状況が続くのではないかと思われます。まだまだボラティリティは大きい状況にあります。

投資家は負けが続くと一時中断しなくもなるものです。私も友人に「そんなに損が続くのになぜ止めないのか」と言われたことがあります。「止めたくもなるが、これが私の仕事であり、投資を生業としているので逃げ場がない」と返事した記憶があります。

投資家であれば誰でも負けが続けば投げ出したくもなります。そこで踏ん張って売買を続けられるには何が必要でしょうか。強い気持ちでしょうか。強い気持ちがあっても、みるみるうにち減っていく投資金を見れば気持ちも折れてしまいます。

このように状況に追い込まれたとき、投資家は何を心のよりどころにするのでしょうか。何を信じて売買を継続していけばよいのでしょうか。

一般的に、追い込まれたときには「自分を信じて・・・」という言葉をよく耳にしますが、現実的には、なかなかできることではありません。私のような凡人には所詮無理な話です。ここで投資家は大いに悩むのです。

私の語録に『「力」とは繰り返しの結果である。目標と信念と情熱を持って、良い時も悪い時も、ひたすら続けることである』とありますが、まさに継続は力なりです。しかし、投資では上記のように継続できないという問題が多く発生し、結果として「力(成果)」が発揮できないということになります。

このような問題に対しては、以前から当欄で「投資金を最小単位にしても継続すべき」と解説してきました。投資の世界では「もうギブアップ」という状況はたくさんあります。しかし、売買を一度中断してしまうとまたスタートラインからとはじめることになります。

やはり、私の語録に『逃げては何も残らない。逃げてもまた元のところに戻るだけ。今逃げたら、明日はもっと大きな勇気が必要となる。逃げずに困難に立ち向かえ。』とあります。実際にはこの言葉のようにはいきませんが、気持ちだけでも落胆せず前向きにしたいものです。

話は戻りますが、私は現在でも負けが続けば落ち込みますし、投げ出したくもなります。しかし、そこで踏ん張れるのはシミュレーションの結果です。実際の成績はシミュレーション通りにはなりませんが、少なくても継続運用すればプラスになるという結果を心のよりどころとしてがんばっています。


拙者の格言

『成功するための極意、何事にも落胆しないこと。あくまでもやり続けること。決して断念しないこと。』




◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2015年12月18日 18時12分 ( 日経平均 18.987 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


・相場判定 買い 
( ロスカット@ 18.874 )
( ロスカットA 18.733 )
  ・ボリューム 69.0 ポイント

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   ≪ 金額での損切り ≫
2016/02/13(Sat)

2015/12/12 のコメントです。

石油輸出国機構(OPEC)総会を受けて原油相場が急落し、今年の最安値を更新している。原油安はシェールオイルや深海油田に対抗する手段と思われるが、国際原油需給の過剰供給を是正するメドが立たない中、需給バランスの均衡化、そして原油安是正のためには、いずれかの産油国が生産調整に踏み切る必要性があるのではないだろうか。

さて現在、株式市場は2万円を高値として下落傾向にある。これらをテクニカル面から判断すると、昨年の4月から8月上旬までの高値の平均買いコストは2万円前後であるため、この水準でやれやれ売りが出たものと思われます。

相場の上昇期から下降期に転換する時の売買は難しいものがある。そこで、ひとつの投資手法(損切り)について述べてみたいと思います。

たとえば、株価1000円の銘柄を1000株買い付けしたとします。売買代金は100万円となります。そこで損切り幅を設定します。損切りを10%に設定すると損切り金額は10万円です。株価が900円になったら損切りします。

これは一般的に損切りと考えられますが、もし株価が1100円に上昇し、さらに買い増し(1100円で1000株)した場合の損切り基準はどのように設定すべきでしょうか。

1000円と1100円での買い付けで2000株。それぞれを10%で損切りすると、21万円(10万円+11万円)の損となります。これらの方法で買い上がりや買い下がりを行っても投資金に対する損切りは10%となります。これらが一般的な損切りに対する概念でしょう。

これらは「率」によって損切りとなりますが、もうひとつの方法は「金額」での損切りです。たとえば、損切り金額を10万円とします。株価1000円の銘柄を1000株買い付けした場合、損切りは10万円なので株価が900円になったら損切りします。これは上記の10%損切りと変わりません。

もし、この「金額」での損切りで買い増しした場合はどのような処理をするのでしょうか。「金額」での損切りは、損切り限度額が10万円ですので、たとえ建玉が増えたとしても損切り金額の10万円は厳守します。

株価1000円と1100円で合計2000株買い付けしたとします。この場合の金額での損切りはやはり10万円です。投資金は210万円となりますが、これらに対して10万円の損が出たら損切りします。

同じ銘柄での買い付けのため、株価1000円も1100円も同じ幅で変動します。そこで、投資金は210万円で損切り10万円は株価がいくらの時か逆算します。逆算すると株価1000円での損切りとなります。(1000円での買い付けは損益0、1100円での買い付けは損益−10万円)

投資において投資金の増減はあるものです。投資金が増えてくると投資家も緊張してきます。なぜなら、万一、損切りが発生すると損切り金額も大きくなるからです。緊張が続くと投資判断も狂いがちです。

もし、金額での損切りであれば投資金が増えたとしても、あまり緊張せず気楽な投資ができるのではないでしょうか。「損はこまめに切る」という投資基本にも合致してきます。一考されてはいかがでしょうか。



SPS研究所 ホームページより

◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2015年12月11日 18時12分 ( 日経平均 19.230 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

                ( ロスカットA 19.481 )
                 ( ロスカット@ 19.342 )

・相場判定 売り 

・ボリューム 74.4 ポイント

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   ≪ 何を信じるのか ≫
2016/02/06(Sat)

2015/12/05 のコメントです。

東京市場は、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るのではないかとの観測で日経平均は一気に下落した。利上げの確率は五分五分であろうが市場は敏感に反応しているようだ。

さて、今年も師走となって忘年会のシーズンです。私も先日誘われてトーレーダーの忘年会に出席してきました。皆さん各方面で活躍されている方達なのでワイワイガヤガヤと賑わっていました。大人数の忘年会であったため限られた投資家としかお話ができなかったのが少し心残りでした。

出席者は、システムトレードのコンテスト優勝者やギャンブラー、専業トレーダー、証券マン、証券アナリスト、システムエンジニア、アナウンサーなど多彩な顔ぶれで、そのほとんどがFXのトレーダーでした。

トレーダーの会合に出席するということは、それなりに投資で成功している方と考えられます。投資家はなかなか自分の手の内は明かさないものですが、少し話をするとどのような投資手法であるか私には分かります。

FXトレーダーのほとんどはテクニカル分析のようですが、その分析指標はおおむね証券会社から提供されているシステムか市販のアプリケーションを利用しているようです。つまり既存のテクニカル分析指標を組み合わせでの利用です。

何度も解説していますが、既存のテクニカル分析指標の組み合わせでは一時的に好成績を収めることもありますが、長期間運用しているとあまりよい結果が得られないことは分かっています。

このことを出席したある投資家にぶつけてみた。すると彼は「確かにその通りだが、うまくいかなくなった時は裁量でやりますよ」という返事が返ってきた。彼は「自分はシステムトレーダーである」と言っていた。

また、トレードシステム製作者にも尋ねてみた。よくウェブサイトに右肩上がりのパフォーマンスで勝率80%などと宣伝しているサイトがあるが、あれはいかがなものだろうかと。

システム製作者いわく「過去のシミュレーションの結果は正しいのだろうが、その後のパフォーマンスは相場を見て少し手を加えているようだ」と言った。確かに未来永劫、右肩上がりであれば自分で売買するだろう。

相場の世界はそれだけ難しいということなのだろうか。投資では儲かることもあるが、その難しさは継続性にあるのではないだろうか。やはり上記のシステムトレーダー?のように、既存のテクニカル分析指標を組み合わせでは限界があるので一部裁量を交えながらの売買となるのではないでしょうか。

私自身のシミュレーション分析において、1000日間の連続売買でおおむね右肩上がりのパフォーマンスとなるシステムを作成したのですが、実際に売買すると損切りが連続したりして気持ちが折れそうになることもあります。勝率が30%前後であるので損が続くのは当然なのですが・・・。シミュレーション(仮想)と現実のギャップに頭を痛めるところです。

私でもそうであるように、ましてや他人の作ったシステムで連続して3回も損切りが続くようなら、このシステムは使えないと止めてしまうのも当然でしょう。要は、うまくいかない時、追い詰められたときに、何を心のよりどころにするかにかかっているようです。

やはり、最後は自分自身を信じるしかないのでしょうか。私は「自分で作ったシステムを自分が信じなく何を信じるのか」と、自分に言い聞かせ頑張っています。皆さんはいかがでしょうか。



SPS研究所 ホームページより

◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆ (毎日更新)

更新日時 2015年12月04日 18時11分 ( 日経平均 19.504 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

( ロスカットA 19.752 )

( ロスカット@ 19.614 )
・相場判定 売り

  ・ボリューム 72.2 ポイント

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   ≪ 投資は得意分野で ≫
2016/01/30(Sat)

2015/11/27 のコメントです。

市場のボラティリティが大きくなると、投資活動でハイリスク・ハイリターンとなる。最近は前日の終値と翌日の寄り付きの始値の間に大きく乖離することが多いようです。つまり、窓空けして寄り付くということになります。

当然ながらボラティリティが大きくなると窓空けが多くなりますが、昨年の8月の暴落時にもきわめて大きな窓が開いている。窓空けが大きいということは、ハイリスク・ハイリターンの状況にあると言ってよいでしょう。

酒田五法による窓空けには「三空叩き込み」や「三空踏み上げ」などがあります。「三空叩き込み」とは、下落相場で3回も窓を空けてしまうと、さらに下がるのではと恐怖を感じますが上昇転換のチャンスとなることが多いと言われています。
「三空踏み上げ」は、上昇相場で3回も窓を空けてしまうと、行き過ぎだから売っておこうという心理が働き下落転換となることが多いと言う。

「三空叩き込み」や「三空踏み上げ」などを売買手法に組み入れるのはやや危険な感じがしますが、相場のひとつの見方として捉えればよいのではないでしょうか。

ではなぜ、このような窓空けとなるのでしょうか。もちろん何らかの突発的なニュースや材料が出たときなどはパニックになり、売買が集中して窓明けで寄り付くことも多い。上記の「三空」などはその典型ではあるが、このような状況が発生すると、たしかに相場も材料出尽くしとなって反転することが多いようです。

しかし、以前は現在のような窓空けは少なかったような気がします。考えるに、窓空けの要因のひとつとして、現在は先物の夜間取引やCFDが影響していると思います。夜間に大きく変動すると当然ながら翌日には大きく乖離して寄り付くことになります。あまり乖離して寄り付くと、投資家も売買の判断に迷うことにもなります。

東京市場の夜間取引の変動は何によって大きく影響するかというと、もちろん突発的な材料などよるところも大きいのですが、ほとんどはNYダウをトレースするかのように追従して変化しているようです。

経済がグローバル化する中で投資市場も同様にクローバル化されて、相場変動の要因が多岐にわたることが分かります。このように、これからは東京市場も国内の要因を分析するだけでは難しいのではないかと思います。では、分析に「海外の要因も・・・」と言っても、個人投資家レベルではやはり無理があります。

私としては、ファンダメンタル分析や材料、海外の情報等の分析は不得手であるため、いきおいテクニカル分析にのめり込んでいったという経過があります。だからと言ってファンダメンタル分析や材料、情報の分析は必要ないというわけではありません。それぞれの得意分野で実力を発揮すればよいのです。

現在の投資環境では、投資の分析も多岐にわたり、また多様性が要求されるものですが、これらをすべて網羅することは難しいため、究極は自分の投資に対する適正(得意分野)を考え、分析範囲を絞り込んで特化し、自分に合った投資手法で売買すべきでしょう。



SPS研究所 ホームページより

◆ SPS研究所の短期相場観測指数 ◆

更新日時 2015年11月27日 18時10分 ( 日経平均 19,884 )

∞∞∞∞∞∞∞∞∞< 短期相場観測指数 >∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

( ロスカットA 20,140 )
・相場判定 売り  ( ロスカット@ 19,998 )

  ・ボリューム 7.4 ポイント

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



   ≪ 有利な仕掛け ≫
2016/01/23(Sat)

2015/11/22 のコメントです。

秋も深まり、各地からの紅葉の便りが楽しみです。気のせいか今年は例年より暖かいような気がします。これも温暖化の影響なのでしょうか。

さて「短期相場観測指数」を発表して以来、アクセスは順調に伸びています。短期相場観測指数は、非常に短期に変化しますので戸惑うかもしれませんが、ロスカットを入れて適切な運用を行えば、緩やかな右肩上がりの収益が確保できるというシミュレーション結果が得られています。

一連のシミュレーションにおいて感じられることがありました。それは仕掛け時のタイミングです。もちろん仕掛けは成り行きなのですが、目先的な売買と短期的な売買では仕掛け時のタイミングにより優劣が分かれてくるようです。

これは日経平均先物での売買シミュレーションですが、目先的な売買では、当日の終値での仕掛けが有利になります。短期売買では翌日の寄り付きによる仕掛けが有利となっています。これらの差は期間(時間)の経過ともに大きな差となって現れてきます。

相場が荒れている時やボラティリティが大きい時、また、目先的な売買では、その日(当日)の終値による仕掛けが有利となっています。その原因を考えてみました。ボラティリティが大きく、相場が一方通行となった時などは、翌日の寄付きは窓を開けて飛ぶ時も多くあるので、当日の終値での仕掛けが有利となっているようです。

また、相場が落ち着いた変動の場合や売買スパンが目先売買より長くなる売買(短期的な売買)の場合は、翌日の寄り付きでの仕掛けが有利です。その理由は、短期的な売買では相場の流れの中での売買判定となるため、その流れを継続する形の翌日の寄り付きでの仕掛けが有利なのではないかと考えます。

そこで、現実的に当日の終値で売買できないのではという疑問が沸きます。当然ながら株式売買は、当日の終値を見てから分析しても当日の終値での売買はできません。しかし、先物は3時15分まで売買が可能であるため、当日の終値近辺での売買が可能となるのです。

もし、3時15分までに分析が間に合わない場合は、夜間取引の寄り付きでという手もあります。売買スパンにより、より有利な仕掛けのタイミングを選択できるものと思います。

現在、SPS研究所のホームページで公開しています「短期相場観測指数」は、上記の解説の「短期的な売買」にあたります。

以上のような新たな発見をしました。今までも膨大なシミュレーションの後には何らかの新たな発見があるものです。その積み重ねが新たな投資手法となっていくのです。現在は、私がシミュレーションを始めた当初より想像もつかないような手法へと変化してきました。

また、些細なことかもしれませんが、一般的なテクニカル分析手法は株価の終値で分析しているようですが、これを中値(始値と終値の中間値)で分析すると、わずかですがパフォーマンスが向上します。わずかでも、ちりも積もれば・・・・となります。

相場の分析は非常に難しいものです。努力しても何も得られないことも多いのですが、努力しなければ何も得られないということを肝に銘じで頑張っています。



   ≪ ロスカット水準 ≫
2016/01/16(Sat)

2015/11/13 のコメントです。

今回、SPS研究所から発表しました「短期相場観測指数」に「ロスカット」を追加いたしました。ロスカットとは、いわゆる損切り水準であり、その水準を切れると危険ゾーンですという目安です。

ロスカットは「相場判定」における「買い」および「売り」の目先的なロスカット水準の@と、短期的なロスカット水準のAを表示します。ロスカット指数は現在の日経平均を基準として算出されています。そして、ロスカット指数は相場全体の変動(ボラティリティ)によって変化します。

ロスカット指数利用時の注意点として、実際の仕掛けでは、現在のロスカット指数ではなく仕掛け時のロスカット指数が有効となりますので、必ず仕掛け時のロスカット指数を記録してご利用ください。

投資手法は多様であり、それぞれの投資家によりロスカット水準も異なると思います。たとえば、日経平均を基準として個別銘柄を売買されている投資家と日経平均先物で売買されている投資家とではおのずとロスカットの基準も違ってきます。

個別銘柄を売買されている投資家の中にも目先的な売買を得意とする投資家の方も、短期的な売買をされる投資家もおりますので、ロスカット水準の@とAを上手に使い分けてください。

また、先物などを売買されている投資家でロスカット水準が大きすぎるという投資家は少しロスカット水準を小さくしてもよいと思います。その場合、たとえば現在の日経平均が19000であり、ロスカット@が18900であった場合、その幅100の50%の50などとして、18950をロスカット水準とします。

以上のように、表記されているロスカット指数をベースとして、投資家のニーズに合ったロスカットルールを構築されればよいと思います。

ただ、現在のロスカット水準は現在の日経平均に追従して表記されますので、実践においては、仕掛け時のロスカット水準で判定してください。この基準を守らないと、いつまでもロスカット水準に達しなくなりますので注意が必要です。

今回、ロスカット水準を表記しましたが、ロスカット水準に至る前に「相場判定」が反転した場合は、ロスカット水準より「相場判定」を優先すべきであると考えています。

本来のロスカットは建玉の量により、その基準も変えるべきなのですが、当方では投資家それぞれの建玉はわかりませんので、一応の目安としでロスカット水準を設定してみました。

【注意点】
「短期相場観測指数」はSPS研究所のホームページに記載されていますが、通常、データの更新は18時30分前後となりますが、もし時間を過ぎてもデータが更新されていない場合はウェブサイトの「再読み込み」を行ってください。



   ≪ トレーニングなくして栄冠はない ≫
2016/01/11(Mon)

2015/11/07 のコメントです。

最大規模と言われる郵政3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)のIPO(新規上場)がありました。元国営企業の上場ということもあり、今回の上場が日経平均株価に与える影響は非常に大きいことが予想されます。

上場では3社ともに初値は売出価格を大きく上回りましたが、過大な期待は禁物かと思います。投資家の立場からは、特別視することなく一企業として捉えるべきでしょう。

さて、当研究所では先日「短期相場観測指数」を公開いたしました。短期相場観測指数は短期的な視点で精度の高い判定をしていますので、これらの指標を参考にして投資家各自の投資スタイルに合わせてご活用いただければと思います。

この指標は短売買用ですから、短期的な売買を目的とされている投資家には利用価値があるのではないかと思います。仕掛けのタイミングや建玉の操作などに利用できます。

この指標は非常に短期に変動しますので、仕掛けたもののすぐに反転してしまったという場合もあると思います。そのような時は、反転した時点で「つなぎ」を入れるなどで対処するとか、また、損切り基準としても利用できるのではないかと思います。

投資は、常に利益の時期と損失の時期が代わる代わる交互にやってきます。利益の時期はそのままでハッピーなのですが、問題は損失が長く続いた場合です。最初はこんなものだと納得して損切りを実行しますが、さらに損失が続くようになると不安がよぎり悩み始めます。

そんな時に投資家の判断が分かれます。売買を一時中断して様子を見るか、または、自分が決めたルールだから損切りを続けてみようと。いずれにしても、損切りが長く続くと当然ながら投資家はウツ状態に陥ります。

話は少しそれますが、今回のラグビー・ワールドカップにおいて、日本チームは世界中を驚愕させました。その原動力となったのは何だったのでしょうか。私はその原動力は徹底した練習にあったと思います。ヘッドコーチのエディー・ジョーンズが言っていたように、日本チームは「世界一の練習をした」と。

「走った距離は裏切らない」と、あるスポーツ選手が言っていたように、やはり、そこにあるのは徹底したトレーニングであろう。トレーニングなくして栄冠はない。

話を戻して、スポーツの世界と相場の世界を比較してみよう。スポーツの世界は徹底した練習であるのに対して、相場の世界で、これらに匹敵するもの(練習)は何であろうか。徹底した勉強であろうか。

もちろん、投資の勉強も大切ではあるが、私は自分の投資手法の裏付けを取ることにあるのではないかと考えます。裏付け、つまり現在利用している投資手法が正しいものであるという裏付けが必要である。

では、その裏付はどのように取ればよいのだろうか。私は、その裏付けは自分の投資手法の徹底したシュミレーションではないかと考えます。シュミレーション
を徹底的に行い、信頼できるシステムであると確信したならば、たとえ損切りが続いたしても、ウツ状態などになることなく淡々と売買が継続できるのではないだろうか。私は徹底したシュミレーションを心のよりどころとして売買しています。

今回公開しました「短期相場観測指数」も徹底したシュミレーションを行いました。正しくご理解いただければ、投資家のご期待に添えるものと思います。


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「短期相場観測指数」は、SPS研究所のホームページに記載されています。無料で閲覧できます。指数は毎日更新されますので記録などして、その推移を見てください。当分の間は継続したいと考えています。感想などお聞かせいただければ幸いです。

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