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…知って得するページ…

   ≪ 天気予報とテクニカル分析 ≫
2017/01/28(Sat)

2016/11/25 のコメントです。

先日、思いがけず雪が降った。東京都心で11月に雪が観測されたのは半世紀ぶりだそうです。まさか11月に雪が降るとは思わなかったのだが・・・。半世紀ぶりの降雪を的確に予想した最近の天気予報はすばらしい。

天気の予測の方法は、過去の膨大な気候データの事例を高速コンピュータで分析、処理し、予測するものである。以前の天気予報から比べれば、最近の天気予報は格段の精度があるようだ。

よく考えてみれば、この天気予報も我々のテクニカル分析と同じではないだろうか。テクニカル分析は過去の膨大なデータを分析、検証し、現在の株価水準などを割り出すわけで、基本的思考は天気予報と同じである。

テクニカル分析も的確なデータのもとに分析すれば、半世紀ぶりの降雪を的中した天気予報のように、テクニカル分析もすばらしいものになるのではないだろうか。

さて、あるニュースに「日本株投信の中で唯一ロボット運用だけが利益を上げた」とあった。(ただし、2011年3月の株価下落で起こった時の運用で)。ロボット運用とは独自のアルゴリズム(考え方)を持ち、主観を挟まずシステムの指示通りに売買するものです。

市場が急変時には投資家も動揺するものですが、このような状況下でもロボット運用は、それなりの運用ができたという話である。よく調査してみると、市場急落時にも市場平均より損失が少なかったということであり、現在までのトータル成績は掲載されていなかった。やや宣伝のにおいがした。

しかしながら、最近はロボット運用(システム売買)でもそれなりの収益を上げることができるという話題がちらほら。

私が考えるに、通常のテクニカル分析、たとえば移動平均や乖離率、その他の市場に出回っている分析指標では、一時的な収益を上げることはできても長期間の運用には絶えられないのではと思っています。

私の考えるテクニカル分析は、過去の膨大な事例をデータベースにして、現在の株価変動と照らし合わせて検証することが正しい分析手法ではないかと考えています。何をデータベースにするかは課題ではありますが、考え方は天気予報と同じような手法が正しいのではないだろうか。

今後は人工知能(AI)が話題となっていますが、これらも膨大なデータベースから最適な組み合わせや手法を算出してくるものです。前回も解説しましたが、将棋の棋士とAIが対戦して、勝った負けたと話題となっていますが、いずれAIには勝てなくなります。

投資の世界もいずれロボット同士の戦いとなるでしょう。世の中は常に変化しています。時代背景を読み取り、先駆した者が勝利者となるのだろうか・・・。


『世の中、諸行無常。永遠なものなどない。常に変化してやまない』

『商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少 なし。ただ、時代の変化は早い』



   ≪ 売買は継続すべき ≫
2017/01/21(Sat)

2016/11/19 のコメントです。

アメリカの大統領選挙も落ち着いてきました。当のアメリカの株価変動より日本の株価変動が大きかったことは意外でした。これはあまりにも情報が偏ってよっていたせいでしょう。

さて、今回の株価の乱高下には冷や冷やしたでしょう。相場とはそのようなものですが「今までコツコツ儲けてきたのに損切りでその利益を吐き出してしまったよ」という投資家も少なからずいるのではないでしょうか。

特にテクニカル分析で安定した収益を上げてきたにもかかわらず、大きな乱高下で損を出してしまった。このような場合、投資家はどのような判断をするのでしょうか。ある投資家は一旦売買をやめて様子を見る。あるいは、ひたすら継続して売買するなど、投資家によってさまざまであると思います。

テクニカル分析の場合は、主に内部要因(株価、出来高、信用残)などを中心に分析します。その内部要因を的確に捉え売買すればそれなりの収益を上げられます。しかし、今回のような外部要因での相場乱高下では、それらのテクニカル分析も通用しなくなります。

突発的な外部要因、つまり予想もしない出来事や事件、事故、あるいは経済的なシステムの変更(公定歩合など)によって、相場は一時的に大きく乱高下することがあります。

このようなことはよくあることですが、我々テクニカル分析者はこれらの問題が発生したときのためにあらかじめその対策を決めておかなければなりません。これらを決めておかないと突然のハプニングに慌ててしまい狼狽することになります。

投資家の最大の敵は投資家自身の感情です。動揺したり狼狽したりしてパニックに陥っては正しい判断はできるはずもありません。「備えあれば憂いなし」。その対策を考えておくべきです。

私の体験から、ショック安など外部要因での株価の大幅な乱高下には、従来のテクニカル分析は通用しません。なぜなら、テクニカル分析は内部要因を中心とした分析であって、外部からのインパクトには対応できないからです。

では、そのような時はどのように対処したらよいのでしょうか。投資活動をしていれば必ずサプライズは起きます。そのために常日頃からその対処を考えておくべきです。

対処法として、一番シンプルな方法は「損切りして続ける」ことです。テクニカル分析は外部要因等によるショックには対応できないと割り切るべきです。ファンダメンタル分析であっても同様ではないでしょうか。

一般的に、突然の暴落などにより評価損が大きくなると、あまりにものショックで放心状態になり、何も手か付かず売買を一時的にやめてしまいます。これが一番良くない方法です。

いままでテクニカル手法でそれなりの収益を上げてきたものの、何らかのショックに遭遇して、たとえ利益を吐き出したとしても、ショックを受け入れて損切りをして売買は継続していくべきです。



   ≪ 投資家の本性 ≫
2017/01/21(Sat)

2016/11/12 のコメントです。

アメリカの大統領選挙の結果を見て金融市場は大荒れとなった。株式市場も急落、急騰し投資家はおおいに振り回された。まさにサプライズである。日本の報道ではヒラリー優勢と伝えられたものの結果はご存知のとおりです。

日本のメディアはアメリカのメディア情報をそのままにコピペ報道している。実際に足を運んでリサーチしていれば・・・。アメリカのメディア自体が偏った、あるいは買収?されての報道では真実は伝えられない。そのような裏事情も汲み取っての報道をしてもらいたいものです。

私の語録に『情報過多は迷いを引き起こす。マスメディアの情報の9割はノイズ(雑音)。時として、メディアにより真実が嘘の情報のもとに隠蔽されることがある』と。

さて、今回の乱高下で投資家の皆さんはどのように対処したでしょうか。「大幅に下げられたものの、翌日しっかりと戻したので助かった」という声を聞いた。また、「恐怖におののいて慌てて損切りしたが、その後急激に戻したので失敗した。持続しておけばよかった・・・」という声も聞いた。

皆さんはどちらだったでしょうか。上記の対応はどちらが正しかったのでしょうか。結果論として、持ち株を持続したので損をしなかった方が正しいと思われますか?。今回の急落では、空売りの買戻しが入るから持続しようと、明確な根拠のもとに持続されたのであれば持続は正解です。

しかし、あまりの下げの恐ろしさにあっけにとられ何もできなかったという投資家も多かったのではないだろうか。そのような投資家が持ち株を持続したのは「たまたま、あるいは偶然、」に戻ったのでホッとしている状況だろう。

そのような状況下、自分の売買ルールはどうしたのでしょうか。損切りルールは、なかったのでしょうか。もし、自己の損切りルールがあり、すさまじい急落のため、損切りルールが実行できなかったのであれば、これからの投資成果は危ぶまれると思ってください。

もし、しっかりとした自己の損切りルールがあり、それを実行できたのであれば、将来は明るいと思います。結果的に全値戻しになって、悔しい思いをしたかもしれませんが、これも結果論です。自己ルールの実行が正しいのです。

このようなサプライズはいつ起こっても不思議ではありません。相場の世界とは、そのような世界であるのです。相場の世界で長く継続して収益を上げていくには「たまたま、偶然」は通用しません。

相場の大きな変動ではパニック状態に陥り投資家(人間)の本性が現れます。その際の対処の仕方で勝敗が分かれます。これらのことを十分に理解して、今後の長い投資活動を続けて頂きたいものです。


『人間は、追い詰められたときに真の姿を現す。本心が出る。ふだんは皆良い人。よく見極めよ』



   ≪ 人工知能 ≫
2017/01/15(Sun)

2016/11/04 のコメントです。

最近話題のニュースに人工知能(AI)についての記事がある。特に自動運転車が注目されている。世界的に開発が加速する自動運転車は、行き先を指定するだけで自律的に走行する。近い将来、実用化されるのは間違いない。その場合、運転免許証はどうなるのだろうか・・・。

人工知能の発達により、経済も大きく変化してきます。人工知能により奪われる職業がリストアップされ話題を呼んでいます。

人工知能が奪う職業ランキング(15位)。1. 小売店販売員、2. 会計士、3. 一般事務員、4. セールスマン、5. 一般秘書、6. 飲食カウンター接客係、7. 商店レジ打ち係や切符販売員、8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員、9. 帳簿係などの金融取引記録保全員、10. 大型トラック・ローリー車の運転手、11. コールセンター案内係、12. 乗用車・タクシー・バンの運転手、13. 中央官庁職員など上級公務員、14. 調理人(料理人の下で働く人)、15. ビル管理人、など。

最近知ったニュースとして、海外の新聞社では、人工知能が記事を執筆する動きが広がってきているが、日本の新聞にも「AI記者」が書いた記事が載った。中部経済新聞は創刊70周年記念企画として、AIと人間が協力して書いた記事を掲載した。新聞記者も人工知能により奪われる職業にリストアップされるのだろうか。

人工知能をはじめ「人と協調するロボット技術」が世界を切り拓き、ロボット・人工知能研究は世界の研究者から注目されているが、これらにより、今後は産業構造や社会生活が大きく変わってくるのだろう。

また、ビックデータと人工知能により、過去の膨大な情報データを集め、処理して無数の因果関係を解き明かすことによって、未来を統計学的に正確に予測することが可能となる時代は、すぐそこに来ているような気がします。

ビックデータ、人工知能とは程遠いものの、私も過去の膨大な情報データを集め、処理して無数の因果関係を解き明かそうと孤軍奮闘しているところです。過去25年分のデータをもとに分析、検証している毎日です。

最近分かったことは、効率的な投資とは「確率の高いところに集中投資をする」ということです。考えてみれば当たり前のことですが、その「確率」自体、過去のデータによるもので不安要素であることは間違いないところです。

では、このような観点(確率論)を踏まえた上で、実践的な運用はいかにすべきかという問題です。私の考えは、確率の高いところに集中投資して、もし、反対に行ったら即処分して、次の確率の高いところに再び集中投資をするということです。

これを繰り返すのです。結果的に確率論から考えれば確かに儲かるはずです。このようなシステムをプログラムしてシュミレーションしたところ、びっくりするような数値がはじき出されました。収益は急激な右肩上がり。

理論的に正しいことは証明されたと思いましたが、あくまでもシュミレーションの域を脱しきれないし、実践するには勇気が必要だし・・・。

こんな思いをしながら日夜研究に励んでいるところですが、ここでもやはり「すばやい損切り」が付いて回ります。人工知能がいくら発達しても確率的に損は発生するのですから。

私も人工知能には及ばないものの、できるだけ完全システム売買(人工知能?)の構築に頑張っているひとりです。



   ≪ 知識より想像力 ≫
2017/01/08(Sun)

2016/10/29 のコメントです。

相場の世界には絶対はない。相場の世界は売りと買いしかない。確実に分かっていることはこのくらいでしょう。あとは長期的な視点で見れば、勝率は50%前後であること、また、売り買い以外には休むということもある。この程度かもしれません。

相場はシンプルさゆえに難しい。勝率50%前後であるならばゼロサムゲームとなり、勝ちも負けも同じくらいで損するのは売買手数料くらいだろうと思う。しかし、現実は大きく異なる。その原因については今まで何度も解説してきました。

私の目指す投資とは「完全システム売買」である。システムの指示に従い何も考えず売買することです。なぜ完全システム売買を目指したかと言うと、第一に自分は相場には向いていない性格だと悟ったからです。初心者のころ裁量売買で大変辛い思いをしたからです。

完全システム売買を目指したころは「そんなことは無理だよ」と冷たい目で見られていましたが、相場の世界で生きていくにはこの方法しかないと固い決意で現在に至っています。その決意は今でも変わっていません。

しかし、その道のりは遠く、現在でも試行錯誤の連続です。新しいアイデアがでると昼夜問わず検証し、その結果にがっかりするという繰り返しです。あれから大分時間が経過しましたが、今では先物市場で完全なシステム売買で運用しています。成績はまずまずです。

一応、目指すところの完全システム売買で運用できるようになったにもかかわらず、人間の欲には限りがないようで、さらなるシステム開発にまい進しています。システム開発の初期は、すでに知られているテクニカル指標を使い分析、検証をしていましたが、結果に納得いかず、途中からは独自の手法の開発に入りました。

現在利用している分析指標もオリジナルであり、また、ご利用頂いている分析システムもすべて検証が済んだオリジナル指標です。

株式投資を実践している投資家も何度も壁に突き当たり、迷い苦しみ抜いて現在があるのではないだろうか。私とて同じです。何度やめようかと思ったことか。しかし、やめてしまったら今までの努力がすべて水泡に帰することは分かっています。

独自の指標を採用するということは、道しるべのない道を歩いているようなものです。解説する書物もなく、師匠もいないという暗中模索の中での開発です。真っ暗闇にほおり出された感じです。

物事を成就させるには努力が大切だと言います。努力とは繰り返すことです。しかし、そこに「何のために」という設定がなければいけません。目標無しの努力はあり得ません。目標あっての努力です。

そのような状況下で私が一番重要と考えたことは「想像力」です。今までの体験から学んだことは『想像力を働かすことは、知識を得ることより格段の価値がある。知識は我々を後押ししてくれるが、想像力は道を切り開き、未知の領域に導いてくれる』と言うことです。知識より想像力です。

成功することとは、確固たる信念と目標を持って想像力を働かせながら、繰り返し繰り返し努力するということなのかなと、秋空を眺めながらひとり思いにふけっているところです。



   ≪ 感情は成績に寄与しない ≫
2016/12/24(Sat)

2016/10/23 のコメントです。

秋晴れの心地よい季節となってきましたが、今年も台風の被害があり、また地震も発生し、まさしく災害列島です。このように日本の歴史は災害との戦いであったといっても過言ではないでしょう。

自然災害は天災でもありますが、負の裏には正があるように災害に対して人々は助け合うという精神が育まれてきました。先の震災時でも災害時の日本人の行動に世界から賞賛されました。日本人の民度の高さは世界一であることは間違いありません。

最近は近隣諸国より日本パッシングが多いようですが、民度、素養の高い日本人として、また世界で一番長い歴史を持つ日本人として、自信を持って海外に発言していくべきと思います。

さて、最近の株式市場を見てみると、過去一年にわたるボックス圏から抜けるかという水準にあります。やはり、抵抗線を抜けるには出来高の増加が伴わなければなりません。しかし、外部要因の不透明さもあり判断が難しいところです。

私自身は相場の先読みはしませんので今後の展開などは気にしていません。日々の相場の変動で判定し、それらの変動に追従していくだけです。

私は現在でも相場の研究は欠かしません。最近は研究に没頭するあまり体調はいまいちです。私は今まで会社勤めをしたことがないので時間の管理が不得意です。気分が乗ると朝まで研究調査を続けるという状況です。

当然なら私の仕事は運用とその研究です。運用については一日数分で終わりますので、そのほかのほとんどの時間は研究に費やしています。

ご存知のように、私の投資手法は短期のテクニカル分析です。テクニカル分析は過去のデータの検証となります。ある人からは「過去の検証をいくらしても将来は分からないよ」と非難されていますが、私は将来を予測して売買しているわけではないので心の中では「おせっかいはよしてくれ」と思うばかりです。

前記のにあるように「日本人の民度、素養の高さ」は過去の長い歴史から育まれたものであり、現在があるものと考えます。テクニカル分析も長い過去のデータにより現在の水準があるわけで、これらを検証することは意義のあることではないかとひとり思い込んでいます。独りよがりかも知れませんが・・・。

しかし、皮肉にも「民度、素養の高さ」と相場の上手さには相関はないようです。逆に、民度、素養の高さは投資判断の足を引っ張るようです。なぜなら、投資とは他人の裏をかいて儲ける行動だからです。だから日本人は投資には不向きなのだろうかと考えてしまいます。

投資は欲得の世界であるため、どうしても感情が前面に出てきます。投資では往々にして感情は成績に寄与しないことが分かっています。よって、投資家はこれらの点について改めて考えてみる必要があるでしょう



   ≪ 一番シンプルな売買判定法 ≫
2016/12/16(Fri)

あるニュースから。『株式投資の経験の有無を聞いたところ、「現在もしている」が21.7%、「現在はしていないが、以前はしていた」が10.7%で、32.4%が株式投資の経験があった。「売買をしたことがない」は67.6%だった。株式投資の経験率をみると、男性や高年代層、世帯年収が高い層で高く、30代以上の男性は、約3割が「現在もしている」と回答した。

調査結果によると、個人投資家に金融資産の保有意向を聞いたところ、「国内株式」は「増やしたい」が52.0%で、「減らしたい」が11.1%、「増やしたい」という回答比率から「減らしたい」という回答比率を差し引いた「DI値」は40.9だった。「預貯金」では「増やしたい」が37.2%、「減らしたい」が5.5%、DI値が31.7、「国内投資信託」では「増やしたい」が17.0%、「減らしたい」が6.7%、DI値が10.3、「金」では「増やしたい」が10.2%、「減らしたい」が0.2%、DI値が9.9だった。個人投資家がさまざまな金融資産の中でも国内株式に注目している様子が分かる。

株式投資をしている人の割合が年々減少傾向にある中、すでに投資を行っている多くの個人投資家は国内株式に期待しており、保有割合を増やしたいと考えているようだ。』

*注〕〔DI値〕とは、「良い/悪い」「上昇/下落」といった定性的な指標を数値化して、単一の値に集約する加工統計手法のこと。

つまり、現在、投資活動(株式投資)を行っている投資家は、さらに積極的に投資を行おうとする様子が伺えます。良い傾向だと思います。

さて、積極的に投資活動を行うからと言って、投資資金を増やせば良いという問題ではない。投資額を増やせば、それだけ儲かるという世界ではない。そこには運用するスキルが重要なファクターとなってきます。

いつも述べていることですが、投資には売りと買いしかない。テクニカル分析で分析指標をたくさん組み込んでもあまり意味はない。指標はせいぜい2、3の指標の組み合わせで十分でしょう。ひとつの指標でもかまわないと思います。それ以上の指標の組み合わせても、私の体験上、あまり意味をなさないような気がします。

投資の世界では、○○理論などと高尚にもてはやされることがありますが、あまり、それらの理論で儲かったという話は聞かない。もちろん投資基礎要因として理論が重要であることは分かります。しかし、実践向きでない難しい理論をかざされても私たちにはどうも・・・。投資には売りと買いしかないので、できるだけシンプルに捉えるべきではないだろうか。

そこで、一番シンプルな売買判定法をご紹介しましょう。これは以前の勉強会で説明したことがありますが、理論的根拠は希薄なものの、誰でも分かるシンプルな判定法です。

まず、A4のコピー用紙に判定したい銘柄の株価チャートを2枚印刷します。そしてその2枚を重ねます。下側の用紙をAとします。上側の用紙をBとします。

合わせた2枚の用紙の裏から光を当てます。そして、上側のBの用紙を少し右にずらします。下側の用紙Aを現在の株価の変動とします。ずれた用紙に後ろから光を当てると必ずAとBの株価チャートが交差するところがあります。これらはラインチャート(折れ線グラフ)にすると、より明確に判定できます。

Aの株価がBの株価を上に抜いたところが買いとなり、Aの株価がBの株価を下に抜いたところが売りとなります。これはすべて順張りになります。さらに、Aの用紙の右にずらす幅により、短期売買か中期売買か、あるいは長期投資に分けることができます。いかがでしょうか。



   ≪ 自分に合った手法に特化して ≫
2016/12/09(Fri)

2016/10/08 のコメントです。

投資活動を長く続けていると、自ずから自分の投資スタイルというものができ上がってくるものです。これは意識するしないにかかわらず、本来の自分の潜在的な性格に起因するものです。

短期売買なのか長期投資なのか、また、集中投資なのか分散投資なのか、逆張りなのか順張りなのか等の選択は、他人の話や書物からの知識にも左右されますが、最終的にはやはり自分の性格に合ったスタイルに落ち着くものです。

投資とは継続して行うことであり、その長期間の中で良い投資法だと分かっていても自分の性格に合わない投資手法や投資スタイルは苦痛に感じるものです。よって、その苦痛は長期間の中では続かず、最後にはそれらを排除し自分に合った投資手法なり投資スタイルに収斂していくものでしょう。

そこで、良い投資法だと理解していることは苦痛に感じても我慢して継続していくべきなのでしょうか。苦痛が長期間続くと当然ながらストレスが蓄積されます。良い投資法で収益を上げる(確実ではないが)か、ストレスの蓄積を天秤にかけることになります。みなさんはどちらを選択しますか。

投資の基本はファンダメンタズからが常識とされていますが、私はこのファンダメンタルズの分析が不得意です。ファンダメンタズの分析は企業業績の分析から世界経済の見通しまで多岐にわたります。その分析には多分に主観も入ります。

私には、これらの多くの情報を収集する能力もありませんし、その資料を分析するマルチ的な才能を持ち合わせていないことを自分では良く分かっています。では、投資の基本であるファンダメンタズを無視して投資の世界でやっていけるのか。

投資の世界にもあまりファンダメンタズの影響を受けない分野があります。そうです、短期売買です。売買が短期になればなるほどファンダメンタズの影響を受けなくなります。デイトレードなどはその典型かもしれません。

私は短期のテクニカル分析に特化しています。そして、その分析をさらに深く掘り下げていくことが私のライフスタイルとなっています。自分の好きなことは長時間作業してもあまり苦痛は感じないものです。

しかし、若い頃は徹夜も平気だったのですが、最近は気持ちだけ先走りして身体が付いていかないようで・・・。気持ちは歳を取らないが、体力がついていかない。しかし、愚痴を言っても始まらないので、自分の信じた道をひたすら歩んで行きたい。

余談になりますが、友人が「歳を取ると何もいいことはないなあ、髪は薄くなるしシワもシミ増えてきたし、体力もなくなってきたしなあ」とぼやいていた。確かにそのとおりではあるが、私は「知識と経験だけはあるだろう。さらに自由になる時間もあるだろう」と強がりを言ってみた。

自分に合わないことを長く続けてもうまくはいきません。ストレスが溜まるだけです。それなら自分に合ったことに特化して深く掘り下げて自分の能力を存分に発揮すべきです。



   ≪ 市場の懸念 ≫
2016/12/03(Sat)

2016/10/01 のコメントです。

隣国、韓国では多くの経済問題を抱えているにもかかわらず、韓国株価(指数)はあまり変動していない。なぜだろうか。海運最大手(韓進)が破綻したのはすでにご存知でしょう。サムスン電子はスマートフォンのバッテリーの爆発による大規模なリコール問題が発生。さらには数多くの特許訴訟など多くの問題を抱えている。

サムスン電子の株主構成をご存知だろうか。サムスン電子の外国人持ち株率は54.0%となっている。外国人持ち株率が50%以上ということは韓国企業といえるのだろうか。見方を変えて、これはグローバルなマーケットとして世界から信頼されているという意味なのだろうか。また、サムスン電子の配当性向は5.2%と極端に低い。

最近はロッテ騒動問題が噴出している。野球ファンは、ロッテ球団が身売りされるのではないかと心配しているようだ。

一方、中国では経済低迷にもかかわらず、3000ポイントぎりぎりで維持している。これは当然ながら共産党による官製相場であることは間違いない。まさしく株価操縦である。これは資本主義の根幹を成す自由市場を脅かすことになり、いずれ誰にも見向きされないことになるだろう。

中国のGDPは世界第二位とされるが、このGDPを国民一人当たりで計算したらいかがだろうか。経済大国もいいが、飲めない水、汚染された土地、汚染された空気。経済大国になっても人の住めない国では意味がないだろう。

一般的に、株価はファンダメンタルズを反映していると言われているが、市場操作やディスクロジャー(情報開示)、コンプライアンス(法令順守)を無視した市場は、投資家からは、いずれ見放されることになる。

逆に株価変動から、その企業の実態を知ることもできる。このところのドイツ銀行の株価である。ドイツ銀行の株価が下げ続けています。それらを表すように、ここにきてドイツ銀行の経営不安説が急浮上しています。

日本ではあまりニュースになっていないようですが、ドイツ銀行における米国の住宅担保ローンに絡む不正販売を巡って、米司法省が同行に対し140億ドル(約1兆4000億円)の支払いを求められています。簡単に払える金額ではないので、経営危機説が流れているのです。

つまり、ドイツ銀行は世界的な金融危機(リーマン・ショック)を起こした投資銀行であるリーマン・ブラザーズと同様に、インチキをしていたと言うことです。

世界最大のデリバティブ(金融派生商品)・ポジションを持つドイツ銀行に、複数のヘッジファンドが委託していたデリバティブの取引を縮小したと一部で伝わったことでさらに懸念が広がっています。

また、ドイツ政府が冷戦以来初めて、国家的緊急事態に備えて「食料や水を備蓄するように」と国民に呼びかけているという。これは何を意味するのか。なにか背筋がゾッとする不気味な感じです。

現在、市場の懸念は「ABCDショック」です。Aはアメリカにおけるトランプ大統領の誕生、Bは英国のEU離脱(Brexit)、Cはチャイナの景気減速、そしてDのドイツ銀行です。

いずれにしても、投資の世界は一寸先は闇。明日のことは分かりません。「備えあれば憂いなし」です。よって、リスク管理だけはしっかりと。



   ≪ 実践に勝る勉強はない ≫
2016/11/25(Fri)

2016/09/24 のコメントです。

東アジア情勢が混沌としています。北朝鮮はミサイルは撃つし核実験をするわで危険極まりない。韓国では海運最大手(韓進)が破綻したし、中国は景気減速しているのにもかかわらず公表されている経済指標はデタラメ。まさにプロパガンダである。

中国による東シナ海、尖閣諸島の問題。また、南シナ海のほぼ全域を領海だと主張する中国。それを全面的に否定する国際司法の判決。中国は現在も国際ルールに従わないという強硬な姿勢を示し続け、中国が南シナ海で着実に進める実効支配の実態。

また、麻薬取引容疑者に対し、過激な取り締まりをしているフィリピンのドゥテルテ大統領の来日が予定されている。さらに、12月にはロシアのプーチン大統領の来日も予定されている。北方領土は戻ってくるのだろうか。

このような状況下、我々投資家も外部要因に目を離せないところです。しかし、一喜一憂しないことです。明日の相場など誰も分からないのです。相場の急変にはロスカットで対応すべきです。投資家は収益を上げるために行動しているのですが、儲けることより大損しないことを念頭に入れて対処すべきでしょう。

さて、相場に絶対はないわけですが、ある投資家が一定期間シミュレーションして、「これならいける」と意気込んで連絡してきた。もちろんテクニカル手法であるが、その手法をくどくどと説明して私に意見を求めてきた。

聞くところによると、分析期間は半年程度であるが「これがうまく行くんだよ」と嬉しそうに言う。まだ、実践はしていないと言う。しかし、私に言わせれば、半年程度のシミュレーションの結果でうまく行くはずはない。

シミュレーションも長ければよいと言うものではないが、半年程度では話にならない。このような短期的なシュミュレーションは、株価変動にテクニカル指標を合わせているに過ぎない。つまり、株価変動にテクニカル指標を最適化させているだけである。その指標の内容やテクニックを聞くまでもない。

このように小手先の分析は、投資初心者が陥りやすいものです。かつて、私もこのような罠に何度はまってしまったことか・・・。ちょっと相場から距離を置いてみれば、初心者でも分かることですが、投資経験の浅い投資家はどうしても近視眼的になってしまうものです。もし、6ヶ月程度のシミュレーションでうまく行くなら、もうすでに誰かが発見しているはずです。

投資はやはり実践から学ぶべきです。理論(シミュレーション)と実践には、それなりの乖離があるものです。私ごとですが、以前、株式の両建て売買をしていましたが、銘柄数も多く、また、システム売買のため寄り付きの成り行きでの注文であるため、自分の注文で値が変動してしまうという現象が起こり、やむなく先物市場へ転換しました。

しかし、最近は先物市場でも寄り付き値が異常に乖離する現象が見受けられます。このように些細なことですが、シミュレーションと実践では誤差が生じることもあり、繰り返し売買するとその差は次第に大きくなるものです。

私は、前述の投資家に「とにかく、それで実践してみてはいかがですか」と返答した。私があれこれ説明しても、入れ込んでいるため聞く耳を持たないようでしたので。ただし、ロスカットだけは絶対に入れておくようにクギを刺した。ロスカットを入れておけば大怪我はしないと思いますし・・・。

やはり、相場は実践です。机上の理論だけでなく、ある程度体制ができたら実践することです。そしてそこから学ぶのです。相場とは体得していくものです。実践に勝る勉強はありません。



   ≪ 損をする三つの特徴 ≫
2016/11/19(Sat)

2016/09/16 のコメントです。

一般的に、株式投資は確かに魅力的ですが、順当に資金を増やし続けることのできる人は、やはり一握りです。残りの人は資金を目減りさせたり、場合によっては大きな損失を被ってしまいます。これが株式投資の現実でしよう。

投資で儲けられる人と損をする人の違いは、今まで散々述べてきましたので、今更、ここで論じることもないとは思いますが、投資初心者の方もいらっしゃいますので、失敗する投資家の特徴を三点ほど紹介します。

まず、その第一は「思い込み」です。細部にわたり綿密な調査の結果、値上がりすると予想して買ったものの、意に反して値下がりしてしまった。そこで投資家は「こんなはずではない、待っていれば値が戻るだろう」という期待から、いつまでも保有してしまう。

誰でも予想に反して値下がりした時に、その事実を受け入れがたいものです。値下がりした理由は後からになって分かるものです。その時点では分かりません。そのため仕掛けた銘柄に思い入れが強くなり「業績も良くなるし、株価は安値圏にある」と自分に言い聞かせ固執してしまう。

相場では常に株価が正しいのです。それなのに自分の買値だけから株価を判断する。相場は言っていますよ。「あなたの買値など誰も気にしていませんよ」と。自分は正しいと思い込み「自分を信じて耐えよう」などと考える。正しいのは現在の株価であって投資家の買った株価ではないのです。相場の世界に神様はいないのです。

予想に反して値下がりした時に、自分の投資判断がミスだったことを認めることです。感情移入しないことです。株価がある程度のラインを切った時は、どんなに思い入れのある銘柄でもスッパリと売って撤退する思い切りが必要だといえます。

第二は「期待する」です。これは特に初心者の犯しがちなミスです。投資成果を過大評価し「1ヶ月に10%に回せば、1年で資金は2倍近くなる」などと過大な期待をします。短期間に一気に儲けようとすると投資手法は話題性のある銘柄やギャンブル的なものになりがちです。結果的に大きな損失を出すことになります。

冷静になって考えれば誰でも分かるものですが、初心者は相場に対する期待感が大きくなるため、過度に熱くなってしまいます。投資とは長期にわたって安定した収入を得ることを投資の目的にします。

第三は「手法を変える」です。損が出るだびに投資手法を変えてしまう。成績が悪くなると、従来利用していた株価や出来高、トレンドなどの分析手法に従わず、相場を自分で予想しようとしてしまいます。そして、さらに良くないことは、何度か損失を出すとすぐにそのやり方を諦めてしまうことです。予想しても明日のことは誰も分からないのです。

どのような投資手法でもパーフェクトなものなどありません。どんなに成功している投資家でも、すべての投資で利益を得ているわけではありません。利益を出したり損失を出したりしながらもトータルで利益を出しています。そのためには自分の信じたやり方を貫く強さも投資では大事なのです。

上記の3点、心当たりはありませんか?。



   ≪ 習慣づけ ≫
2016/11/11(Fri)

2016/09/11 のコメントです。

株式投資を行う者は誰でも成功したいと願う。その道で成功したいということは、投資に限らず、一般社会での成功も同じようなものではないだろうか。私は、投資で成功することは、一般的な「成功する」といった概念と同じことではないだろうかと考えています。

目標(成功)を達成するためには、とてつもなく長い時間と粘り強い努力を継続させることが必要になります。その過程の中には多くの失敗もあるだろう。やめたくなることもあるだろう。それでも、あきらめることなく継続して頑張ることが、一般的に言われる成功の概念でしょう。

成功するためのノウハウは巷にに溢れんばかりにあります。成功を収めた体験や手法が紹介されているようです。しかし、言わんとするところを突き詰めていくと皆同じではないだろうか。物事は常にシンプルなのです。

では、成功するために一番重要なことは何であるか。それは簡単です。「成功するまでやめないこと」。「えー」と言われるかもしれませんが、究極はこれだけでしょう。実にシンプルです。シンプルゆえに実行できないという側面もありますが、要は諦めないで継続するという単純なものなのです。

投資の世界で成功するためには「損切りすること」であろう。しかし、これもシンプルすぎて実行できない。これらの問題を突き詰めていくと、最終的にはそれぞれの個人の問題となってくる。もともと粘り強い人もいれば、飽きっぽい人もいる。

いくら素晴らしいノウハウ本を読んでも、いくら投資必勝本を読んでも最終的に実践するか否かは本人の問題ですので、今まで成功におぼつかなかった人は外部からの知識より、本人自身の内部改造が必要となってくるのではないだろうか。

本人自身の内部改造、つまり自己改革をするにはどうすればよいか。自己改革するために一番重要なこと、それは「習慣づけ」です。習慣とは毎日同じことを繰り返すことです。習慣づけをして自分を変えていくのです。私は自己改革するには、これ以外にはないと考えています。

では、投資で成功するためにの「習慣づけ」とはどのようなものなのでしょうか。上記にある一般的な成功の基本は「成功するまでやめないこと」。投資で成功するための一番重要なことは「損切りすること」です。

これらを組み合わせれば「損切りすることをやめないこと」となります。これが投資で成功するための基本であり原点なのです。非常にシンプルではありませんか。これを習慣づけして継続すれば投資での成功は間違いなしです。いかがでしょう。



   ≪ 付加価値を味方に ≫
2016/11/04(Fri)

2016/09/04 のコメントです。

最近の株式市場はボラティリティの落ち着きを見せています。一時より20〜30%のボラティリティの低下を示しています。おかげで私もここ3ヶ月ほどはストップロスに引っかかることはありませんでした。

ボラティリティの低下はリスク低下をもたらしますが、反面、収益の低下も招くことになります。投資では収益を上げることが一番の目的ですが、収益の低下となっても、リスクが増大するよりは良いのではないかと考えます。

今年の株式市場は現在まで大きな往来相場となっています。その往来幅は2000円程度です。往来相場ではリスクは少ない短期売買でも、それなりの収益を得ることができます。皆さんはいかがでしょうか。

往来相場であったということは結果論でしかありません。投資とは将来を見極めることであり、結果論は何の役にも立ちません。しかし、これから先のことは誰にも分かりません。分からない状況で投資活動をするから投資家には常に不安が付きまとうことになるのです。

私は以前から相場の予想は一切しないと述べています。「では、予想もしないでどうして投資ができるのか」と質問されます。その答えは「現在の株価だけで判断している」ということです。

たとえば、上記のように相場変動が往来相場であったなら(実際には分からないのだが)、現在の株価が往来相場の下限近くであれば割安な水準にあるのではないかと判断できるでしょう。このように現在の株価の水準により割安か割高か判断できます。ここでは割安、割高の判定であって、これから先の予想はしていません。

しかし、この割安、割高の判定では失敗も多いのです。なぜなら、これらは往来相場であるという前提が付いています。もし、この前提が崩れたら失敗することになります。往来相場からブレイクアウトして、下降または上昇トレンドに入ったときなどです。

投資においては「たまたま」「偶然」では、長期的に収益を上げることは難しくなります。では、これらをクリアできる方法はあるのでしょうか。・・・ないと思いますが。

そこで、私の手法に限って説明しましょう。この方法が万人向けとは思っていません。私の投資手法は、順張りのトレンドフォローによる売買手法です。トレンドフォローもある意味では順張りであり、順張りも短期的な意味ではトレンドフォローであるとも言えます。どちらも相場の流れに沿った売買です。

たとえば、商品製造会社が売れそうな商品を開発しようと考えたとします。そこでまず、これから売れそうな商品は何だろうと市場調査をします。時代にマッチしたニーズの高い商品でなければならないことは必須です。

ある意味、ここでの商品開発と投資とは同じような意味合いを持つのではないだろうか。これから売れそうな商品と、これから値上がりしそうな銘柄と・・・。売れそうな商品とは時代のニーズに合った商品です。つまり時代のトレンドに乗った商品の方がトレンドという付加価値が付いて販売数を増やすことができるでしょう。

つまり、トレンドという付加価値を味方につけて、多くの商品を販売しようとすることが効率的と考えるはずです。投資においても同様に相場の流れ(トレンド)に乗って売買することが、より多くの収益をもたらすことになるのではないだろうか。

私の語録に『商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし。ただ、時代の変化は早い。』とありますが、ここでの時代背景とはトレンドであり、そのトレンドに逆行すると成功もおぼつかないという意味です。これは私が投資体験から感じ取った内容です。

買い仕掛け後に株価が下がり、これはまずいとナンピンを入れる。一方、買い仕掛け後に株価が上がり、そこで再度買い増しを入れる。ナンピンと買い増し、どちらが精神的に楽だろう。精神的に楽な方は損をし、精神的に苦痛な方が利益を得る。どちらが良いかは、投資家の成績として明確に現れます。一考されたし。



   ≪ ドーピング ≫
2016/10/28(Fri)

2016/08/27 のコメントです。

オリンピックも終わりましたが、安倍総理が閉会式で世界が驚愕するパフォーマンスを披露し世界中から賞賛された。まさに傑作であった。日本のソフトパワーを披露する格好のステージであったのではないだろうか。

日本はメダル獲得で上位にランクされたが、大きくメダル数を落とした国が何カ国かある。メダル数を落とした原因は、すでにご存知のようにドーピング問題にあると思われる。今回のオリンピックでは、開催前からドーピング問題が指摘されており、ロシアなどでは出場できなかった選手が数多くいた。

国によっては、オリンピックで多くのメダルを取ることによって国威発揚を狙っているところもあるだろう。そのような国策によって、メダルを取れば多くの報奨金がもらえるところもあるだろう。CMなどの出演料など莫大な収入にもなるだろう。韓国などは兵役免除という特典もある。そのため必死になってメダルを取りにいく。

だからメダルを取るためには何でもやる。もちろんドーピングから審判員の買収まで、あらゆる手段で何が何でもメダルを獲得しようとする。

つまり、インチキしても勝とうとする浅ましさである。武士道精神の日本人には、なじまない行為であろう。当然ながらドーピングは副作用で身体を蝕まれることになる。これは国威発揚のため罪なき若者の夢と才能を貪り尽くす国家的犯罪であろう。このような側面を見ると何がオリンピックかと思うところもある。

しかし、投資の世界でもインチキをしても勝とうとする輩がいる。それはインサイダー取引である。もちろんインサイダー取引は禁止されているが、ドーピングのように、バレなければいいだろうなどと考える輩は少なからずいることも事実だ。

ドーピングは結果的に身体を蝕むことになる。インサイダー取引はおいしい取引だから、バレないうちは継続する。しかし、いつしかバレることになる。そして犯罪人とになる。楽して美味しい果実を手に入れることはできないものである。

我々はまだ道半ばかもしれないが、自分の実力でチャレンジしたいものですね。



   ≪ 自分の実力で ≫
2016/10/22(Sat)

2016/08/22 のコメントです。

リオ五輪では日本選手の活躍で大いに湧いた。特に身体的に恵まれているわけではない日本選手がメダル数で6位に入ったことは大いに賞賛すべきである。陸上男子400メートルリレーは圧巻だった。4年後の東京オリンピックに期待したい。

さて、投資の話題に戻して、皆さんは今まで投資活動の過程で一番成績が良かった時を思い出してみてください。そして、その成績が良かった要因は何であったかを振り返ってください。

成績が良かった要因は投資家それぞれであると思いますが、その要因の多くは「大きなトレンドの発生」によるものではないだろうか。つまり、トレンドに乗って次から次へと売買し収益を収めた時ではないだろうか。

投資の世界は「勝てば官軍」的なところもあるのだが、その時の収益は何によってもたらされたのだろうか考えてみたい。収益は「自分の実力」それとも「トレンドの発生」、あるいは「偶然」によるものであるかを思い出してほしい。

もし、その収益が「自分の実力」であったならば、その後の相場変動にかかわらず、現在でも収益は右肩上がりとなっているはずだ。もしそうでないなら、その収益は「トレンド発生による偶然」ではないだろうか。

投資家は、この区別をしっかりと認識しておかなければなりません。「あの時は良かった」と懐かしい思い出話をしても、それが実力であったのか偶然であったのかを考えていただきたい。

あるヘッジファンド・マネージャーは、下降相場になり、リターンが低迷し、顧客資産は流出してファンドの閉鎖を決めた。「良いことにも終わりが来るということが、最近、我々にとって明白になった」と顧客宛ての書簡に記した、という記事があった。トレンドが思惑と反対になれば、個人投資家もプロも同じようなものだ。

私の語録に「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」とあるが、これは、私自身の体験のもとに、自分自身に対する戒めとして、今でも心に刻んでいます。

勝利はオリンピック・メダリストのように実力で勝ち取りたいものですね。



   ≪ 努力に無駄はない ≫
2016/10/14(Fri)

2016/08/15 のコメントです。

暑い夏が続いています。リオ五輪でも熱い戦いが続いています。日本選手の活躍する姿に、つい応援に力が入りコメント配信が遅くなってしまいました。

選手たちは過酷な競争を勝ち抜き、オリンピック出場の機会を得て頑張っています。しかし、勝負(競争)とは厳しいもので、懸命に努力してきたにもかかわらずオリンピック出場の機会を得られない選手がどれだけいることか・・・。

長い間練習を積み重ねて、やっとの思いでオリンピック出場の機会を得たものの、陸上の100メートル競技などは10秒で終わってしまいます。このことだけをみると、今までの努力もむなしいような気もしますが、私は、そこまでたどり着くまでの過程に価値があると考えています。

私の語録に「結果に依存しすぎると、人生は意味を成さなくなる。結果とは関係なく、そのプロセスの中に、いかに楽しみ、喜びを見いだすかである」とあります。つまり、努力し続けることに価値があり、その過程において人間的な成長が育まれるものと考えます。

投資の世界のように、努力しても期待する結果が得られないことも多い。しかし、努力しなければ何も得られない。私も長い間投資の世界に身を投じ頑張ってまいりましたが、たしかに努力に対する見返りはごく少ないものです。

しかし、ここであきらめたら今までの努力がすべて無駄になります。紆余曲折の努力の中に、投資以外の何かを発見することもあります。人生における何か大切なことを見出すこともあります。

努力することにより、結果的には本来の目的を達成できなくても、目的以外の貴重な体験を得ることができるものです。これは私の経験上、間違いないところと考えています。つまり「努力に無駄はない」ということです。トータル的には必ずや努力に見合った、いや、それ以上の何らかの見返りはあるものです。

たとえオリンピック選手がメダルを取れなくても、そのプロセスの中に人生における大いなる財産を築いているに違いありません。結果をあまり考えすぎず、今できること、今しなければいけないことをしっかり積み上げていくことが大切なのではないでしょうか。あきらめず決して断念しないことです。そしてチャレンジすることです。

オリンピックも後半戦、ガンバレ・ニッポン!。



   ≪ デイトレードについて ≫
2016/10/08(Sat)

2016/08/07 のコメントです。

私自身はデイトレードは行いませんが、デイトレードについてのご質問が多いため私なりの基本的な考え方を説明してみます。デイトレードについては、多くのノウハウ本が氾濫していますが、投資の基本だけはしっかり身に着けてから実践に入ってください。

株式投資の三要素は、相場観測、銘柄選択、売買テクニックですが、デイトレードは一日での手仕舞いですから相場観測はあまり必要ないようにも思えますが、デイトレードにおける相場観測は、トレンドの方向性の確認程度は必要かと思われます。

次に銘柄選択ですが、取引されるている銘柄も多くありますので、その中から銘柄を見つけ出すには何らかの基準が必要です。まず銘柄選択時には、出来高(取引量)が多いことが必須となります。株の売買をする場合、出来高の多さは非常に重要です。日中の取引銘柄の出来高がどう変化しているかにも注視しなければなりません。

出来高の多い銘柄は、出来高の少ない銘柄に比べチャート上の出来高の増減がはっきりしています。この増減に慣れてくると、それに伴って次に株価がどう動くのかある程度理解できるようになります。

続いて、株価の値動きの幅が大きい銘柄を選択します。出来高が多い銘柄でも、値動きの悪い銘柄もあります。銘柄によって出来高はランキング上位に入っているにもかかわらず、値動きはほとんどしていない銘柄もあります。いわゆる低位株と呼ばれる銘柄ですが、1日の値幅が3円から10円程度で、何千万株も取引される銘柄です。このような銘柄は資金力のある証券ディーラーなどに好まれますが、個人投資家には向きません。

デイトレードで扱う銘柄は、値動きがある程度激しい銘柄、一日の値動きの幅がその銘柄の株価に対して5%以上の銘柄を扱うことが多いようです。なぜなら、一日で利ザヤを稼ぐデイトレーダーにとって値幅の広さが重要だからです。

例えばA社の株価が現在3000円で前日の高値が3150円、安値が2950円だった場合、(高値3150−安値2950)÷3000 =0.066。つまり6.6%の値動きがあることになります。これくらいの値幅があれば十分利益を得ることが可能となります。従ってデイトレードをするなら必然的にこのような動きの銘柄を選ぶことになります。

次に、板に注文がしっかり入っている銘柄の選択となります。板とは現在の値段に対して、注文がどれぐらい集まっているかを示す買い注文と売り注文の集合体のようなものです。値動きが荒い銘柄でも、この板の注文がしっかり入っているような銘柄はチャートの動きがわかりやすくなります。

以上が銘柄を選ぶコツとなります。このような特徴を揃えた銘柄の選択となります。銘柄選択は、公開された出来高ランキング上位銘柄などから選択すると容易に選ぶことができるでしょう。また、銘柄選択時には株価の値段によって、5円刻みだったり、10円刻みだったりしますので呼値には注意してください。

銘柄選択ができたら次は実践に入りますが、その前に売買のルールを決めておかなければなりません。

第一にはやはりリスク管理です。つまり損切りの徹底です。損切りはデイトレードにおいて絶対に不可欠な行為です。デイトレードのノウハウ本やウェブサイトでも損切りの重要性は記載されています。損切りについては、いまさら詳しく述べる必要はないと思います。

さらに、ポジションサイズも決めておかなければなりません。ポジションサイズは、現在用意している投資金に対して、どのくらいの資金を一回のトレードにつぎ込むかということです。

デイトレードを始めた初心者が、投資金をフルに使用して取引を行ったならば、おそらくポジションを持った後、心理的に大きな負担がかかるかもしれません。身の丈に合ったサイズで取引するべきでしょう。

またレバレッジをかけるか、かけないかという問題も発生します。これらについても投資家の経験や熟練度によって決めるべきです。たしかに扱う資金量が大きくなれば、当然ながら利益も大きくなりますが、その分損も大きくなります。あせらないことです。

続いて利食いについてですが、利食いについては常日頃から述べていますが、投資では一番難しいのではないかと思います。一発で最高の利食いは難しいので、分割決済などで対処してはいかがでしょうか。

ある投資家が言っていました。「利食い幅と損切り幅を同じにしているんだよ」と。一瞬、それでは儲けが出ないのではないかと思いましたが、彼いわく「勝率を上げるんだよ」と言う。確かにそのとおりではあるが、どのようにして勝率を上げるのだろうか。いろいろな売買法があるもんだなと感心しました。

デイトレードには向き、不向きがあるため、積極的にお勧めするものではありませんが、いずれにしてもルール厳守で挑みたいものです。



   ≪ 投資技術の以前に ≫
2016/10/01(Sat)

2016/07/30 のコメントです。

当コメント欄は株式投資に対しての解説であるのに、あまり技術的な解説がないのではないかとの質問がときどきある。まさにご指摘のとおりです。私自身もテクニカル派を自認している立場からもっと投資技術の解説するべきであると思うのだが。

ここで言う投資技術とは、相場観測や銘柄選択、売買テクニックであろうが、私としては、これらの技術を習得する前にもっと大事なものがあるような気がする。たとえば、投資技術の上からここで損切りしなければならないとしても、それを確実に実行できなければ何にもならない。これでは絵に描いた餅になってしまう。

誰でも投資技術を身につければ即収益に繋がると思い、投資セミナーに出かけて行き、また、投資指南書をむさぼるように読む。その内容の真贋は別として、それらを習得して現実的に収益を上げられただろうか。何が間違っているのだろうか。

投資は投資家の最終決断によって実行される。その実行時の投資家の心理状態を考えてみよう。もし、その投資家がトータルで収益を上げているならば、損切りも容易にできるであろう。しかし、技術的にはここで損切りしけなければならないことは分かっているが、損失額を計算すると大きな損失となり損切りを躊躇してしまう。

投資の世界では、このようなことはよくあることで、大きな損失になる前に何らかの手立てはなかったのだろうか。大きな損失を被らないためにも確固たる投資技術も必要なのだが・・・。

さて、投資家は大きな損失を被ると「こんなはずではなかったのだが・・・」、あの時ルールを守っていればと後悔し心が折れてしまう。しかし、その後悔は何度も繰り返しやってきていまだに改善されない。何が悪いのか。

ある資料に「心が折れやすい人と逆境に強い人の思考習慣の違い」について書いてあった。心が折れやすい人の思考習慣には次のような特徴が共通して見られるとのことです。

「いつも誰かと比較して自分の欠点ばかり見ている」「相手の嫌な面ばかり見て、相手が全て悪いんだと思い込んでいる」「漠然とした不安や心配を堂々巡りさせている」「視野が狭くいろいろな視点から物事を見つめられない」「物事を先延ばしにして、行動できない」「自分ではどうしようもない環境にばかり愚痴をいっている」「完璧にやろうとしすぎて疲弊する」「過去の失敗にずっとクヨクヨしている」

皆さんはいくつ当てはまっているでしょうか。私としては、悲しいかな、ほとんどの項目に当てはまっている。誰でもいくつかの項目は合致していると思います。これらの「心が折れやすい人」が克服する方法は、市販のノウハウ本などにいろいろと書かれているので今更ここで述べる必要もないでしょう。

要は、追い詰められたときにどう対処するかである。誰でも追い詰められると、心が折れ、ネガティブになり最後にはパニック状態になる。これでは投資に限らず何事でもうまくいかない。

私はこのような考えています。どのような冷静な人でも追い詰められると正しい判断ができなくなる。では、追い詰められる状況をいかに回避するかである。投資には絶対はないが、追い詰められる状況をできるだけ作らない方法を考えてみてはいかがだろうか。

「追い詰められる状況を作らない」ということは、究極的に投資の世界では「大損しない」ということではないか。投資では損失は避けられないが、大損は避けられるような気もする。

大損を避けるにはどうすれば良いか。これは簡単なことです。「こまめな損切り」です。そんなことは分かっているとブーイングされそうですが、物事を突き詰めていくと、究極はシンプルでやさしいことなのです。投資の世界は、売りと買いしかないので何も複雑に考える必要はないのです。シンプル・イズ・ベスト。 

上記のように、投資で成功するためには投資の技術的な問題以前に、投資家自身が克服するべき問題があるような気がします。このようなことから、当欄では投資技術以前の問題をテーマとして多く解説しています。この点をご了承ください。



   ≪ 短期相場観測指数による売買 ≫
2016/09/24(Sat)

2016/07/23 のコメントです。

当研究所のホームページに「短期相場観測指数」が日々更新され掲載されています。この「短期相場観測指数」について、どのように利用すればよいのかとの質問が多くありましたのでお答えいたします。

そもそも「短期相場観測指数」は先物取引用に作成された指標ですが、短期的な相場変動を捉えるのにも有効であると思います。ただ、通常の株式売買(個別銘柄売買)に、この「短期相場観測指数」を当てはめて売買するのは売買が忙しくなり不向きかもしれません。

はじめに「短期相場観測指数」の見方については、当ホームページに解説がありますのでそちらを参考にしていただければよいと思います。

ここでは「短期相場観測指数」を先物指数売買に利用する場合について解説いたします。「短期相場観測指数」は日経225先物で売買するよう設計されています。

まず「短期相場観測指数」は、ボリュームとして0ポイントから100ポイントの間で変化します。指数が50ポイント以上は買いスタンスであり、50ポイント以下は売りスタンスとなります。

「短期相場観測指数」は0ポイントから100ポイントの間で変化しますが、この数値が建枚数となります。つまり、最大建枚数が100枚ということになります。しかし、実際に日経225先物を100枚建てるとなると、とんでもない金額になります。

そこで、実践においては「ミニ日経225先物」などを採用して、少額資金でも売買できるようにします。さらに、最大建枚数を10分の1にして、最大10枚までとします。これで「ミニ日経225先物」で最大10枚となり、投資金額も現実的になるのではないでしょうか。

ここからは「ミニ日経225先物」、最大10枚での売買について解説します。

建枚数の計算は、{短期相場観測指数−(100-短期相場観測指数)}となります。たとえば、短期相場観測指数が、買いスタンスである90ポイントであった場合には、{90−(100-90)}=80となります。ここでの建枚数は最大10枚であるため、10分の1にして(80÷10)=8(小数点以下は四捨五入)、8枚(買い)の建枚数となります。

また、短期相場観測指数が、売りスタンスである30ポイントであった場合には、{30−(100-30)}=-40となります。ここでの建枚数は最大10枚であるため、10分の1にして(-40÷10)=-4、4枚(売り)の建枚数となります。売りスタンスの場合は間違いないように枚数がマイナス表示となります。以上が建枚数の計算方法です。

では、これらの建枚数による実践的な売買方法ですが、たとえば、現在の建枚数が買いスタンスの6枚であった時に、翌日の建枚数の指示が8枚となった場合には、建枚数を2枚追加して合計で8枚とします。つまり差分の2枚を追加買いをするということです。

反対に現在の建枚数が買いスタンスの6枚であった時に、翌日の建枚数の指示が4枚となった場合には、建枚数を2枚決済してして合計で4枚とします。つまり差分の2枚を決済売りするということです。売りスタンスにおいても同様の方法で対処します。

現在が買いスタンスで買い建玉を持続していた時に、翌日の指示が売りスタンスとなった場合は、買い建玉を全部処分して売りスタンスで売買に入ります。つまり、「どてん」することになります。

また、ロスカットについては当ホームページにロスカット水準が表記されていますが、上記の売買ではこれらは採用せず、金額でのロスカットを行います。ロスカットは投資家各自の資金量などにより決定します。

たとえば、最大ロスカット幅を10万円とした場合、あらかじめ建玉から逆計算して、逆指値を入れておきます。ここで注意していただきたいことは、建枚数が1枚でも10枚でもロスカット金額は常に同額とします。

建枚数が1枚の場合は、ロスカットまでの値幅が大きくなりますが、建枚数が10枚にもなりますとすぐにロスカットに引っかかりやすくなりますので、最大ロスカット金額は資金量などに合わせて十分検討してください。

このロスカットは必ず実行してください。実行しませんと先物取引のため、とんでもない結果となりますので必ず厳守してください。また、先物取引には夜間取引があり、証券会社によっては、夜間取引時に再度ロスカットを注文しないとロスカットが無効になることがありますので必ず確認してください。

なお、当売買の仕掛けおよび決済は翌日の日中寄り付きでの成り行き売買を基本としています。現在、先物の寄り付きの時間は8時45分となっています。日中立会は8時45分〜15時15分、夜間立会は16時30分〜5時30分です。

当売買においては決済基準や利益幅という概念はありません。建玉の操作により、利益や損失が発生する仕組みになっています。そのため従来の売買法とは大きく異なりますので十分理解した上でご利用ください。

また、先物売買には限月制度がありますので、建玉を持続して期限となった場合には乗り換え(ロールオーバー)します。

当研究所の「短期相場観測指数」は、おおむね1ヶ月程度のスパンで分析しています。そのため、通常の相場展開では有効に作用すると思われますが、分析スパンが1ヶ月程度であるため突然の急騰や急落には、その判断が遅きに失する場合がありますので、これらの点をあらかじめお含みおきください。

実践される場合は先物取引であることを十分理解されたうえで、リスク管理を怠らず売買されることを願うものです。投資の最終決定はご自身の責任でなさるようにお願いします。



   ≪ 中国問題 ≫
2016/09/16(Fri)

2016/07/16 のコメントです。

株式市場はイギリスのEU離脱で急落、その後、参院選挙で自民党の大勝により急騰した。結局は行って来いの相場展開であった。投資家にとっては、上昇か下降かの判断に迷うところであろう。

これらの急落、急騰について後講釈しても始まらないが、私なりに考えてみた。以前にもコメントしましたが、EU離脱の要因はいくつかあると思います。私は難民問題や英国の主権の回復などが要因ではないかと考えました。

では、急騰の要因はなんであったろうか。それは当然ながら参院選挙での自民党の大勝にあったと思います。それでは自民党の大勝はなぜ起こったのだろうか。その背景には何があったのだろうか。私が考えるに、やはりそこには最近話題となっている憲法改正問題であろう。

安倍総理大臣は憲法改正について「自民党は、そもそも憲法改正をするということで立党しており、私たちの憲法改正草案は示している。国会の憲法審査会に議論の場がしっかりと移っていき、そこで議論し、どの条文をどのように変えていくかということに集約されていくことになるだろうと思っている」と述べました。

では、なぜこの時期に憲法改正の話題が持ち上がっているのだろうか。戦後70年を過ぎて、現在の日本国憲法が現状にそぐわなくなってきているからだろうか。そもそも日本国憲法とは、国家権力の組織や権限、統治の根本規範(法)となる基本原理・原則を定めた法規範を言うものである。

現在の日本国憲法は日本人が自ら作成したものではなく、日本の敗戦後に「マッカーサー草案」なるものとして作成された経緯ある。つまり。戦勝国が作成した憲法ということになる。これらの点で、戦後70年も過ぎているのだから、ここらで我国独自の憲法をつくろうではないかと機運が高まってきたのだろうか。

憲法改正には反対意見も多い。日米安全保障条約、集団自衛権(仲間の国を守るため武力使う権利)や自衛隊のあり方など。また「今まで日本は平和だったのに、戦争をする国にするのか」などの過激な発言も多い。

ここで少し冷静になって考えてみよう。なぜこの期に及んで憲法改正なのかと。私なりに考えてみた。それは「中国」が原因ではないだろうか。ご存知のように、南シナ海をめぐる中国の主張や行動は国連海洋法条約違反などとしてフィリピンが申し立てた仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は、中国が「歴史的権利」として主張する「九段線」について国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表した。

中国の拡張主義による海洋進出。日本では、日本の固有の領土である尖閣諸島が、現在問題となっている南シナ海をめぐる紛争と同様に中国の主張や行動が日本にも及ぶのではないかという不安から憲法改正が話題となっているのだろうか。これらに対し、現在の憲法では日本の防衛はできないのではないかなど。これらの矛盾から憲法問題が巻き起こっているのだろう。

お隣の国であっても価値観や歴史観が大きく異なれば、なかなか話し合いで解決できないところもあるのだろう。憲法に縛られて身動きが取れない。難しい問題である。以上が私なりの稚拙な考えではありますが・・・。

中国の話題が出たところで、中国の経済状況は現在どうなっているのだろうか。中国のバブル崩壊などと叫ばれて久しいのですが、かつての日本のような急激なバブル崩壊とはなっていないようだし、はたまた、バブル崩壊の前夜なのだろうか、それともバブルなどないのか・・・。

では、中国経済を数値の上から考えて見ましょう。中国の企業債務残高対GDP比は2010年頃まで100%に留まっていたが、それ以降は企業債務残高の増加が止まらなくなってしまった。その後、GDPは下がっているにもかかわらず債務残高だけが積み上がっている。また、与信の伸びが大きくなっている。つまり、銀行などの貸付金額が大きくなりすぎている。

経済全体のGDPが伸びていないのに企業の借金だけが増えている。借金には利子がつき、その利子が払えなくなると借金は複利で増えていきます。中国はどこまで持ちこたえられるのか。現在の中国の企業債務はGDP比で160%を超えている。一般的に経済成長が悪化するのはGDP比で85〜90%からと言われている。

伊勢サミットで、安倍首相は「リーマン・ショック前夜」という発言をした。反応は冷ややかだったようだが、安倍首相はこのことを指しているのではないだろうか。中国経済のハードランディンクは不可避であると・・・。

投資の世界にいる者は常にリスク管理は怠るべからず。



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