2022/01/14 のコメントです。
相場の世界は歓喜と絶望の世界と言われています。インターネットの時代となり、物を買うのもネット、証券も銀行もすべてネットの時代です。世の中がめまぐるしく変わり、そのスピードには付いていけない感じすらします。
投資情報もネット上に洪水のように溢れかえっています。その多くは「私はこの手法で儲けました」「投資はこうすれば儲かる」など、中には詐欺まがいの情報もあります。儲け話は儲け話を持ってきた人が儲かる仕組みになっていることを理解しておかないとなりません。
世の中が変わっても、唯一変わらないのは投資家の心理ではないでしょうか。どんなに時代が進歩しても投資家の心理はいつも同じです。歓喜と絶望です。
儲からないのは心理的作用が大きく作用しています。「人間は儲かった時の喜びよりも損した時の苦しみが大きいため、どうしても利益確定は早く、損切りは遅くなる。利益が小さくなる反面、損失が拡大する傾向が強いので、最終的には儲からない人が多いのです」
耳の痛い話ですが、ここで投資の「負」の部分を例を挙げてお話してみましょう。
FXで800万円損失主婦 「主人にばれたら間違いなく離婚」本当にどうしたら良いのでしょう……。とにかく早く損は取り戻したい。でも、大きく損をするのが怖いので、常にポジションを持って、1万円の利益が出たら、その時点で細かく利益を確定させています。それでも損を全額取り戻すのに、かなりの時間がかかってしまいます……。気持ちは焦るばかり。それと、損をしたときの対処法がよく分かりません。今は、ポジションを持って損が出た時は、ただひたすら損が回復するのを待っています。損切りは嫌いです。これでも、以前は大きく儲かったこともありました。やはり英ポンド/円でトレードしたのですが、1か月間で100万円も含み益が出たことがあるのです。ただ、「もっと儲かるかも?」と色気を出して利益を確定させずにいたら、英ポンドが暴落して、それまでの利益をすべて吐き出したうえ、400万円もの損失を抱えることになってしまいました……。その後も、トレードを繰り返していきましたが、そのたびに損失が膨らみ、今では800万円もの損失を抱え込んでしまった次第です。
21歳のフリーターですけど 最初に給料1ヶ月分10万円を口座に入れて大敗4200円程になってしまいました。そして今日アコムから20万借りてポンド円をショートしてたんですがマイナス18万また負けました。絶望すると怒りっていうのは出ないんですね。何故か死にたいって思うことはなかったです。
親の金を使って 26歳のニート男性が親の金を使ってFXで2000万円(3000万円説も)をスッてしまい、「出ていけ!」と怒られる。この男性が今回は3万円を親から借りようとした結果、父とケンカになり、首を爪で引っ掻かれ流血しました。
FXで大損 主人に言うべきでしょうか 2歳の子がいます30代前半専業主婦です。8月頃からFX(外国為替保証金取引)を始めました。が、ズブの素人であり投資というものをした事のなかった私はこの3ヶ月で300万損してしまいました。主人も若い頃は株で損した事もあり(現在も少しやっているよう)投資の難しさはわかっており、私に対して性格上向かないと思うから止めた方がいいと言われた事があります。主人の方が全然分かっていて、恥ずかしながら私は本当に甘く考えてました。
投資の世界は、人生と同じように喜怒哀楽の世界でもありますが、特に投資の世界は「歓喜と絶望」が如実に現われる世界でもあるのです。もう少し、足が地に付いた取組が必要となってきます。
そこで私からも一言。「大衆に迎合するなかれ。行列には並ぶなかれ。何も考えずに行動する烏合の衆となるなかれ」
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