2019/05/24 のコメントです。
市場の一寸先は分からない。多少分かったとしても、それらにより持株の処理や新規の仕掛けなど、その対応まではなかなか判断が付かない。であるから、投資家は、常に迷いや悩みから逃れられない。
このような迷いや悩みから開放されたいとの一心から、システム売買ならこれらを解消できるのではないかと考え、システム売買に参入する。しかし、安易な気持ちでシステム売買に参入しても、すべてが解消するわけではない。
システム売買において、大きなトレンドが発生すると含み益が増大する。「これはいける」と思ったものの、相場が反転し、含み益が見る見るうちに減少の一途を辿る。「含み益」は、利益確定しない限り「幻想」に過ぎず、ぬか喜びであることは知りつつも・・・。
投資家は、含み益が最大のときのことはしっかりと覚えています。そして「あの時処分していればなあ」となる。しかし、システム売買はそれを許さない。そこで投資家は悩む。システム売買では「迷いや悩みが解消できると思ったのになあ」と。
お金儲けはそんなに甘くはありませんよ。裁量売買でもシステム売買でも大なり小なり迷いや悩みはあるものです。楽して儲かることなどないことは誰でも知っているものの・・・。
しかし、システム売買においては、投資家の個人差はあるものの、ある程度の期間を辛抱して運用していくと、あまり迷いや悩みを感じずに運用ができるようになるものです。このような状況になるまでの間には、システム売買に挑戦した多くの投資家が脱落していくのも事実です。
実際に、当研究所のシステム売買で億単位の運用を行っている会員の方が何人かいらっしゃいます。たしかに、一時は退会したり再入会したりしたものの最終的には、当研究所の分析システムに落ち着いたようです。
その中の一人からお話を聞いたことがあります。その投資家は「とにかく株式運用で生活していきたい」との信念から、あらゆる売買手法にトライしたそうです。しかし、どのようなシステムでも一時的に利益は上がるものの継続性がないとのこと。
また、他社のシステムでは「マネー・マネージメント」が一切ないため、投資金をどのように配分してよいのか分からず、あるとき調子がよいので全資金を投入したが、相場急変で大損してしまったという。SPS研究所のシステム売買は、ヘッジが入っており、常に全資金を投入してもあまり心配がない。株式投資で生活をしようと考えている私にとっては非常にマッチしたシステムであると話してくれました。
私としても、当研究所の分析システムを採用いただき、多くの投資金を投入し運用される投資家に対して責任を感じずにいられません。そのためにも、皆様のご期待に添えるようなシステム開発にまい進しなければなりません。
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