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   ≪ どうした日本 ≫
2017/04/06(Thu)

2017/03/26 のコメントです

東京では桜が咲きはじめ春めいてきました。春といえば、新しい出会いと別れの季節。卒業式、入学式、入社式と一年の中でも特に忙しい時期と言えるかもしれません。年度切り替えの時期です。

さて、季節は過ごしやすくなってきたものの、最近の話題は森友学園問題や豊洲の問題でメディアは毎日お祭り状態です。さらに、これらの問題が国会で取り上げられ、60超の大切な法案の議論は全く進まず、大切な税金を無駄遣いしている。

これらは一地方の問題であり、国会で云々する問題でもなかろう。国民もいい加減にあきれているのではないだろうか。騒いでいるのはメディアだけだ。

大事なのは法案の議論や世界情勢であろう。北朝鮮からは4発ものミサイルが発射されているというのに・・・。また、韓国では朴槿恵大統領が罷免され無政府状態だ。中国も沖縄県・尖閣諸島への攻勢を強めている。わが国を取り巻く安全保障環境の変化への対応など、重大問題が山積しているのにメディアはどこ吹く風だ。

一体今何を守る為の政治なんだろ?。私はいつもマスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)であると言っている。時としてメディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがあるとも言っている。

よって、私はテレビや新聞は見ないことにしている。一方通行の情報であるテレビや新聞では編集者や製作者の意図に大きく左右される傾向がある。これでは、知らず知らずのうちに洗脳されてしまうことにもなる。

一方、ウェブサイトのブログやフェースブック、ツイッターなどは賛成意見や反対意見など双方が網羅されており、両方の意見を見て、聞いて自分で判断することができる。もちろん過激な意見や常識外れの意見もあるが・・・。

一般的に反対する声は大きく激しい。常識的な人たちはあまり意見も言わず静かに見守っている。そのため、メディアは声が大きく激しい方に耳を傾けてしまう。そして売らんかなの商業主義のメディアが面白くおかしく報道する。報道内容が正しかろうが間違っていようが報道の自由をかざして報道する。

本来メディアとは中立で、事実を賛成意見、反対意見を織り交ぜて報道すべきであるが、最近のメディア報道はかなり偏っていると思う。偏向や隠蔽、捏造報道が蔓延しているような気がする。これでは日本国民を正しい方向には導けない。

ご存知のように米国トランプ大統領は米国メディアを激しく非難している。メディアの偏向、歪曲報道をして、自分の意見や考え方を正しく報道していないと怒っている。そのためツイッターなどを利用し、広く国民にストレートに広報している。

メディアの偏向、歪曲報道は世界的な傾向なのか?。最近の日本のメディアを見ていると多分にそのような傾向が強いように感じる。私はメディアの偏向、歪曲報道が日本を貶めているような気がしてならない。

よって、メディアの報道には十分注意していかなければならない。投資関係の情報においても「カリスマ投資家」「勝率80%」「絶対に儲かる」「○万円を○億円にした」「極秘の情報」など興味をそそるタイトルが並ぶ。

相変わらず投資詐欺の事件が起きている。困ったものだ。これからは自分の考えや理念をしっかり持って、他人に左右されることなく投資活動にまい進していただきたいものです。



   ≪ 日本人は勤勉である ≫
2017/03/31(Fri)

2017/03/19 のコメントです。


投資とは一体なんだろう。「投資」とは主にお金に関係することであり、損・得というイメージがつきまう。しかし、これら投資の定義に共通する投資の本質とは、「将来の為に行動を起こすこと」です。

投資とは一般に、株式投資、投資信託、国債、不動産投資などであろうか。しかし、日本人は投資に対して消極的であるように思われる。もし投資に対してマイナスなイメージを持っていたとしたら、恐らく投機やギャンブルと混合し、儲かるのは一部の人と勘違いしているのではないだろうか。

野村総合研究所がアンケート調査した、一般個人に投資のイメージを聞いたところ、「リスクが大きい」(39%)を筆頭に「素人には難しい」「不安・心配」「損をする」など、上位にはずらりとマイナスの言葉が並んだ。「利益が得られる」(14%)と、少し前向きな評価が登場するのはようやく14番目だ。

投資や資産運用は、そんなに危なっかしくて、一部の人たちだけしかできないことなのか。多くの人が投資に抱いているイメージであるが、ここで投資の意味を改めて考えてみよう。

「投資の利益は不労所得。お金は額に汗して稼ぐもの」と 日本には投資に対する偏見が根強く、それが「個人マネーの大半が預貯金に滞留している大きな理由」との見方がある。確かに投資や資産運用で額に汗することはないかもしれないが、投資も立派な頭脳労働である。「投資では額に汗しないが、背中に冷や汗をかく」。

日本人は勤勉である。この勤勉さが現在の豊かな日本を築き上げてきたのだろう。最近は少し元気がないようにも見えますが、この勤勉さがあれば、これからの日本も安泰であると思います。しかし、日本人が勤勉である反面、稼いだお金を運用することには不得意のようである。

誰でも「今よりも資産が増え、将来的には金銭的不安のない暮らしを実現したい」という考えは持っているだろう。そこでこれらを満たすものが「投資」ということになりはしないか。つまり、「勤勉な労働」プラス「投資」が将来を豊かにすることになるだろう。投資の目的もそうあるべきです。

そのためにも「投資」について真剣に考えなければならない。しかし、投資をした結果、大損をして不幸になってしまっては元も子もない。今より少しでも金銭的に、心に余裕のある暮らしを目標にするのであれば、しっかり勉強をして、それなりのルールを守って投資に臨まなければならない。

投資については、投資の金額や資金の性格、また、投資家自身の考え方によって、さまざまであろう。そこで、投資家自身の目的に合った考えの中でルールを決め、投機やギャンブルにブレることなく投資を行うことです。

投資にはリスクが伴う。しかし、投資利益の源泉は「経済の成長」にあり、私は日本人が勤勉である限り、投資は割に合う(長期的な視点で)と考えています。



   ≪ 究極の目的は? ≫
2017/03/25(Sat)

2017/03/11 のコメントです。

私の周りの人達も中高年になり、多くの人が何らかの薬を飲んでいる。聞くところによると血圧を下げるための「降圧剤」を飲んでいる人が多かった。さらにコレステロールを下げる薬を服用している人も多かった。

高齢になればやむを得ないことなのだろう。テレビなどでは血圧の標準値は「130」などと言っている。病院に行っても同様に言われるようだ。私は専門化ではないが、やや疑問に思っている。この血圧「130」は何歳の平均値なのだろうかと。20歳、それとも80歳?。

ある人は、血液検査でコレステロール濃度が「基準値」を超えているので動脈硬化のリスク抑えるため、食事や運動などの生活習慣を図るよう指導される。そして、コレステロール濃度を下げる薬を渡される。しかし、食事を制限しても血中のコレステロール値にはほとんど影響がないことが明らかになったという論文もある。

以上のように中高年者は何らかの薬を服用している人が驚くほど多い。我々は医学には素人であるため医者やメディアの情報を盲目的に信用するしかないのだろうか。

ある老人が病院で検査を受け、医者は「特に悪いところはありません」と告げたものの、その老人は「何か薬をください。薬を飲まないと不安で、不安で」という。笑い話のような話であるが、薬を飲んでいると安心するのだろう。

薬を飲めば当然ながら副作用がある。薬は身体にとって「異物」であり、ある意味では毒でもある。毒が体内に入ると肝臓で分解して無毒化する。しかし、毎日継続して薬を飲んでいると肝臓も疲れてしまうのではないだろうか。酒も同じである。

私の知人に血圧が「220」の人がいる。医者からは「このままでは死にますよ。薬を飲みなさい」と言われていると聞いたが、その知人はガンとして聞かない。何か考えるところがあるのだろう。彼は冬も半袖のシャツで、正月には禊のため神社の池に入って冷たい水を被るという。いつも元気だ。

ある女性は手足が冷えて冷えて困っていると言う。どうしてだろうと考え込んでいた。その女性は血圧が「150」で「降圧剤」を飲んでいる。血圧が低くなって手足に血液が行かないのだろうか。聞くと「降圧剤」を飲んでからだという。高齢になって血圧を下げると脳にも血液が届かなくなりボケてしまいはしないだろうか。

高齢にもなると身体に自信がなくなり、運動をしたり薬やサブリメントを飲んだりして健康維持を図る。冬の零下ともなる寒い朝に一生懸命にジョギングなどしている中高年の姿を見かける。寒いのに大丈夫なのかと心配します。余計なお世話かもしれませんが・・・。

皆、健康が一番だという。確かにそのとおりだろう。しかし、私は次のように考えます。健康な身体を維持することは素晴らしいことですが、要は、健康な身体になって何をするかにあると思います。その「何をするか」を忘れているような気もします。

お金についても同様です。お金を儲ける、貯めることは良いことです。しかし、その先にあるもの、つまり、そのお金で「何をするか」が究極の目的ではないだろうか。

健康もお金も「手段」でしかないのです。健康な身体になって「何をするか」、お金を儲けて「何をするか」。目的を強く持つことによって健康な身体となり、そして、お金も増えてくるのではないだろうか。


拙者の語録から

『健康は笑いから、病はストレスから。病人は笑わない。ストレスは万病のもととなる。ストレスの原因は、不安、不満、苦悩、恐怖、憎悪、嫉妬、緊張、羨望、絶望、怨恨である』
 
『「薬」とは毒のことである。毒は身体を蝕む。薬は、それを治すことができるかもしれないが、必ず、ほかの多くの機能を害することになる。薬は人体にとって異物である。人体に一番良い薬は「水」である』

『世の中はいつも間違っている。世の中は、本来あるべき正しい姿から常に乖離しながら変化している。よって、現在の常識はいずれ非常識となる。常識は先入観』

『誰でも長生きしたいと願う。しかし、長生きして何をするかの目的意識を持つ者は少ない。健康は最終的な目的ではなく、健康は豊かな人生を送るための手段である。夢や目的を持って行動することにより健康で長生きできる』

『情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある』



   ≪ 日本人と相場 ≫
2017/03/17(Fri)

2017/03/04 のコメントです。

日本人の特徴は「真面目である」「秩序を守る」「礼儀正しい」「きれい好きである」「約束を守る」など、民度、素養の高さは世界一といっても言い過ぎではないだろう。なぜなのだろうか。

それは日本の歴史の長さにあると思う。島国であり、単一民族であり、また、四季に恵まれた国である。一貫して継続され長い歴史を持った国である。神武天皇が大和の地に国をつくり、王朝が一度も滅びることなく続いている。日本は世界最古の国です。こうした事実は日本人として誇るべきことだと思います。

また、日本は古来、農業国であった。つまり、日本人は農耕民族であった。農業は主として米作りである。米作りは春に田に水を引き、耕し、苗を植え、秋に刈り取るという作業の間には台風などで風水害もあるだろう。しかし、日本人はそれらを乗り越え、コツコツと農作業を続けてきたのである。

田植えや稲刈りの作業は一家族では賄いきれず、人手を借りての共同作業であった。このような生活の中から、コツコツと努力することや他人への思いやりや礼儀などの作法を身につけたに違いない。我々日本人には、長い歴史とともにこれらがDNAにインプットされてきたのだと思う。

前置きが長くなりましたが、そこで、日本人と相場について考えてみたいと思います。日本での相場の常識とされた「株式投資とは長期に持つものである」について考えてみると、これは農耕民族の資質とうまくマッチしているような気がします。

米作りのように種を蒔いてから刈り取るまでじっくりと待つ。つまり長期投資である。そこで長期的に積み立て投資すれば、株価の変動リスクを抑制でき、最終的には安定した利益を確保できると考える。これはにドルコスト平均法という投資法である。

ドルコスト平均法は、規律のある積み立てで時間分散を進めれば、長期的に収益が上がるという考え方だ。しかし、現実的に長期間にわたり規則正しく、同じ投資信託などに積み立て投資を続けてきた人はどれだけいただろうか。

大手の会社には「従業員持株会」などがあり、毎月の給料から一定の金額を拠出して、その会社の株を買うというドルコスト平均法的な持ち株制度がある。これらも長期投資でコツコツとという考え方からである。我慢すれば報われるという理屈だ。

このような投資スタイルは日本人の性格に合っているようです。しかし、このような投資法も日本経済も発展し、今後も会社がある程度成長していくという前提に成り立っている。しかし、現状を見てみると、シャープや東芝などの例もある。

辛抱強いのも日本人の特徴でもあるが、雨にも風にも負けず辛抱強くバブル崩壊やリーマンショックにも絶えて長期投資ができる人は果たしてどれだけいるだろうか。長期投資は今後も日本経済は上昇するという前提に立っているように思う。

振り返って、日本の成長は高度成長期とバブル期である。このように時期がまた来ると考えてのことだろう。少子高齢化などを考えると高度成長期やバブル期のようなことは期待できそうもない。よって株式市場もこれからは上がったり下がったりの往来相場が続くような気もする。

日本人は民度も高いし、素養の高い。しかし、このような日本人の性格や気質が相場に適しているだろうか。日本人の性格からすると長期投資が最適かもしれない。それを否定するつもりはないが・・・。ある古参の投資家が言う。「高度経済成長が終わった日本では、相場は上がったり下がったり。長期投資が良いなんて幻想だ。長く持ち続ける事ほど辛いものはない」と。

結論は投資家の成績がその証明することになるだろう。



   ≪ 焦らないことです ≫
2017/03/10(Fri)

2017/02/25 のコメントです。

梅の花も咲きはじめ、寒さもやっと峠を越してきたような気がします。若葉も芽吹きはじめ、晴れた日には清々しい気分にもなります。ところが・・・。手持ち株の成績を見てみると、いまひとつ気分が晴れない。

なぜだろうと自分に問いかけても分からない。とにかく成績が芳しくない。今のやり方が不味いのかなどと考え、他の手法を模索し始める。しかし、これは今まで辿ってきた道でもあり、同じ繰り返しのような気もする。

自問自答するもなかなか答えが見つからない。このようなことは誰でも経験することであり、常に投資家の頭痛の種となっている。私も何度も経験しており、投資家の避けることのできない道なのかなあと思っています。

しかし、日経平均のチャートを見てください。ここ3ヶ月弱の日経平均の株価の動きは小幅な往来相場となっています。つまり、相場にボラティリティがない状況が続いています。

我々、短期投資家は値幅取りを目指しています。できるだけ大きな値幅を取ろうとしています。しかし、その相場変動が小さければ値幅もあまり取れません。変動か小さいということは、買い仕掛けしたもののすぐに反転してしまうということになります。

これは当然です。上下の変動幅が小さいためすぐに反転してしまいます。結果として成績が芳しくないとなります。相場全体の変動が小さいため取れないのです。投資手法が原因ではなく、取れない相場展開なのです。トレンドが発生していないのです。

このような展開はよくあることで、自分の投資成績ばかり見て唸っていないで、現在の相場状況の見極めも必要となってくるのです。

相場格言に「木を見て森を見ず」とありますが、まさしく現在がそのような状況ではないでしょうか。焦らないことです。

『焦りと緊張は多くの失敗を招く』



   ≪ 中断、放棄の空白 ≫
2017/03/03(Fri)

2017/02/10 のコメントです。

最近の話題は新聞でもテレビでもトランプ大統領の話で持ちきりである。政界、財界も今後トランプ大統領がどのような政策を出してくるのかと戦々恐々としているようだ。

私は、お化けが出てくるわけでもないので、日本に影響のある政策が出てきたならば、それらに対し検討、分析をして最善の対策を講じるべきであって、何も分からない時から異常に神経を尖らせ一喜一憂する必要もないだろうと思う。

これは相場においても然り。先のことは分からないので、何が起こっても良いように万全の対策を採っておけばよい。備えあれば憂いなしである。今、成すべきことは、現在の仕事に集中することである。

さて、投資家の日常は勝っては歓喜、負けては絶望の繰り返しであろう。もし、負けが続くようなものなら落ち込んでしまい投げ出したくもなる。さらに追証などの連絡がくると絶望し、頭を抱えて青天の霹靂状態となる。

このような時、次に投資家はどのような行動を取るだろうか。私にも体験があるのだが、好むと好まざるにかかわらず、多くは「一時休憩」となるであろう。中には「もう相場などやるものか」と市場から退場していく者もいるだろう。

私も同様の体験があり、友人たちは一時仕事を離れて気分転換に旅行にで行ってきたらなどと親切にアドバイスしてくれる。私自身は気分転換が下手なほうなので、残念ながら親切なアドバイスも実行していない。また、酒でも飲んで気分を晴らしたらなどとのアドバイスを受ける。しかし、私は酒を飲んでも悪い状態は何も変わらないと思っているので、今でもヤケ酒は一切飲まない。

このような状況に追い込まれた場合、私自身の体験を踏まえてアドバイスをしたいと思います。このアドバイスが適切であるは、はなはだ疑問ではありますが・・・。ただし、このアドバイスは相場を趣味的に捉えている投資家ではなく、専業投資家に対してのアドバイスですのでお間違いのないように。

古い話ではありますが、『第二次大戦当初、日本空軍はイギリスの絶対沈まない不沈戦艦といわれていたプリンス・オブ・ウェールズをマレー沖海戦で雷撃及び爆撃し撃沈させた。その報を受けたチャーチルは「これほどの衝撃はなかった」と回想録に記している。第二次大戦時に活躍したゼロ戦をはじめ、日本の戦闘機の優秀性は誰の記憶にもあるでしょう。それは当時、日本の戦闘機の優秀性と操縦者の技術力、能力などのレベルの高さを証明したものである。しかし、戦いに敗れた日本は、その後7年間GHQに占領され、日本にあった軍用、民用を問わずすべて壊された。GHQは航空機の製造から研究まですべて禁じた。これは日本人の精神的な強さや能力、優秀性、高い技術力を恐れたためであろう。今になって考えると、この空白の7年間は、その後の日本の航空産業や技術の発展は世界に対して大きく後れを取ることになった。最近になってやっとジェット旅客機や戦闘機の製造を始めたようだか、もし、この空白の7年間がなかったら、日本人の優秀性や技術力、高い能力を持ってすれば、今では自動車産業と同様に航空機産業も世界を席巻していたに違いない。』、とても残念なことだ。

以上のように、研究の中断、放棄の空白の期間が長くなれば、それだけ技術や能力、体験が衰退していくものである。これがいかに後々に悪影響を及ばすかが良い例であろう。当欄で何度も申し上げていますが、相場に手が合わなくなった場合でも株数を減らしてでも市場に留まるべきであると考えます。相場格言に「休むも相場」とありますが、これは投資を生業としている私はとらないところです。

「何事にも落胆しない、あくまでもやり続ける、決して断念しない」



   ≪ 投資の真髄や理論 ≫
2017/02/25(Sat)

2017/02/04 のコメントです。

投資家はそれぞれ投資戦略を持っていて「自分のやり方は常に正しい」と思いがちです。また、投資関連の書籍では常識とされるような必勝法が紹介されている。しかし、それを無条件で信じるのか、また、一つの仮説として実際に検証してみるかで大きな違いが出てきます。

前回もゴールデンクロス売買を解説しました。これらを実際に模擬売買をしてみると、累積損益がプラスになる期間はあったものの、マイナスになる期間もあり、常に良い結果が得られなかった。

では、その他のテクニカル指標ではいかがでしょうか。自慢するわけではないのですが、私ほどテクニカル分析の研究をした者はいないのではと自負しています。当然ながら今までほとんどのテクニカル指標の検証は行いました。

しかし、その結果としては、上記のゴールデンクロス売買と同様の結果となっています。そのため現在ではオリジナル指標の開発にまい進しています。今でも夜遅くまで研究しています。

そこで最近感じることをお話してみたいと思います。株式投資では売りと買いしかないわけですから売買システムもあまり複雑にする必要はないということです。以前に移動平均線を何本も引いて「ここの時はこうする」などと熱心に説明したシステムもありましたが、そのシステムも今はない。

システム開発で一番陥りやすいミスとは「最適化」という罠です。最適化とは過去の一番良いところだけをチョイスして集計しているだけです。ですから過去のパフォーマンスはすばらしいものとなります。

投資家が、これらのパフォーマンスを見て「これはすばらしい」とシステムを採用する。その結果は明らかである。過去の右肩上がりのパフォーマンスから実践に入ると見事に右肩下がりとなります。当然です。そこに明らかに理論はなく、過去の良いとこ取りであるから・・・。私もこの罠にはまり時々失敗することもあります。

では、「テクニカル分析における理論などと偉そうなことを言っているが、あなたは理解しているのか」と質問されそうですが、偉そうに言っている私にも分かりません。ただ、言える事は、明らかに間違っているところを排除していけば、自ずからそこに投資の真髄や理論が存在するのではないでしょうか。これは明らかに無責任な回答でしょう。ごめんなさい。

私は今でも投資の真髄や理論が分からないから研究を続けているのです。しかし、最近の研究で分かってきたこともあります。あるひとつの分析指標である程度の期間(日足ベースで20年間)で緩やかではあるものの収益の上がるシステムが出来上がったとします。

そこに更に収益を上げようとあらゆる分析指標を追加して、そのパーフォーマンスを検証します。多くの指標を追加すると、それなりに収益はアップするものの満足する成果は得られませんでした。

納得しないまま、検証を続けているうちに画期的な指標を発見しました。実にその成績は50%アップとなりました。その指標とはいったいなんでしょうか。それは「損切り」でした。損切りを入れることにより「成績が50%アップ」、すばらしいではありませんでした。

投資とは売りと買いしかないシンプルなものです。なにも難しく考える必要はないのです。投資の真髄や理論はこのようなところにあるのかなあと思う今日この頃です。

今日は節分です。豆まきをしました。鬼はそと福はうち。



   ≪ 己のほかに敵はなし ≫
2017/02/18(Sat)

2017/01/30 のコメントです。

年明けての投資成績はいかがでしょうか。世界情勢の変化や不透明感の漂う経済状況の中、今後の市場を見通すことも難しくなっているようです。

日本の相場の歴史は江戸時代のコメ相場からと言われています。「相場の神様」と讃えられた本間宗久。宗久が残した「秘録」は21世紀の迷える投資家のバイブルとして頼りにされているようですが、現在、テクニカル分析に使われる「ローソク足」の考案者とも伝えられています。

このように日本の相場には長い歴史がありますが、その間に多くの相場師が輩出されました。伝説の相場師として名を残している投資家も多い。しかし、私が調査した結果では、これら相場師の晩節は有終の美とはなっていないケースが多いように感じました。

今でも著名な相場師と記憶されている投資家も調べてみると、途中で破綻状態となっていたが、幸いに助け舟を出してくれる人がいて助かったという話もある。れらから理解できることは、いかに相場は難しいかと言うことです。

相場はなぜ難しいのだろうか。相場が難しい原因は、投資家自身が難しくしているのではないか、とも考えられる。なぜなら「欲には際限がない」ということに起因している。儲かればもっと儲けようとして、さらに大きな資金を賭けようとする。つまり、欲のエンドレス状態である。これが一番大きな原因かもしれない。

もうひとつは「自己否定の拒否」であろうか。簡単に言えば、人は誰でも自分の考えは常に正しいと思っている。常に正しい行動をしていると考える。そこに自分が相容れない状況が入ってくると本能的に拒否する行動をとる。これは人間として当然の行為である。これは人間が生きていくための本能的な行為とも言える。

この本能的な行為は、相場においては「損失の拒否」という行動に繋がる。つまり、損失を受け入れたくないという心理が働く。結果として、損切りができないことになる。相場で「損切りができない」ことは致命的である。

このように相場を難しくしているのは、やはり「自分自身」ということになる。相場で負ける原因を世界情勢や経済状況のせいにするのは間違っている。私の語録に「己のほかに敵はなし。向かう敵は自分だけ」とある。

かなり精神論的になってしまいましたが、投資はビジネスと考えるも相手がいない。投資活動はひとりで悶々として行う。かなりハードである。そのためメンタル面が弱いと損失を被る前に人間的に破綻してしまうということも起こりえる。

しかし、メンタル面を鍛えると言っても一朝一夕で容易にできるもではない。上記のように人間としての本質を見極め、相場から距離を置いて客観的に捉え、感情移入せず売買することが良いのではないかと考えますが、いかがでしょうか。



   ≪ 間違っているから・・・ ≫
2017/02/18(Sat)

2017/01/21 のコメントです。

米国の新大統領となったトランプ氏は就任演説で、「国を再建する。ワシントンから皆さんに権力を移す」と発言。選挙戦で訴えた「米国第一主義」を進めて、国内雇用の維持・創出や移民問題、社会基盤の修復をすることなどに言及した。

トランプ氏は減税についても言及している。もし、これらが実現するのであれば米国の景気は上向くだろう。米国の景気が良くなれば、当然ながら日本においてもその恩恵はあるだろう・・・。

日本の政治家や経済人は、トランプ氏の大統領就任で彼は政治経験もないし、その発言も際立っているので、今後の見極めが非常に難しいなどと口をそろえて言っている。しかし、そんなことを言っていても始まらない。その時々の情勢を的確に見極め、判断していくのが政治家であり実業家であろう。

「その時々の情勢を的確に見極め、判断していく」のは、投資家においても同じだ。投資家は先行きは分からないものの、現時点て的確な判断を下していかなければならない。投資とは将来に対して行うものであるが、その決断は「今」である。

結果として、現在の判断が正しければ将来は収益を生むし、間違えれば損失を被る。ただそれだけのことです。これを逆の方向から見てみると、現在、損切りし損失を被ったとすれば、それは、それ以前の判断が間違っていたことになる。

つまり、結果的に損をした、または損をしているということは、判断が間違っていることになる。もちろん投資の世界であるから損をすることは常にある。しかし、長期投資は別として、短期売買で何度も売買しているにもかかわらず2年も3年も利益が出ないということは、その判断が間違っているのではないだろうか。

「間違っているから儲からない」という図式ができあがる。では、間違いを正そうとする。しかし、何が間違っているか本人も分からない。当然だろう、これが自分の正しい投資法だと信じて今までやってきたのだから・・・。

ある自動売買のニュース記事があったので紹介します。

『日経平均連動型ETFで5日と25日の移動平均線を使って「ゴールデンクロスで買い、デットクロスで売る」という投資戦略を01年12月末から16年6月末の期間で実際に検証してみた。その結果、累積損益がプラスになる期間はあったものの、マイナスになる期間もあり、つねにいいパフォーマンスとは言えなかった。同様に、日経平均連動型ETFで、「ゴールデンクロスで買って、10%上昇で利益確定、5%下落で損切り」という運用を検証してみると、資産は02年8月〜16年6月の検証期間内ではほとんどマイナスのままだった。』とある。

上記のテクニカル指標は「移動平均線」である。「資産は02年8月〜16年6月の検証期間内ではほとんどマイナスのままだった」とあるように、実に14年間の検証でも収益は上がらなかったと述べている。

「移動平均線」はポピュラーなテクニカル指標であるが、上記のような利用方法ではダメという烙印を押されている。他の利用方法であれば活用できるかも知れないが、私には分からない。つまり、間違った分析指標の利用方法では収益を生まないことを証明する形となったが、結局「間違っているから儲からない」という図式が成り立つ。

私が極論すると、一般に出回っている分析指標は「使えない指標だから出回っている。使える指標は出回らない」と思えてならない。個人投資家には、あまり過去のデータを検証するすることは難しいかもしれませんが「投資の常識は非常識」ぐらいの気持ちで対応したいものです。



   ≪ グローバル化の問題点 ≫
2017/02/11(Sat)

2017/01/15 のコメントです。

新年になり、初詣などに行かれた方も多かったのではないでしょうか。神社にお参りすると何かとお願い事をしたりします。さらに、おみくじなどを引いて今年の運勢を占ったりします。

投資家であれば、今年の経済見通しなどを占ったりします。今年の日本の経済はどうなるだろうか、そして、世界情勢はと考えを巡らします。景気が良くなれば儲かるのになあなどと期待します。

世界情勢を見ますと、昨年の大きな話題はイギリスのEU離脱であったのではないだろうか。EU離脱は何を意味するのだろうか。また、今年は米国でトランプ大統領が誕生します。これらによって世界はどのように変わるのだろうか。

昨年まで世界では「グローバル化」が叫ばれていました。グローバル化とは「ヒト・モノ・カネの動きを活発化(自由化)させましょう」ということなのだろう。

グローバル化による「モノ」については、輸入品には自国の製品や農作物を守るため、関税がかけられています。こういった関税は、国内の産業を守るためには 良いことではありますが、日本製品を外国に売る時に、 同じように関税がかけられてしまいます。

関税を高くすることは、グローバル化とは逆行していることにもなりますので、国際社会の場で圧力がかかることもあります。貿易という視点で見てみると、グローバル化が進む=関税の引き下げ・撤廃という問題が発生します。

「カネ」については、例えば、企業は商品やサービスを売って儲けを出します。できるだけ、商品を作る元値(=生産コスト)は下げて、 売る時は高く売りたいです。そのため、生産コストの大きな部分を占める人件費を安くするため、企業は外国の賃金の低い新興国で商品を作り始めます。これによって国内の空洞化という問題が発生します。

「ヒト」については、グローバル化が進むと、自由に国境を越えて、他国に入国することが可能になります。ヨーロッパでは、シェンゲン協定という決まりを締結している国通しでは、パスポートやビザなしで出入国できます。

以上がグローバル化の骨子ではあると思いますが、はたしてこれが正しいのかと疑問を抱く人も少なからずいます。「カネ」に対するグローバル化の弊害の典型にリーマン・ショックがあります。

「ヒト」に対しては、グローバル化とは少し異にしますが、ヨーロッパでは移民問題が大きくクローズアップしています。また、メキシコ国境に壁を作り不法入国者を防ぐという話題もあります。異国人が流入することにより独自の文化の破壊なども起こります。「モノ」については、日本の農業政策に支障をきたしてきます。

世界各国は富める国、貧しい国があるのも事実です。民族性や言語の違いもあります。これら格差のある国を含めて、すべて自由化するには大きな障壁があるのも事実です。そこに明確なルールや倫理観がなければグローバル化も混乱をきたすことになります。

以前に解説しましたように「自由」とは素晴らしいものですが、そこに厳格なルールや倫理観がなければ最後には破綻することになります。ロシアを見てみてわかるように、ソ連の共産主義が崩壊しロシアが誕生して、資本主義に移行しようとしましたが、そこに高度な倫理観があまりなかったので、いまだ成長していない状況にあります。

また、深刻な不況からなかなか立ち直れないアメリカで、1%対99%と言われるように富裕層と貧困層の格差が最大に広がっているという。これは資本主義の行き着く先なのか?。ここに富裕層による高度な倫理観である社会還元がなされていないような気がします。

このような現状から、グローバル化の問題点が浮き彫りになってきています。前述のイギリスのEU離脱はグローバル化に逆行する動きでもあります。また、次期トランプ大統領の掲げている「アメリカ・ファースト」は、アメリカ第一主義。つまり、国力が相対的に停滞し国内にさまざまな問題を抱えるアメリカは、自国の社会、経済建直しを最優先し,国際的問題への関与を可能な限り控えるべきであるとする考え方です。

このように、イギリスのEU離脱、および次期トランプ大統領の掲げている「アメリカ・ファースト」は、グローバル化に逆行する動きでもあります。このような問題も考慮された上で、今後の世界情勢や経済状況を読み解く必要もあるのではないでしょうか。

私の格言に「世の中、いつの時代も矛盾だらけ。人は矛盾の中で生きている。世の中は常に距離をおいて客観的に見よ」とある。また「情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある」とあります。

責任を取らないマスメディアなどに振り回されることなく、世の中の情勢は、できるだけ主観を入れず客観的に観察して、これからの投資活動に役立てていただきたいと思うところです。

以上の内容には反論もあると思いますが、これらは、あくまでも私の独りよがりの「私見」でありますので、このような考え方もあるのだなあ、程度に留めておいてください。ご参考までに・・・。



   ≪ 明けましておめでとうございます ≫
2017/02/11(Sat)

2017/01/08 のコメントです

新しい年を迎えて、投資家の皆さんも決意新たにして投資活動に入っているものと思います。今までの多くの投資体験の中から、今年はこのルールだけは守っていこうと心に決めてスタートされた方も多いのではないでしょうか。

多くの投資家は、「今年こそは収益を上げよう」と市場に夢を抱いて参戦します。投資家は収益を上げることが究極の目標ですが、その目標達成にはあらゆる考え方や投資手法があります。

投資家がそれらを自由に設定し、自分なりの手法で売買を行えばよいわけです。どのような方法でも構わないのです。投資市場は自由市場ですから・・・。しかし、自由とは聞こえが良いが、自由には大きな危険もはらんでいることは理解しておくべきです。つまり「規律と責任のない自由は暴走し、崩壊をたどる」と言うことです。

これらを投資に当てはめると「投資とは自己責任である。規律(ルール)がなければ暴走し、崩壊をたどる」となります。投資市場は自由市場ですが「規律と責任」は絶対厳守でしょう。これらが守られれば、後は自由に売買してもよいと言うことになります。

さらに、もうひとつ上げるとすれば「極度の緊張のない売買」でしょう。人間は極度に追い込まれると冷静ではいられなくなります。冷静でなければ正しい判断はできません。つまり、極度な緊張を伴わない売買手法を選択することになります。

たとえば、全投資金を一度に投入するとか、損切りできずいつまでも持続しているなどは、かなりの緊張感やストレスが発生します。このような投資法は避けるべきです。

よって、より重要なことはトレード時の心理状態を把握しコントロールすることです。心理コントロールができるか否かにより成績が格段に異なってくるのです。

今年は「規律と責任」「心理コントロール」を投資の原点とし、しっかりとした目標を立て投資自身に合った投資スタイルを構築して大いに活躍していただきたい。

年頭に当たり、私からの今年の提案は「規律と責任」「心理コントロール」とし、これらをしっかり理解し、身につけた上で投資活動を実践されることを願うものです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



   ≪ 今年を振り返って ≫
2017/02/04(Sat)

2016/12/24 のコメントです。

師走となって、皆さんも忘年会など何かとお忙しいのではないでしょうか。今年もいろいろなことがありましたが、皆さんは今年を振り返ってどのような一年であったでしょうか。株式市場はおおむね順調に推移しましたので、投資成果も良かった
のではないかと思います。

私も何件か忘年会のお誘いがあったのですが、今年はどの忘年会にも出席しませんでした。年代的に格差が生じたことと、投資家の多くがFXのデイトレード専業となっているため、話題に共通性があまり見出せないなどがあり出席を見合わせたと
ころです。

投資スタイルは投資家それぞれであって良いのですが、自分の投資スタイルとあまりかけ離れていると参考にできるところが少なくなります。特にデイトレードは私には向いておりませんので・・・。

さて、今年の投資市場へのインパクトが大きかったのは「米大統領選でトランプ氏勝利」や「英国民投票でのEU離脱」などではなかったでしょうか。世界は常に流動的であり、いつ突発的な問題や事件が発生するかわかりません。

国内では、熊本地震が発生し多くの被害をもたらしました。また、年末に新潟県糸魚川市で大規模火災が発生しました。、経済面では台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ買収が行われました。

リオ五輪では、安倍首相がスーパーマリオの姿で登場し大きな話題を集めました。リオ五輪で41個のメダルを獲得しました。

いろいろなことがあった一年でしたが、来年はどのような年になるのでしょうか。特に投資市場は・・・。国際情勢や経済情勢について多くのジャーナリストがあれやこれやと解説しているようですが、米大統領選でトランプ氏の勝利を言い当てた
ジャーナリストがどれだけいたことか。

投資活動においても、洪水のように情報に振り回されることなく、自分の目で確かめ、自分の投資スタイルに合った納得のいく活動をしたいものです。来年は投資スタイルの確立と軸のぶれない投資活動を目指してはいかがでしょうか。


今年は大変お世話になりました。来年も皆様方には良い年になりますように祈念いたします。



   ≪ 失敗の原因の追究 ≫
2017/02/04(Sat)

2016/12/16 のコメントです。

投資家は、いつか利益を上げたいと強く願い投資を続けているが、なかなかその時は訪れない。長年投資活動をしているが、成績がいまひとつ芳しくない。このような投資家も多いのではないだろうか。

投資の世界にも少なからず勝ち組とされる投資家がいる。しかし、彼らも初めから勝ち続けていたわけではなく、大きな失敗を経験しながら何らかのきっかけで収益を上げられるようになったのである。

はじめは誰でも初心者であり素人である。初心者でもある時、大きな収益を上げることがある。しかし、それは続かず、どこかで大きな損失を被ることになる。多くの投資家は、この状態からなかなか抜け出すことができない。たまたま追い風に乗
って利益を得ただけであり、まさにビギナーズラックだ。

では、勝ち組投資家は何がきっかけで勝ち組になったのだろうか。何が負け組の投資家と違うのだろうか。その要因はいくらでもあるだろう。

そのひとつの要因として、負け組投資家は負けたときにどのように考えるだろうか。「失敗だったな。気持ちを切り替えてまたがんばろう」などと思うのではないだろうか。そこに何か欠けていると思いませんか。

投資に負けると、その悪夢は思い出したくない、早く忘れようとする。多くの投資家はそのような心理に陥る。ここの「多くの投資家は・・・」は、結果的に負け組になる。なぜだろうか。それは誰でも考えそうなことは投資の世界では通用しない
ということだ。

そこに「失敗の原因の追究」が欠けている。なぜ失敗したのか、なぜうまく行かなかったのかの原因追求が欠けては、何の進歩も得られないのではないだろうか。私は、ここが勝ち組と負け組の分かれ道ではないかと考えます。

損失が続き、負け続けている状態から抜け出すためには、自分が損をしている理由、負けている理由を知らなければならない。負けている理由を知れば、それを改善することで負けは少なくなるはずです。

負け組の中に負けた理由を調べる人は少ない。なぜ負けの調査をしないのだろうか。「いやなことは早く忘れたい、面倒くさい、もっと楽に儲けたい」などの理由ではないだろうか。これではいくら売買を続けても勝ち組に入れることはない。

投資家は自分の売買を振り返り、自分の損失の理由、負けている理由を探すようにしなければならない。早く忘れたいなどと逃げ回っていては前進することはできない。予想や期待、願望だけでは、投資の世界での成功はおぼつかない。

株式投資に真摯に向き合い、損失の原因を究明し、その原因を取り去ることによって、投資家は、自分の勝ちパターンや売買ルールを確立し、勝ち組投資家の道を歩き始めることになるのです。



   ≪ 投資体験 ≫
2017/01/28(Sat)

2016/12/10 のコメントです。

今年も後わずかとなりましたが、投資家の皆さんの今年一年はどのような年でしたでしょうか。株式市場は、トランプショック後はやや上昇傾向が見られますが、今年の全体の株価はなべ底のような展開でした。なべ底と言うよりフライパンの底のような展開であったと見るのが正解かもしれません。

その間には急落などもありましたが、ほとんど戻しており全体に見れば往来相場のような展開でした。そのため、多少負けても持ち株を持続していれば大負けするようなことはなかったと思います。

これらは過去を振り返っての後講釈ですが、この一年の体験で「株式投資は長期に持続すれば報われる」と考えた投資家も多かったのではないでしょうか。多くの投資家の成功体験はいつまでも記憶として残ります。

その成功体験は今後の投資活動に大いに役に立つでしょうか。もちろん大いに役に立つこともあるでしょう。しかし、その反対もあるのです。もし、現在の相場展開が過去の成功体験と同じような展開となったならば、その成功時と同じような考えで行動するはずです。

たとえば「持続すれば儲かる」という成功体験をしたならば、たとえ相場が下降となっても成功体験を元に「もう少し、もう少し」と頑張るはずです。相場が戻ればよいが、万一、さらに下降するものなら「こんなはずでは」となります。

結果として、損切りが遅れるということになります。つまり、成功体験も成績は五分五分というところでしょう。では、投資の世界で体験は無意味なことなのでしょうか。

相場の世界は大きなトレンドがあり、たまたま上昇トレンド期に株式投資を始めたなら「投資なんか簡単だ」となるでしょう。また反対の下降トレンド期に参入したならは「もう、投資なんかやるもんか」となるでしょう。どちらも相場上の出来事です。

ここで言わんとすることは、短期間での成功体験や失敗体験は、今後の投資活動にあまり役に立たないということです。投資体験とは、ある程度長期間にわたり売買を続けた結果として言えることです。

「石の上にも3年」という諺がありますが、相場上昇期、下降期で売買を繰り返し、歓喜することもあるだろうし、打ちひしがれることもあるだろう。結果的にあらゆ状況での貴重な体験ができるものではないでしょうか。

「私は長期投資だから」と言って、相場上昇期、下降期でも売買しなければ投資体験があるとはいえないでしょう。ただ、ここで長期投資がいけないと言っているわけではありません。投資体験という立場からの判断です。

短期売買で売買を繰り返せば、その回数だけ利益や損失の経験を味わうことができるはずです。その中で、相場に対する考え方、捉え方、売買法を学び、自分なりの投資体験を通して自己の売買ルールが構築されていくのではないだろうか。

いつも述べていることですが、成績が芳しくなくなると多くの投資家は「少し様子を見るか」などと、売買を中断してしまいます。また、やられにやられた場合も同様に売買をストップしてしまいます。(ここでは投資を職業としての立場から述べているものであって、趣味的な投資ではこの限りではありません)

そのような時ほど売買株数を最小単位にしてでも継続していくべきです。なぜなら、投資家が追い込まれたときの心理状態や売買の仕方などの体験が抜けてしまうからです。これこそが投資体験としてとても重要なのです。成績不振による売買中断ではオールラウンドプレーヤーにはなれません。

順風満帆の時は誰でも夢中になって売買を続けます。しかし、アゲンストとなったときこそ貴重な体験ができるわけです。この期を体験せずに長期に収益を上げていくのは難しいのではないだろうか。



   ≪ 天気予報とテクニカル分析 ≫
2017/01/28(Sat)

2016/11/25 のコメントです。

先日、思いがけず雪が降った。東京都心で11月に雪が観測されたのは半世紀ぶりだそうです。まさか11月に雪が降るとは思わなかったのだが・・・。半世紀ぶりの降雪を的確に予想した最近の天気予報はすばらしい。

天気の予測の方法は、過去の膨大な気候データの事例を高速コンピュータで分析、処理し、予測するものである。以前の天気予報から比べれば、最近の天気予報は格段の精度があるようだ。

よく考えてみれば、この天気予報も我々のテクニカル分析と同じではないだろうか。テクニカル分析は過去の膨大なデータを分析、検証し、現在の株価水準などを割り出すわけで、基本的思考は天気予報と同じである。

テクニカル分析も的確なデータのもとに分析すれば、半世紀ぶりの降雪を的中した天気予報のように、テクニカル分析もすばらしいものになるのではないだろうか。

さて、あるニュースに「日本株投信の中で唯一ロボット運用だけが利益を上げた」とあった。(ただし、2011年3月の株価下落で起こった時の運用で)。ロボット運用とは独自のアルゴリズム(考え方)を持ち、主観を挟まずシステムの指示通りに売買するものです。

市場が急変時には投資家も動揺するものですが、このような状況下でもロボット運用は、それなりの運用ができたという話である。よく調査してみると、市場急落時にも市場平均より損失が少なかったということであり、現在までのトータル成績は掲載されていなかった。やや宣伝のにおいがした。

しかしながら、最近はロボット運用(システム売買)でもそれなりの収益を上げることができるという話題がちらほら。

私が考えるに、通常のテクニカル分析、たとえば移動平均や乖離率、その他の市場に出回っている分析指標では、一時的な収益を上げることはできても長期間の運用には絶えられないのではと思っています。

私の考えるテクニカル分析は、過去の膨大な事例をデータベースにして、現在の株価変動と照らし合わせて検証することが正しい分析手法ではないかと考えています。何をデータベースにするかは課題ではありますが、考え方は天気予報と同じような手法が正しいのではないだろうか。

今後は人工知能(AI)が話題となっていますが、これらも膨大なデータベースから最適な組み合わせや手法を算出してくるものです。前回も解説しましたが、将棋の棋士とAIが対戦して、勝った負けたと話題となっていますが、いずれAIには勝てなくなります。

投資の世界もいずれロボット同士の戦いとなるでしょう。世の中は常に変化しています。時代背景を読み取り、先駆した者が勝利者となるのだろうか・・・。


『世の中、諸行無常。永遠なものなどない。常に変化してやまない』

『商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少 なし。ただ、時代の変化は早い』



   ≪ 売買は継続すべき ≫
2017/01/21(Sat)

2016/11/19 のコメントです。

アメリカの大統領選挙も落ち着いてきました。当のアメリカの株価変動より日本の株価変動が大きかったことは意外でした。これはあまりにも情報が偏ってよっていたせいでしょう。

さて、今回の株価の乱高下には冷や冷やしたでしょう。相場とはそのようなものですが「今までコツコツ儲けてきたのに損切りでその利益を吐き出してしまったよ」という投資家も少なからずいるのではないでしょうか。

特にテクニカル分析で安定した収益を上げてきたにもかかわらず、大きな乱高下で損を出してしまった。このような場合、投資家はどのような判断をするのでしょうか。ある投資家は一旦売買をやめて様子を見る。あるいは、ひたすら継続して売買するなど、投資家によってさまざまであると思います。

テクニカル分析の場合は、主に内部要因(株価、出来高、信用残)などを中心に分析します。その内部要因を的確に捉え売買すればそれなりの収益を上げられます。しかし、今回のような外部要因での相場乱高下では、それらのテクニカル分析も通用しなくなります。

突発的な外部要因、つまり予想もしない出来事や事件、事故、あるいは経済的なシステムの変更(公定歩合など)によって、相場は一時的に大きく乱高下することがあります。

このようなことはよくあることですが、我々テクニカル分析者はこれらの問題が発生したときのためにあらかじめその対策を決めておかなければなりません。これらを決めておかないと突然のハプニングに慌ててしまい狼狽することになります。

投資家の最大の敵は投資家自身の感情です。動揺したり狼狽したりしてパニックに陥っては正しい判断はできるはずもありません。「備えあれば憂いなし」。その対策を考えておくべきです。

私の体験から、ショック安など外部要因での株価の大幅な乱高下には、従来のテクニカル分析は通用しません。なぜなら、テクニカル分析は内部要因を中心とした分析であって、外部からのインパクトには対応できないからです。

では、そのような時はどのように対処したらよいのでしょうか。投資活動をしていれば必ずサプライズは起きます。そのために常日頃からその対処を考えておくべきです。

対処法として、一番シンプルな方法は「損切りして続ける」ことです。テクニカル分析は外部要因等によるショックには対応できないと割り切るべきです。ファンダメンタル分析であっても同様ではないでしょうか。

一般的に、突然の暴落などにより評価損が大きくなると、あまりにものショックで放心状態になり、何も手か付かず売買を一時的にやめてしまいます。これが一番良くない方法です。

いままでテクニカル手法でそれなりの収益を上げてきたものの、何らかのショックに遭遇して、たとえ利益を吐き出したとしても、ショックを受け入れて損切りをして売買は継続していくべきです。



   ≪ 投資家の本性 ≫
2017/01/21(Sat)

2016/11/12 のコメントです。

アメリカの大統領選挙の結果を見て金融市場は大荒れとなった。株式市場も急落、急騰し投資家はおおいに振り回された。まさにサプライズである。日本の報道ではヒラリー優勢と伝えられたものの結果はご存知のとおりです。

日本のメディアはアメリカのメディア情報をそのままにコピペ報道している。実際に足を運んでリサーチしていれば・・・。アメリカのメディア自体が偏った、あるいは買収?されての報道では真実は伝えられない。そのような裏事情も汲み取っての報道をしてもらいたいものです。

私の語録に『情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある』と。

さて、今回の乱高下で投資家の皆さんはどのように対処したでしょうか。「大幅に下げられたものの、翌日しっかりと戻したので助かった」という声を聞いた。また、「恐怖におののいて慌てて損切りしたが、その後急激に戻したので失敗した。持続しておけばよかった・・・」という声も聞いた。

皆さんはどちらだったでしょうか。上記の対応はどちらが正しかったのでしょうか。結果論として、持ち株を持続したので損をしなかった方が正しいと思われますか?。今回の急落では、空売りの買戻しが入るから持続しようと、明確な根拠のもとに持続されたのであれば持続は正解です。

しかし、あまりの下げの恐ろしさにあっけにとられ何もできなかったという投資家も多かったのではないだろうか。そのような投資家が持ち株を持続したのは「たまたま、あるいは偶然、」に戻ったのでホッとしている状況だろう。

そのような状況下、自分の売買ルールはどうしたのでしょうか。損切りルールは、なかったのでしょうか。もし、自己の損切りルールがあり、すさまじい急落のため、損切りルールが実行できなかったのであれば、これからの投資成果は危ぶまれると思ってください。

もし、しっかりとした自己の損切りルールがあり、それを実行できたのであれば、将来は明るいと思います。結果的に全値戻しになって、悔しい思いをしたかもしれませんが、これも結果論です。自己ルールの実行が正しいのです。

このようなサプライズはいつ起こっても不思議ではありません。相場の世界とは、そのような世界であるのです。相場の世界で長く継続して収益を上げていくには「たまたま、偶然」は通用しません。

相場の大きな変動ではパニック状態に陥り投資家(人間)の本性が現れます。その際の対処の仕方で勝敗が分かれます。これらのことを十分に理解して、今後の長い投資活動を続けて頂きたいものです。


『人間は、追い詰められたときに真の姿を現す。本心が出る。ふだんは皆良い人。よく見極めよ』



   ≪ 人工知能 ≫
2017/01/15(Sun)

2016/11/04 のコメントです。

最近話題のニュースに人工知能(AI)についての記事がある。特に自動運転車が注目されている。世界的に開発が加速する自動運転車は、行き先を指定するだけで自律的に走行する。近い将来、実用化されるのは間違いない。その場合、運転免許証はどうなるのだろうか・・・。

人工知能の発達により、経済も大きく変化してきます。人工知能により奪われる職業がリストアップされ話題を呼んでいます。

人工知能が奪う職業ランキング(15位)。1. 小売店販売員、2. 会計士、3. 一般事務員、4. セールスマン、5. 一般秘書、6. 飲食カウンター接客係、7. 商店レジ打ち係や切符販売員、8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員、9. 帳簿係などの金融取引記録保全員、10. 大型トラック・ローリー車の運転手、11. コールセンター案内係、12. 乗用車・タクシー・バンの運転手、13. 中央官庁職員など上級公務員、14. 調理人(料理人の下で働く人)、15. ビル管理人、など。

最近知ったニュースとして、海外の新聞社では、人工知能が記事を執筆する動きが広がってきているが、日本の新聞にも「AI記者」が書いた記事が載った。中部経済新聞は創刊70周年記念企画として、AIと人間が協力して書いた記事を掲載した。新聞記者も人工知能により奪われる職業にリストアップされるのだろうか。

人工知能をはじめ「人と協調するロボット技術」が世界を切り拓き、ロボット・人工知能研究は世界の研究者から注目されているが、これらにより、今後は産業構造や社会生活が大きく変わってくるのだろう。

また、ビックデータと人工知能により、過去の膨大な情報データを集め、処理して無数の因果関係を解き明かすことによって、未来を統計学的に正確に予測することが可能となる時代は、すぐそこに来ているような気がします。

ビックデータ、人工知能とは程遠いものの、私も過去の膨大な情報データを集め、処理して無数の因果関係を解き明かそうと孤軍奮闘しているところです。過去25年分のデータをもとに分析、検証している毎日です。

最近分かったことは、効率的な投資とは「確率の高いところに集中投資をする」ということです。考えてみれば当たり前のことですが、その「確率」自体、過去のデータによるもので不安要素であることは間違いないところです。

では、このような観点(確率論)を踏まえた上で、実践的な運用はいかにすべきかという問題です。私の考えは、確率の高いところに集中投資して、もし、反対に行ったら即処分して、次の確率の高いところに再び集中投資をするということです。

これを繰り返すのです。結果的に確率論から考えれば確かに儲かるはずです。このようなシステムをプログラムしてシュミレーションしたところ、びっくりするような数値がはじき出されました。収益は急激な右肩上がり。

理論的に正しいことは証明されたと思いましたが、あくまでもシュミレーションの域を脱しきれないし、実践するには勇気が必要だし・・・。

こんな思いをしながら日夜研究に励んでいるところですが、ここでもやはり「すばやい損切り」が付いて回ります。人工知能がいくら発達しても確率的に損は発生するのですから。

私も人工知能には及ばないものの、できるだけ完全システム売買(人工知能?)の構築に頑張っているひとりです。



   ≪ 知識より想像力 ≫
2017/01/08(Sun)

2016/10/29 のコメントです。

相場の世界には絶対はない。相場の世界は売りと買いしかない。確実に分かっていることはこのくらいでしょう。あとは長期的な視点で見れば、勝率は50%前後であること、また、売り買い以外には休むということもある。この程度かもしれません。

相場はシンプルさゆえに難しい。勝率50%前後であるならばゼロサムゲームとなり、勝ちも負けも同じくらいで損するのは売買手数料くらいだろうと思う。しかし、現実は大きく異なる。その原因については今まで何度も解説してきました。

私の目指す投資とは「完全システム売買」である。システムの指示に従い何も考えず売買することです。なぜ完全システム売買を目指したかと言うと、第一に自分は相場には向いていない性格だと悟ったからです。初心者のころ裁量売買で大変辛い思いをしたからです。

完全システム売買を目指したころは「そんなことは無理だよ」と冷たい目で見られていましたが、相場の世界で生きていくにはこの方法しかないと固い決意で現在に至っています。その決意は今でも変わっていません。

しかし、その道のりは遠く、現在でも試行錯誤の連続です。新しいアイデアがでると昼夜問わず検証し、その結果にがっかりするという繰り返しです。あれから大分時間が経過しましたが、今では先物市場で完全なシステム売買で運用しています。成績はまずまずです。

一応、目指すところの完全システム売買で運用できるようになったにもかかわらず、人間の欲には限りがないようで、さらなるシステム開発にまい進しています。システム開発の初期は、すでに知られているテクニカル指標を使い分析、検証をしていましたが、結果に納得いかず、途中からは独自の手法の開発に入りました。

現在利用している分析指標もオリジナルであり、また、ご利用頂いている分析システムもすべて検証が済んだオリジナル指標です。

株式投資を実践している投資家も何度も壁に突き当たり、迷い苦しみ抜いて現在があるのではないだろうか。私とて同じです。何度やめようかと思ったことか。しかし、やめてしまったら今までの努力がすべて水泡に帰することは分かっています。

独自の指標を採用するということは、道しるべのない道を歩いているようなものです。解説する書物もなく、師匠もいないという暗中模索の中での開発です。真っ暗闇にほおり出された感じです。

物事を成就させるには努力が大切だと言います。努力とは繰り返すことです。しかし、そこに「何のために」という設定がなければいけません。目標無しの努力はあり得ません。目標あっての努力です。

そのような状況下で私が一番重要と考えたことは「想像力」です。今までの体験から学んだことは『想像力を働かすことは、知識を得ることより格段の価値がある。知識は我々を後押ししてくれるが、想像力は道を切り開き、未知の領域に導いてくれる』と言うことです。知識より想像力です。

成功することとは、確固たる信念と目標を持って想像力を働かせながら、繰り返し繰り返し努力するということなのかなと、秋空を眺めながらひとり思いにふけっているところです。



   ≪ 感情は成績に寄与しない ≫
2016/12/24(Sat)

2016/10/23 のコメントです。

秋晴れの心地よい季節となってきましたが、今年も台風の被害があり、また地震も発生し、まさしく災害列島です。このように日本の歴史は災害との戦いであったといっても過言ではないでしょう。

自然災害は天災でもありますが、負の裏には正があるように災害に対して人々は助け合うという精神が育まれてきました。先の震災時でも災害時の日本人の行動に世界から賞賛されました。日本人の民度の高さは世界一であることは間違いありません。

最近は近隣諸国より日本パッシングが多いようですが、民度、素養の高い日本人として、また世界で一番長い歴史を持つ日本人として、自信を持って海外に発言していくべきと思います。

さて、最近の株式市場を見てみると、過去一年にわたるボックス圏から抜けるかという水準にあります。やはり、抵抗線を抜けるには出来高の増加が伴わなければなりません。しかし、外部要因の不透明さもあり判断が難しいところです。

私自身は相場の先読みはしませんので今後の展開などは気にしていません。日々の相場の変動で判定し、それらの変動に追従していくだけです。

私は現在でも相場の研究は欠かしません。最近は研究に没頭するあまり体調はいまいちです。私は今まで会社勤めをしたことがないので時間の管理が不得意です。気分が乗ると朝まで研究調査を続けるという状況です。

当然なら私の仕事は運用とその研究です。運用については一日数分で終わりますので、そのほかのほとんどの時間は研究に費やしています。

ご存知のように、私の投資手法は短期のテクニカル分析です。テクニカル分析は過去のデータの検証となります。ある人からは「過去の検証をいくらしても将来は分からないよ」と非難されていますが、私は将来を予測して売買しているわけではないので心の中では「おせっかいはよしてくれ」と思うばかりです。

前記のにあるように「日本人の民度、素養の高さ」は過去の長い歴史から育まれたものであり、現在があるものと考えます。テクニカル分析も長い過去のデータにより現在の水準があるわけで、これらを検証することは意義のあることではないかとひとり思い込んでいます。独りよがりかも知れませんが・・・。

しかし、皮肉にも「民度、素養の高さ」と相場の上手さには相関はないようです。逆に、民度、素養の高さは投資判断の足を引っ張るようです。なぜなら、投資とは他人の裏をかいて儲ける行動だからです。だから日本人は投資には不向きなのだろうかと考えてしまいます。

投資は欲得の世界であるため、どうしても感情が前面に出てきます。投資では往々にして感情は成績に寄与しないことが分かっています。よって、投資家はこれらの点について改めて考えてみる必要があるでしょう



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