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…知って得するページ…

   ≪ 悲喜こもごも ≫
2022/01/22(Sat)

2022/01/14 のコメントです。

相場の世界は歓喜と絶望の世界と言われています。インターネットの時代となり、物を買うのもネット、証券も銀行もすべてネットの時代です。世の中がめまぐるしく変わり、そのスピードには付いていけない感じすらします。

投資情報もネット上に洪水のように溢れかえっています。その多くは「私はこの手法で儲けました」「投資はこうすれば儲かる」など、中には詐欺まがいの情報もあります。儲け話は儲け話を持ってきた人が儲かる仕組みになっていることを理解しておかないとなりません。

世の中が変わっても、唯一変わらないのは投資家の心理ではないでしょうか。どんなに時代が進歩しても投資家の心理はいつも同じです。歓喜と絶望です。

儲からないのは心理的作用が大きく作用しています。「人間は儲かった時の喜びよりも損した時の苦しみが大きいため、どうしても利益確定は早く、損切りは遅くなる。利益が小さくなる反面、損失が拡大する傾向が強いので、最終的には儲からない人が多いのです」

耳の痛い話ですが、ここで投資の「負」の部分を例を挙げてお話してみましょう。

FXで800万円損失主婦
「主人にばれたら間違いなく離婚」本当にどうしたら良いのでしょう……。とにかく早く損は取り戻したい。でも、大きく損をするのが怖いので、常にポジションを持って、1万円の利益が出たら、その時点で細かく利益を確定させています。それでも損を全額取り戻すのに、かなりの時間がかかってしまいます……。気持ちは焦るばかり。それと、損をしたときの対処法がよく分かりません。今は、ポジションを持って損が出た時は、ただひたすら損が回復するのを待っています。損切りは嫌いです。これでも、以前は大きく儲かったこともありました。やはり英ポンド/円でトレードしたのですが、1か月間で100万円も含み益が出たことがあるのです。ただ、「もっと儲かるかも?」と色気を出して利益を確定させずにいたら、英ポンドが暴落して、それまでの利益をすべて吐き出したうえ、400万円もの損失を抱えることになってしまいました……。その後も、トレードを繰り返していきましたが、そのたびに損失が膨らみ、今では800万円もの損失を抱え込んでしまった次第です。

21歳のフリーターですけど
最初に給料1ヶ月分10万円を口座に入れて大敗4200円程になってしまいました。そして今日アコムから20万借りてポンド円をショートしてたんですがマイナス18万また負けました。絶望すると怒りっていうのは出ないんですね。何故か死にたいって思うことはなかったです。

親の金を使って
26歳のニート男性が親の金を使ってFXで2000万円(3000万円説も)をスッてしまい、「出ていけ!」と怒られる。この男性が今回は3万円を親から借りようとした結果、父とケンカになり、首を爪で引っ掻かれ流血しました。

FXで大損  主人に言うべきでしょうか
2歳の子がいます30代前半専業主婦です。8月頃からFX(外国為替保証金取引)を始めました。が、ズブの素人であり投資というものをした事のなかった私はこの3ヶ月で300万損してしまいました。主人も若い頃は株で損した事もあり(現在も少しやっているよう)投資の難しさはわかっており、私に対して性格上向かないと思うから止めた方がいいと言われた事があります。主人の方が全然分かっていて、恥ずかしながら私は本当に甘く考えてました。


投資の世界は、人生と同じように喜怒哀楽の世界でもありますが、特に投資の世界は「歓喜と絶望」が如実に現われる世界でもあるのです。もう少し、足が地に付いた取組が必要となってきます。

そこで私からも一言。「大衆に迎合するなかれ。行列には並ぶなかれ。何も考えずに行動する烏合の衆となるなかれ」



   ≪ 永遠のテーマからの開放 ≫
2022/01/14(Fri)

2022/01/07 のコメントです。

市場の水準を見極める指標として信用評価損率がありますが、信用評価損率は信用取引で株を買った投資家の評価損益の度合いを示す数値で、通常はゼロからマイナス20%程度で推移しています。

もちあい相場であれば信用評価損率のプラスは天井のサインだが、評価損率のプラスは過熱感も示すが、同時に個人投資家の資金状態改善も示唆することから、個人の回転売買の加速も期待できるという意見もある。

また、証券アナリストなどの意見では、過熱感が強く短期的には調整に入る可能性も大きくなってきているが、信用評価損率のプラス転換などをみれば中期的には一段高が期待できる状況となってきたとの見方を示しているとの意見もあるが・・・。

証券アナリストや評論家などには相場動向に係わらず、結果を見てからの講釈が多い。そして、必ず万年強気派と万年弱気派に分かれる。これらは本人の性格からくるのだろう。本来、評論する立場においては客観的な数値に基づいて、中立的な立場から発言するべきであると思うのだが、人間である以上このあたりの兼ね合いが難しい。

また、分析手法においてもテクニカル派、ファンダメンタル派に分けられる。主流は、やはりファンダメンタル派であろう。レベルの高い投資理論書には、ほとんどテクニカル分析の話は出てこない。ファンダメンタル分析は理論的で誰にも納得できるため主流となるのも理解できる。また、ファンドなどを売り込むためにも説得しやすい。

反面、私の分析手法はテクニカル分析オンリーであるため反主流と言える。反主流は私の性格に起因するものであり、常識的な世界では受け入れられないようだ。

私はファンダメンタル分析を否定しているわけではない。投資の目的は収益を上げることであり、コンプライアンス(法令遵守)を守り、他人に迷惑をかけなければ、どのような手法であっても儲けた手法が正しいとなる。よく言われている「強い方が勝ったのではなく、勝った方が強いのである」という理論です。

私が強く言いたいのは、テクニカル分析もファンダメンタル分析も両方とも徹底的に研究して、そして優劣を付けて結論を出したのであれば、それは評価する。しかし、テクニカル分析の研究もせず、大学を出て証券アナリストの資格を取って即、経済記者やアドバイサーになって、テクニカル分析の否定や自分の投資理論を振りかざしても、実体験のない状況では片手落ちではないかと思う。「大知は愚の如し」
である。

ご存知のように、ファンダメンタル分析の基本は「長期投資」がベースとなっている。私も長期投資で挑むのであれば、やはり、ファンダメンタル分析の研究を行ったであろう。しかし、私は短期売買派であるため、どうしてもテクニカル分析になるのも必然ではないだろうか。

私の研究も、そろそろ最終段階に入ってきたことを実感しています。私も投資初心者時代には投資の世界に大いなる夢を抱き参入したものの、理想と現実のギャップに、もがき苦しみ精神もボロボロとなってしまいました。そして、何度も何度もやめようかと思いました。

冷静になり、何がいけなかったのか、何が間違いだったのか考えました。その結果「私は相場には向いていない」という結論に達しました。しかし、何か方法はあるだろう、何か生きる道があるだろうと自問自答を繰り返しました。そのような暗中模索のなか、図書館通いをして自分探しをしながら3年もの月日が過ぎました。

そこでできたのが「不平不満を言わず、与えられた環境の中で最大限の努力をする。これをべストを尽くすという」の語録です。

そして出した結論が「テクニカル分析」と「システム売買」だったのです。この結論を出すためにかなりの時間を要しました。その後は、何度も壁に突き当たったり、悩みもありましたが、一貫して、その姿勢や方向性は変わることはありませんでした。今では、自分の投資手法に迷いはありません。大げさかもしれませんが、私ほどテクニカル分析を研究した人はいないのではないかという自負もあります。

私の投資に対する考えは、笑われるかもしれませんが「売買の完全なるシステム化」にあります。経済ニュースも見ない、投資情報も一切無視、企業業績も検証しない、相場予想もしない、投資に関する情報は一切無視して、システムの出す売買サインをそのまま発注し売買して、収益が積み上がるという手法です。そこに人間の主観や判断を一切入れず、何も考えないで売買するという常識はずれの投資手法です。
邪道と言われるかもしれませんが、現在の私の売買は、それに近い手法で日々売買を繰り返しています。

私はこれらの手法で、投資家の永遠のテーマであり、また永遠に解決できない「感情のコントロール」から開放されたのです。そして「私は相場には向いていない」ということからも開放されたのです。

私は株式投資を生業としています。そのため一般的な売買と異なることはやむを得ないと思っています。たとえば、どのような相場展開でも収益を上げなければならないということ。これは、先の分からない相場展開でも、ある一定の投資金を運用していかなければならないことになります。

そのためには、どうしてもリスクヘッジが必要となってきます。すでにご存知のように、私のリスクヘッジ法は、ヘッジ比率に合わせながら買いと空売りの両建てで売買する手法です。相場変動に係わらず、ある一定の資金を保持しながら運用し、一定の収益を継続して上げるには、現在のところ、この方法以外にはないと考えています。短期売買においては、もし、この手法(考え方)以外に良い方法があれば、誰か教えていただきたい。私は聞く耳を持っていますので、良い方法(考え)があればシミュレーションしてみたいと思います。

私は、相場で勝負はしません。勝負するから負けるのです。大儲けの後には、必ずそのしっぺ返しがくるものです。それは「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」ということです。

私の考え方や投資手法は万人向きではないことは十分承知しています。しかしながら、投資の世界に限らず、一般社会においても自分の専門分野を持つことやスペシャリストになることは自分の自信となって、やがて認められる時がくるはずです。

失敗すること、嫌われること、批判されることを恐れず、雑念、雑音を排除し、強い意思を持って自分を信じて行動することが、のちに自分に大きなプラスとなって帰ってくるのです。これは私が相場から学んだことです。

『自分を信じ、魂の底深き願いの達成に邁進せよ』



   ≪ 自戒の念 ≫
2022/01/07(Fri)

2021/12/25 のコメントです。

最近、株式市場は動きが出てきたように思われます。株式投資は「安いところで買って、高いところで売る」ことが基本であることは周知のとおりですが、現在の水準を安いと見るか高いと見るかは、投資家自身の判断に委ねられるところです。

景気には「気」の部分も多く含まれ、みんなが、これから景気が良くなるだろうと期待すれば、それだけで景気動向にもプラスに働くものです。

さて、私の語録に「商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし。ただ、時代の変化は早い」とありますが、これはビジネスチャンスとは、その時代背景を読まなければならないという意味です。

これを株式投資に当てはめると「時代背景」は現在の相場状況を表します。つまり、上昇相場に乗って稼げるだけ稼ぎましょうということです。10%で利食いなどと考えていては、そのチャンスを失ってしまうことになります。

ただ、「時代の変化は早い」とあるように、相場もいつ急展開するか分からないので注意しましょう、ということです。また、「時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし」は、逆張りを意味します。流れに逆らって逆張りなどしようものなら徒労に終わってしまうことを意味します。

また、語録に「自由とは素晴らしい。しかし、規制のない自由は暴走し、崩壊を辿る」とあります。これを株式投資に当てはめてみると、株式市場は自由市場であり、どの銘柄をどのくらいの株数を売買しても自由です。そして、追い風に乗って儲かっている時はどんどん資金を追加して投資金を膨らませます。

「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」との語録もあります。そこに明確な自己ルールがなければ、いずれ暴走し崩壊を辿るとの警告を発している内容です。

常々申し上げていますが、投資において一番難しいことは「感情のコントロール」にあります。このことが私が一番苦労したところで、今でも解決できないでいる問題でもあります。その対策として、その時々に感じたことや改めなければならないことなどをメモして、何度も読み返し自己改革に取り組んできました。

私の語録には、私が40年以上にもわたる投資体験の中から自戒の念を込めて書き記した内容であり、その語録の内容を投資の世界に限らず一般社会にも当てはまるような気がします。



   ≪ 利大 ≫
2021/12/25(Sat)

2021/12/17 のコメントです。

最近の投資成果はいかがでしょうか。私のコメントに「来年儲からなければ株は止めたほうがいい」とあります。塩漬け銘柄は別として、直近の売買で収益なり評価益を上げていないようでは、考え方なり投資手法なりに問題があります。

投資の世界は結果的に儲けた方が勝ちの世界です。しかし、それはそれとして、やはり投資の世界は、その勝ちの継続性が求められます。これは勝率の問題ではなく、収益の継続性という意味です。

長い投資活動の中で、仕掛けてから2倍以上で利食いしたことが一度もない投資家がいます。もちろんデイトレードなどは別として、一般的な長期投資においての話です。

そのような投資家に話を聞くと、ほとんどの投資家が「利食いは素早く」と言います。利が乗ったらすぐに決済してしまうのでしょう。また、同じ投資家に、損切りはどうしていますかとたずねると「様子を見ながら」と言います。

このような投資家はまず儲からないでしょう。なぜなら投資の基本原則から外れているからです。なぜであるかは皆さんはすでにご存知であると思います。

極論ですが、私は、持ち株が2倍以上となる可能性のない投資手法は間違っていると考えています。2倍ところか3倍、4倍となる可能性のない投資手法は間違っているのです。長期投資で何年も持続していて、たまたま2倍になったという場合も別の話となります。

2倍以上となった銘柄の期間は、おおむね一年以内での話です。株価チャートを見ればこのような銘柄はいくらでもあります。

私は、投資した銘柄すべてが2倍以上にならなければいけないと言っているわけではありません。その可能性を論じているのです。たとえば「利食いは10%と決めている」などは、2倍以上になる可能性は全くないわけですから、このような投資手法では継続的に儲けることはできません。

たとえば「仕掛け後に上昇となって、その後の高値から10%下げたら決済する」という手法であれば、可能性としては、2倍、3倍となることもあるはずです。また、分かりやすいたとえでは、株価が上向きの移動平均線を下回らない限り持続するという手法でも、2倍、3倍となる可能性があります。

要するに、利益を大きく取れる可能性のない投資手法は間違った投資法ですよということです。もちろん、実際には大きく取れないことが多いでしょうが、その可能性まで否定するような投資手法は継続的に収益を上げることができないということです。

結局は「利大」と言うことになります。何年投資活動をしていても未だに収益を上げられないのは、投資手法が「利大」となっていないためです。強烈な上昇局面でも小幅な利益で甘んずることになります。そして、下げ相場では、底値までトコトン付き合っているのです。

大きく取れる相場は決して多くないのですから、取れるときに取っておかなければ、もちあい相場などになったときに耐え切りなくなります。そのためにも、利益を限定するような投資手法は間違っていることになります。

投資手法は投資家の数ほどあると言われています。どのような投資手法でも良いのですが、その基本は「利大」とならなければいけません。



   ≪ NT倍率 ≫
2021/12/17(Fri)

2021/12/10 のコメントです。

お知らせ------------------------------------------------------------------

当研究所が使用しているサーバー会社から、セキュリティーを強化するためサーバーの変更を行うとの連絡がありました。

そのため当研究所の分析システムも一部変更することになりました。操作等の変更はございませんが、通信方法の修正を行わなければなりません。

当分析システムは、システム変更時には自動更新となるため、従来のシステム起動時に自動で変更を行います。その際には、何もせず変更が終了するまでお待ちください。一部の分析システムはこれらに対応していないシステムがございますが、その場合、当ホームページから新しい分析システムをダウンロードしてください。

なお、変更日時につきまして追ってご連絡いたします。

何卒よろしくお願いいたします。

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最近の株式市場のボラティリティが上昇してきました。この変動で収益を上げられた方も多いと思います。特に順張り投資家にとっては幸次用件のような気がします。

もし、現在でも大きな損失を抱えているようでは、そこに何か問題があるのです。たとえば、投資の基本を理解していない。基本は分かっているが実行できない、など、どこかに何かの問題があるのです。

間違っても「相場か悪い」などと言っているようでは投資家たる資格はありません。相場が悪いのではなく自分が悪いのです。戦う相手は相場ではなく自分自身なのです。「己のほかに敵はなし、向かう敵は自分だけ」と、語録にあります。

相場の上昇を見て「相場は上がっているのに、手持ち株はいまいちだなあ」と思っている投資家も少なからずいるのではないでしょうか。当然です。相場が上昇したからといって、すべての銘柄が平均的に上昇するわけではありません。今回の上昇でも、日経平均と同じように上昇となったのは全銘柄の三分の一程度でしょう。

「NT倍率」をご存知でしょうか。「NT倍率」とは、「N」が日経平均で「T」がTOPIXとなり、NをTで割って計算した指標です。日経平均がTOPIXの何倍になっているかという指標です。NT倍率が高水準ということは日経平均がTOPIXに比べて割高ということになります。

現在のNT倍率は14.40(21/12/10)倍程度で、以前のNT倍率は12倍程度でしたのでひじ用に高くなっているのが分かります。これらは、日経平均の銘柄入れ替えなどが作用していることもありますが、現在のNT倍率は非常に高い数値であると言えます。

投資においては、主観に頼らず必ず数値で判断するべきです。NT倍率や信用取組、取組比率、評価損率など、公開された数値をもとに判断を下すべきです。

投資市場は多くの参加者がいるため、必ずどこかでバランスは取れるものです。我慢するか、付和雷同するか、それらは投資家自身が決めることです。



   ≪ 喜びの実感 ≫
2021/12/10(Fri)

2021/12/04 のコメントです。

今年の株式市場は中盤は長い往来相場で散々苦労をしましたが、休養十分となり、エネルギーも蓄積されたため、動きの活発となってきたようです。研究所の株式分析システムは、トレンドが発生すれば収益の向上が計れるというシステムであるため、今後の投資収益に期待したいところです。

現在の株式市場は、新たなコロナ変種ウィルス、オミクロン株により乱高下しています。このような突発的な現象は経済指標からは判断することはできません。どんなに企業業績が良くても相場全体が下落すれば、それらに追従することになります。まったく相場とは難しいものです。

話題は変わりますが、前回のコメントに、私の語録をいくつかご紹介いたしました。これらのコメントに対して、思いがけず多くの賛同メールを頂きました。とても嬉しく思いました。もちろん「それはおかしいよ」というコメントもありました。

これらの語録は、私が相場を始めてから現在まで、その時々に感じたこと、体験したこと、苦しいときの自分を励ます言葉などを書き記してきました。その語録が現在で194項目となっています。

語録の内容は、一般的な語録ではなく、相場の世界から見て感じた内容であり、かなり常識からかけ離れた内容もあります。たとえば「沈み行く者に手を貸すな。貸せば自分も沈む。つまらない情けはかけるな」など、一般常識から見ればネガティブな厳しい内容の項目もあります。

相場の世界は、一般社会とは異なり欲と歓喜と絶望の世界でもあり、相場は人間の本能の部分まで揺さぶるような世界でもあるのです。そのため、一般的な常識やノーマルな考えなど通用しない世界なのです。であるため、上記のような非常識的な内容も含まれてくるのです。どん底から這い上がるためには、時として、このような考えも必要となってくるわけです。

すでにご存知のように相場の世界は苦悩の連続です。そのような世界で生き抜くためには、どうしても強靭な精神力が必要となってきます。私は今まで体験した苦悩や悩み、ジレンマ、苦痛などを解消するため、このような語録を作成し、そして何度も読み返し、自分に言い聞かせて精神の安定を計ってきたのです。そして、どん底から這い上がってきたのです。

これらの語録は「よしお君の迷言集」として小冊子(手作り)にまとめてあるのです。その「まとめ」として書き記したのが下記の内容です。

<<まとめ>>----------------------------------------------------------------

人間は夢や希望を持って生まれてきます。そして、日々、自己実現のため活動しています。しかしながら、現実社会には、それらを阻むいくつかの障害が待ち受けていることも事実です。そのため多くの人々は何らかの悩みを抱えながら生きています。

長い人生の間には、それらの障害や苦悩を乗り越えていかなければなりません。これらは社会の問題でも他人による問題でもなく、結局は自分自身の問題であって、自分自身が解決しなければならないのです。

そのためには、既成概念にとらわれることなく、困難に立ち向かい、ゆるぎない信念を持って、積極的に自分の進みたい道を歩んでいくべきです。後悔しない人生とは、自分の生きるべき道を生きた人なのです。

人間の幸せとは、人とのかかわりの中に生まれてくるものであり、自分のためだけに努力しても満足は得られるかもしれないが、決して幸せを感じることはできないものです。他人に思いやりのない人には、幸せは訪れてはこないものです。

人間の究極の幸せ、喜びとは、人の役に立つことであり、他人の喜びが自分の幸せと感じられれば、本当の幸せ、喜びを実感できるでしょう。

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   ≪ 禍も、やがて明日の幸いをもたらす ≫
2021/12/04(Sat)

2021/11/26 のコメントです。

振り返れば、今年の混沌とした相場展開によって、多くの仲間が去っていきました。
悲しい限りです。もう少し我慢をしていればなどと思ったりもしています。

私自身の投資人生も決して平坦なものではありませんでした。何度も止めようかと
も思いました。しかし、止めても行くところもなく、逃げ場もありませんでした。
結局、相場の世界に舞い戻るという繰り返しでした。そのような葛藤の中、その時
々に感じたこと、救われた言葉、勇気付けられた言葉などを、すべて実体験をもと
に書き留めておきました。

その数、現在では150を越えています。その内容は、すべて私自身の言葉で書き
残しました。初心を忘れないために、今も時々読み返しています。その中でも私が
一番好きな言葉があります。それは「禍も、やがて明日の幸いをもたらす前兆であ
る。なぜなら、万象は流転するものであるから」という言葉です。苦しい立場に立
たされたときにいつも思い出す言葉です。

相場道において、その体験から私が学んだ言葉をいくつか抜粋してみます。


・もっとも恥ずべきことは、失敗することではなく、それは失敗から立ち直れない
 ことである。

・「あきらめ」とは、成功一歩手前のことをいう。人生に失敗した人の多くは、あ
 きらめた時に、どれだけ成功に近づいていたのかに気付かなかった人たちである。

・もうダメだと観念しても、まだ下がある。思考能力が停止し、放心状態となって、
 しばらくしてから初めて好転する。それまで耐えよ。

・人は固定観念や自己暗示によって行動している。何の疑問も持たず常識を鵜呑み
 にしている。これでは「烏合の衆」となる。既成概念を破れ。

・悩んで結論を出すな。時が正しい答えを出す。焦れば必ず判断を間違える。時を
 待て。

・犠牲を払わずして成し得るものはない。物事を成し得るには必ずその対価が必要
 である。リスクなくしてリターンなし。

・現実はありのまま受け入れろ。拒否すればいつまでも苦悩は続く。

・自分の「器」以上の金は動かせない。「器」以上の金を動かせば、いずれ自分の
 金とともに回収されてしまう。

・現在の自己資金は、自分自身の現在の「器」を証明するものである。

・「幸せ」「満足」を享受できないのは、否定的な心の持ち方が原因である。否定
 的な考えは、否定的な結果をもたらす。

・お金は後から付いてくる。金を追うな。お金は行動の産物である。目先の利にと
 らわれるな。

・時間はどんなことでも癒してくれる。どんなことでも解決してくれる。歳月が味
 方してくれる。時間を与えよ。

・乗り越えられない壁は、いつも自分の心の中で作っている。限界意識を持つな。
 心を開放せよ。

・自分の人生が思い通りにならないのは、得ることばかり考えているからである。
 人に与えることを学ばないからである。

・大衆に迎合するなかれ。行列には並ぶなかれ。何も考えずに行動する群衆となる
 なかれ。

・恐怖はためらいを作り出し、結局、恐怖を現実にする。恐怖は無知が作り出す。
 恐怖は常に敗北をもたらす。

・成功しないのは、成功するまでやらないからである。成功とは、意欲を失わずに
 失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。

・マイナス思考とは、先のことを考えすぎたり、物事の成否を考えすぎたりするこ
 とにより、限界意識が先に立って起こるものである。絶対にやめろ。

・現在の苦境を嘆く。それは過去の最良の時と比較しているからである。だからい
 つも不満を言う、愚痴をこぼす。視点を変えろ。最良のときはこれからくる。



   ≪決済のタイミング≫
2021/11/26(Fri)

2021/11/20 のコメントです。

株式市場の変動は、現在の経済状況や世相を表す指標でもあるわけです。タイムラグはあるものの景気が悪くなれば下がるし、景気がよくなれば上昇となります。そのため、それぞれの経済研究所や格付け会社が今後の景気動向を必死になって調査しています。そこで今後の見通しを立てて、各企業の格付けなどを行っているわけです。

これらの格付けはおおむね当っていると思います。大手機関投資家などは、これらの格付けを参考に投資を行っているようです。企業のレーティングが公開されていますので我々個人投資家も活用することができます。

しかし、これらの格付けと株価の変動を的確に結びつけることは難しいものです。もし、格付けと株価変動が一致していれば誰でも儲かることになります。どのタイミングで仕掛けに入り、どのタイミングで決済するかなどの判断の難しさもあります。

株式投資で難しいことは、買い時ではなく売り時にあります。たとえば、投資家自身が四季報や格付けなどで業績上昇銘柄をタイミング良く仕掛けたとします。その後、株価は順調に値上がりして、いざ利食いしようと考えたときに何を基準に利食いをするかという問題が起こります。

個人投資家の利食い基準の多くは、その利幅にあると思われます。投資家がそれぞれ納得できる利幅で利食いするはずです。はたして、それは正しいのでしょうか。仕掛け時は綿密に調査し仕掛けに入るのですが、決済時には投資家の納得する利幅では何か片手落ちのような気がしませんか。

もし、仕掛け時に綿密に調査して仕掛けに入るのであれば、決済時にもさらに綿密に調査して決済するべきではないでしょうか。しかし、投資家は悪材料が出てからの決済では決済のタイミングが遅きに失すると言います。

しかしながら、納得できる利幅で決済したものの、その後さらに大きな上昇となって「もう少し持続しておけばなあ」と思ったことはなかったでしょうか。相場全体に大きなトレンドが発生した場合には、このようなことがしばしば起こります。2割の利幅で、良かった良かったと思いきや、その後株価は2倍にも上昇してしまった・・・。

私はファンダメンタル派ではないので何とも申し上げられませんが、やはり、仕掛け時に綿密な調査をして仕掛けるのであれば、決済時もある程度、ファンダメンタルズを考慮されて決済するべきではないでしょうか。

なぜそのようにするべきかと申しますと、仕掛け時はファンダメンタルズで、決済は投資家の納得する利幅では、あまり理論的ではない。また、決済が投資家の納得する利幅では、結果的に「利益限定」となってしまいます。利幅が大きく取れる機会を放棄している、などが挙げられます。

ここで問題になるのは、やはり「利益限定」ではないでしょうか。「利益限定」は、結果的に投資家の収益にはつながらないものです。投資においての必勝法は「損小利大」ですから、「利大」となる手法でなければ最終的には利益を得られません。

ファンダメンタルズで仕掛けたのであれば、やはり決済時もファンダメンタルズを考慮した決済が理論的であり、正しい手法であると思います。このような場合、具体的にどのような対策を採ればよいのでしょうか。

企業のレーティング等を参考に仕掛けているのであれば、格付け会社などが発表している理論的な目標値などを参考に決済するべきではないでしょうか。いずれにしても決済のタイミングは難しいものです。

仕掛け前は、仕掛けるか止めるかの自由がありますが、仕掛け後には、必ずどこかのタイミングで決済しなければなりません。そのためにも、決済のタイミングについてもう一度考えてみてはいかがでしょうか。



   ≪ 何も対処しない ≫
2021/11/20(Sat)

2021/11/12 のコメントです。

株式市場は大きなボックス圏内にある。ある評論家が「来年儲からなければ株は止めたほうがいい」と言った。評論家は予測が得意だが、当らずしも遠からずといったところでしょうか。

今年の株式市場はノコギリの刃のように行ったり来たりの展開でした。今年の往来相場では、多くの個人投資家が迷い、苦しんだと思います。そして、多くの個人投資家が市場を去っていきました。もちあい期は方向が定まらず投資家を悩まします。

しかし、株式市場では、もちあい期は必ず付いて回ります。もちあい期は相場が上げてから、または、下げてからの調整期であり、もちあい期なしで市場は成り立たないと考えても過言ではないでしょう。

もちあい期は強気派も弱気派も悩みます。私は、もちあい期は「凌ぐ」という考えで対処しています。つまり、耐えることです。凌ぎ方はいろいろとあるでしょう。少し休む。投資資金を少なくして売買する。少し長めのスタンスで売買するなど、資金量や投資家の考え方で違いは出てくるでしょう。

私の場合はどのような対処をで凌ぐかというと、基本的には「何も対処しない」としています。凌ぐというのは気持ちの上でのことです。なぜなら、私の長い投資体験の中から、このような対処法になったのです。

私の対処法を皆様に強制するわけではありません。投資家それぞれの考え方で良いと思います。

確かにもちあい期は売買が反対になってしまい辛いものです。細かい損切りも積み重なってきます。しかし、このような苦しい時期を過ぎると、その後の多くは大きなトレンドが発生するものです。これらはデータ分析により証明されています。

私も何度かもちあい期に売買して、すべて売買が反対になりうんざりして売買をやめてしまうことが度々ありました。しかし、その後に大きくブレイクして「しまった」ということがしばしばでした。そこで学習したことは「もちあい期はブレイクアウトするための準備期間」と考えるようになりました。

もちあい期間が長ければ長いほど、その後のブレイクは大きいものです。つまり、何回も反対売買となり損金が積みあがっても、その見返りは必ずあるという考えとなったため、私は現在も、もちあい期には何も対処せず売買を続けています。

格言に「迷ったら基本にもどれ」ということがありますが、これは正しい考え方だと思います。迷いに迷うと我を忘れてしまうため、基本に戻って冷静に対処しなさいということです。

しかし、私は迷ったときの対処法として「何もしない」ということもひとつの選択肢ではないかと考えています。これは私が投資の世界から体得したものです。これで、あれこれ考えて、悩み抜いて結局損をするということから脱却できたわけです。

ある投資家が「もちあい期は売買しない方がいいよ。どうせ儲からないんだから」と言っていた。当然の話である。しかし、もちあい期をどのように定義するか問題が残る。後になってみれば、もちあい期だったことが分かる。だからこれらかも暫らくはもちあいが続くという確証は全くない。明日からブレイクするかもしれない。

このように相場の予測は全く付かない。予測をして売買するから儲からない。だから損をする。予測は五分五分である。予測はリスクを取らない評論家に任せておけばよい。

投資を続けることによって、いろいろな体験をすることができます。止めてしまっては「無」となります。株式投資は「難しい」「面倒くさい」「儲からない」などと、残念ながらあまり良いイメージはないようです。

しかしながら、何ごとにもマイナスの部分はあります。マイナスのイメージも視点を変えればプラスにもなります。「負の裏には必ず正が存在する」わけですから。もちあい期の「負」が、その後のブレイクアウトで「正」となるわけです。

そのようなわけで、私はひたすら売買を続けています。これは今後も変わることはないでしょう。



   ≪ 株価の背景 ≫
2021/11/12(Fri)

2021/11/05 のコメントです。

投資においては資金が必要です。資金的に余裕の出てくる年代は40代後半ぐらいからであろう。それまでは子育てに、学費に、住宅ローンにと出費が多く、やりくりの大変な時期である。それらも終わり多少余裕が出てきてから老後のためにと資産運用などを考える。

もし、40代後半から株式投資を始めたとして、その後20年以上株式市場が低迷したとすると、現在でも投資成績はマイナスであろう。40代後半から20年経過すると、60代後半になる。

団塊の世代と株式投資の関係を見てみよう。もし、投資手法が買い一辺倒であったなら、団塊の世代はみんな損をしていることになる。バブル崩壊前は、株式投資といえば「長期投資」であった。確かに、高度成長期では、どの銘柄でも買ってほっておけば誰でも儲かった時代でもある。

その手法をそのままバブル崩壊後にも採用していたのではひとたまりもない。今までの成功体験から抜け出せないでいた。今度こそは、今度こそはとチャレンジするも逆風に向かって進んでは疲れるだけだ。

しかしながら、相場の転換点など分かるはずもない。ビジネスにおいても同様である。もはやフロッピディスクがあったのさえ知らない若者達。技術革新のスピードは年を追うごとに早まっている。

シャープかよい例である。ソーラーパネルも安価な中国製に押されている。以前に「亀山モデル」などとはやしたてられた液晶テレビも、今ではもはや昔の話となってしまった。シャープが大きな工場を作り話題となったのもつい昨日のようだったのに・・・。

特に弱電などのように技術革新の早い製品については、大規模な設備投資をしても消費者の嗜好の変化が早く設備投資の償却すらできない。大きな設備投資ができないため、製品もコスト高になってしまう。コスト高になれば、コストの安い東南アジアなどの製品に負けてしまう。これらが弱電メーカーのジレンマとなり、業績が落ち込んでいるのだろう。

また、最近の情報化社会も時代を急速に変化させている。最新のパソコンを製造、販売しても、それらによりさらに情報化がスピードアップすることによって、最新のパソコンもすぐに陳腐化してしまう。弱電メーカーにとっては、やぶ蛇となってしまう。

最近は老舗企業の倒産も多いと聞く。この要因は、やはり時代の変化についていけなくなっているのだろう。「創業○○年」「昔ながらの・・・」もよいけれど、やはり、その時代にマッチしなければ、結局、淘汰される運命にあるのではないだろうか。

私は、ビジネスにおいても投資においても、成功するためには「その時代背景」を味方に付けなければいけないと思っています。時代背景を見方にすれば、追い風に乗って業績を伸ばすことができる。ゆえに、常に時代背景に注視しておかなければならないと考えています。

とは言うものの、その見極めは困難をきたす。見極めを間違うこともあるだろう。見込み違いもあるだろう。時代背景を正しく見極められれば大成功間違いなしなのだが・・・。

株式投資においても、時代背景を見極めることが重要であることは投資家であれば誰でも知っている。しかし、それを具体的にどのように判断すればよいのかわからない。これが現実ではないだろうか。

株式投資における時代背景。私だって分からない。ただ、今となって過去を講釈することはできる。しかし、それでは意味がない。しかし、現時点ではどうだろうか。「現時点ではどのようなトレンドか」、これだけを理解するだけでも株式投資には大いに役に立つ。

たとえば、長期の移動平均線を引いてみたとする。もし、長期の移動平均線の下にある時に空売りを仕掛けたら結果的にマイナスであっても、買いのみで続けている投資家よりは、成績は上ではないだろうか。

前記では、長期の移動平均線での説明ですが、短期的な売買においても同様な考え方で、株価が短期的な移動平均線の下にある場合は買い付けしないというルールで売買を行ったなら、それなりの成績を収めることができるのではないか。

つまり、株価が短期的な移動平均線の下では買わず、または空売りをして、短期的な移動平均線の上では買いのみとして、空売りは行わないなどの売買手法であったならば大きな痛手は被らないのではないだろうか。

ここで言う、長期の移動平均線、短期的な移動平均線は、市場全体やその該当する銘柄の「背景」ではないだろうか。ここでは、移動平均についての説明でしたが、投資家に合った、そのほかの指標でもよいでしょう。それぞれの株価の変動には、それなりの「株価の背景」があることを理解するべきです。

投資においては、各自、これらの「株価の背景」の基準を持って挑むことによって、必ず儲かりますとは言わないまでも、市場で生き残り、さらに投資技術の研鑽を積むことによって希望する未来が開けるのではないでしょうか。



   ≪ 困難は若いうちに ≫
2021/11/05(Fri)

2021/10/29 のコメントです。

日本でのコロナ禍は沈静化しつつあるものの、世界ではまだまだ収束の兆しが見えてきません。そのような中、閉塞感の漂う日本経済ですが新政権に期待が込めらた衆議院議員総選挙が行われます。

コロナ禍の問題はあらゆる方面に暗い影を落としています。社会構造や価値観、とくに経済においては顕著に現れているようです。

つまり、景気が悪いということである。景気低迷はあらゆるところに影を落とす。特に問題なのは若者が就職できないということです。景気が悪いから就職先が見つからない。これから社会に出て、大いに羽ばたこうとしている若者に就職先がない。これから日本を背負っていく若者たちなのに・・・。これは大きな問題です。

最近は「就職難だ」と言われる。そのような言葉に踊らされ、まわりに普通にいる若者に不安を与え「なにがなんでも就職しないと、わたしの人生は終わってしまう」そのような思いに駆られている人か多くなっているのではないでしょうか。今の就活生は「ヒステリック」に新卒採用枠に潜り込まなければと思い込んでいる節があるようだ。

大学を卒業し、企業に就職せずに、フリーターになるともはや「希望はない。非正規社員、アルバイトとして、雇用身分制度における低階層身分に甘んじなければならない。それは本当に希望がない」。そのように思っているようだ。はたしてそうなのだろうか。

面接を10回、20回と受けても希望する会社に就職できない。すべて書類選考、面接で落とされてしまう。景気が悪いからしょうがないよという人もいるだろうが、あまりにもかわいそうだ。

何度も面接で落とされることを若者はどのように受け止めているのだろうか。私が考えるに、何度も落とされると「自分は社会に必要とされていないのではないだろうか」「自分の生きる場所はどこにあるのだろうか」などと考えるはずです。「社会が自分を働かせたくないのなら、生活保護を受けようか」などと皮肉な気持ちにもなってしまいます。

このようなことが原因か分からないが、たしかに最近の若者は自信を失っているようだ。特に男子の場合は「草食性男子」などとよばれ、影が薄くなってきている。将来のある若者達をこのような気持ちにさせてしまうのは忍びない。このような状況に追い込んだのは、その多くは政治の舵取りにあるような気がする。

私から若者に申し上げたい。誰もが大きな挫折や絶望に追い詰められることは必ずあります。ただそれを早い時期に経験するか、中年になってから経験するか、はたまた高齢になって先が短く時間がなくなってから経験するか、その違いだけです。苦しくて死にたくなるような状況になったことがない人なんてほとんどいません。早く経験するか、遅くなって経験するかだけです。どんな困難も若いうちに経験するとあとが楽です。

株式投資においても同じようなことが言えます。初心者のころは誰でも失敗の連続です。それでも苦悩しながら徐々に投資の本質が理解できるようになります。そして損失も少なくなってきます。

もし、初心者の段階で「もうダメだ」とあきらめてしまっては、本当の敗北者となってしまいます。最初のうちは誰でも失敗はあるものです。焦らないことです。

そして、経験を積んで経験が長くなれば投資の何たるかが理解できてきます。そして、当然ながら投資手法も保守的な手法となってきます。晩年になって先が短く時間がなくなってから「エイヤー」と勝負してしまっては取り返しがつきません。

投資とは収益を積み上げていくものです。決して一攫千金を狙うものではありません。じっくり腰を据えて行うものです。必ずチャンスは来るものです。焦らないことです。そして、そのチャンスをしっかり掴むことです。

これからの若者達にも我々投資家にも、新政権には景気の回復に全力を尽くしていただきたいものです。そうすれば、これらの問題も解決するでしょう。



   ≪ 分散投資とこまめな損切り ≫
2021/10/29(Fri)

2021/10/22 のコメントです。

株式市場は世界的に猛威を振るうコロナ禍や原油の高騰などにより、不透明感が漂い方向感の定まらない展開です。このような中、苦悩しながらも頑張って売買を継続している投資家もいます。そのような投資家には心からエールを送りたい。

現在のような市場のこう着状態は、私の知る限りでは2003年の大底へ向かう1、2年前あたりと同じような状況ではないかと思っています。当時は、相場が下がりながらの沈滞ムードであったように記憶しています。

当時もやはり、個人投資家が市場から去っていきました。東証の信用残が全体で売残が買残を上回ったという前代未聞の現象が起きました。これは証券取引所の統計上、初めてのことだったようです。

その後振り返ってみると、ここで去らずにもう少しあきらめずに頑張っていれば、その後の大相場に乗れたのにと残念がっていた投資家も多かったようです。だいたい人生なんて、そんなものかもしれませんが・・・。

何事でもあきらめることは簡単ですが、継続することは難しいものです。特に株式投資では、継続する気持ちは十分にあっても資金がなくなってしまっては、売買の継続はできません。

投資においては、株式に限らず投資という名の付くところにはも必ず「損」が付いてまわります。リスクなしでリターンはないわけですから、損から逃げてはいけない。損を受け入れなければ利益に繋がりません。損をしたくないという一心から、持ち株を損切りせずいつまでも持っている。損を拒否しているから持ち株が塩漬けとなり利益を生まれない。

投資には損が付いてまわるものの、売買の継続が不可能となるような損を出してはいけない。これらのことは誰でも知っていることです。つまり、致命的な損失はしてはいけないということです。

では、致命的な損とはどのようなことなのだろうか。たとえば、お気に入りの銘柄に集中して勝負をする。これではギャンブルになってしまいます。もし、これで大負けしたら立ち上がれない。つまり、一発勝負はせず、分散投資をしなさいということです。

また、損切りせずいつまでも塩漬けのまま持続していることも、そのひとつではないだろうか。塩漬けになってしまっているため、新たな投資資金が捻出できない。つまり、塩漬けも致命的な損の範疇ではないだろうか。この対策としては、やはりこまめな損切りでしょう。

投資で利益を得るためには、洗練された売買手法や投資理論も必要でしょうが、その前に、市場で生き残る方法を学ぶべきでしょう。儲けるために市場に参入するわけですが、まず、儲けることより損をしない(少なくする)ことを考えるべきです。戦いでは守りも重要です。戦いで守りを鉄壁にすれば負けることはないはずです。

現在のような相場低迷期では、細かな損切りでうんざりしますが、そこは我慢です。「待てば海路の日和あり」というように、いつまでも今のような相場展開が続くわけではありません。必ずチャンスはきます。分散投資とこまめな損切りで対処しましょう。



   ≪ 初心者向け短期売買の心得 ≫
2021/10/22(Fri)

2021/10/15 のコメントです。

短期売買といっても、その受け止め方はまちまちです。デイトレードを主体に売買される投資家にとって短期とは、時間単位または分単位でしょう。また、往年の投資家であれば短期を3ヶ月程度と見るかもしれません。しかし、短期売買に厳密な定義があるわけではないので、ここでの解説では、短期売買を1ヶ月以内としておきましょう。

上記条件の短期売買における利幅は10〜15%とします。これらを前提に説明いたします。しかし、利幅においては、これ以上に上げることもあるでしょうし、上げられないこともあります。これらの対処についても考えて見ましょう。

短期売買の利食いの方法は上げ止まりまで付いて行って、そこで利食いすることが基本です。目先の高値を利食いできない場合でも、短期売買では、とにかくプラスであればよいわけですから、動きがなければ処分することです。

ところが、利食いし損なうとそのまま持続する。ただし、一旦利食いを逃すと、高値顔合わせがいつくるかわからないし、さらに買値を切らないという保証は一切ない。これでは資金効率が悪い。

ところが、短期売買を目的として売買をスタートしても、依然、中長期売買のクセの後遺症があって、利食いや小幅利食いで逃げることをしない。これでは、おのずと資金がねることになる。持ち株がしこってしまう。このような時は、たとえトントンでも、多少の損でも逃げることが肝心です。

このようなことが徹底しないため、自分勝手に10%利が乗らなければ利食いしないと勝手に頑張ってしまう。また、目標値を高い位置に設定したりする。これでは回転が効かなくなる。利食いできないと中長期売買に切り替えてしまう。これでは当初の目的から外れる。

持続して時間がかかりそうであればトントンでも切ることが懸命です。このように、短期売買の要点を理解し売買することが望ましい。

◆短期売買における必要最低事項--------------------------------------------

1) 上げ止まれば、そこで成り行きで決済する。利食いは指値でなく成り行きで行
うこと。上げ止まりの判定については、拙著「株を極める!仕掛け・利食いプ
ロのノウハウ」等を参考にしてください。

2) 目先の高値はせいぜい2〜3場であるから、一瞬迷うと利食いを逃してしまう。
  前場、後場の出来高を見ながら翌日の寄付きでの決済が望ましい。

3) 決定的瞬間に迷うことが多い。まだ上があるだろうなどと欲を出す。迷ったら
  翌日の9時15分か10時の値を聞いて、それがトントン、ないしは1%の範
  囲なら即刻成り行きで決済する。

4) さらに欲を出して高値での利食いを逃した場合でも決して戻り高値を狙わない。
  ともかくトントン以上なら若干の利食いでもすることが肝心です。

5) 一旦利食いを逃がすと、仕掛け値の保証はない。仕掛け値を下回るだけでなく、
  長い間持続を余儀なくされる。とにかくトントンでも逃げることが肝心である。

6) 仕掛けてから3週間持続しても上げない銘柄はトントンでも切ることである。
  たとえ引かされても1、2回は仕掛け値に戻ることもあるから、すかさず成り
  行きで切ること。仕掛け値にこだわって指値をするのはよくない。

7) 不幸にして何らかの事情で急落したり、利食いを逃した場合には、戻りを期待
  せず処分する。

8) 一旦利食いしたものの、その銘柄が多少下げると、再度同一銘柄を仕掛けたく
  なる。同じ柳の下にドジョウは二匹いない。

9) たとえ大幅に下げた銘柄でも、下げ幅の魅力だけで仕掛けてはいけない。



   ≪ 日本の株価の行方 ≫
2021/10/15(Fri)

2021/10/08 のコメントです。

株式市場は直近では乱高下していますが、やや上昇傾向にはあるものの他国市場から見れば久しく低迷しています。原因を各方面から情報収集し、さらに私の考えなどを交えながら、その要因をまとめてみました。

株式市場の最高値から早くも30年以上が経過します。さらに世界経済に大激震をもたらした2008年のリーマンショックからもだいぶ過ぎています。しかし、最近ではコロナショックや中国の経済悪化など、今なお不安材料はくすぶっています。

特に中国の不動産バブルの規模は半端ではない。これらが崩壊すれば世界規模でリーマンショック以上の影響が出てきます。

株式市場の動向は経済を映す鏡と言われています。世界の主要な株価指標(日本は除く)は、軒並み高い水準をキープしています。

1990年につけた株式市場の最高値3万8915円から見てみると、現在は3万円台にも届きもう少しと言ったところですが力強さがない。

日本株が最高値を更新できない理由は・・・。株価というのは最終的には、企業業績で決まるわけですから、これらから考えれば日本企業の稼ぐ力が弱いということになります。株価収益率などの投資指標で見てみると、今の株価は妥当な水準と言うことではないでしょうか。

東日本大震災やコロナショックなど不運にも見舞われたが、新興国メーカーの台頭で、日本を代表する輸出企業が次々に苦境に陥ってしまった。こうした環境の変化もたしかにあるが、問題はこれだけなのだろうか。

日本企業の収益率の低さは昔からほとんど変わっていないような気がします。それにもかかわらず、過去に株価があれほど上がってしまった。それ自体が、おかしいことだったと考えられるのではないでしょうか。バブルというのは、そのようなことなのかもしれませんが・・・。

バブル崩壊で株価は下がりましたが、本当はもっと急激に下がらなければいけなかったのではないだろうか。それを回避するため、PKO(プライス・キープ・オペレーション)などを行って株価を支えてしまった。そのため、本来はもう少し早めに、しかも大幅に下げなければいけなかったところを人為的に操作してしまった。

その影響なのか、その調整に多くの時間を費やしてしまいました。それが「失われた30年」となって、投資家に、さらには日本経済に大きな影を落としてしまった。その代償は計り知れないものとなった。

このように、あまりに長期で調整されてきたために、日本株で成功体験を持てた人がほとんどいなくなってしまいました。結果的に、機関投資家も個人投資家も市場から離れていってしまい、世界における日本株の存在感も落ち、今やアジアのワンオブゼムの位置づけです。

世界には日本株のスペシャリストもほとんどいなくなってしまったという。しかし、一方で今の株価こそが日本の本当の実力であり、正当なな評価だと言えないだろうか。それだけに、今後はまさに企業の正念場、業績次第という時代がくることになると考えます。企業が収益を上げる力が付いてくれば、株価は上昇に転じます。



   ≪ 投資初心者の間違い ≫
2021/10/08(Fri)

2021/10/02 のコメントです。

優良株が最安値になっているので仕掛けても良いかという質問があった。私は何をもって優良株というのか分からないが、優良株という概念を持っていることこそが長期投資の後遺症ではないだろうか。優良株といわれるパナソニック等の会社でも希望退職者を募っている。投資家にとっての優良株とは、利益を生む銘柄のことである。

これから先、大相場が展開されるのであれば、投資資金が市場に流入して優良株や大型株も買い上げられることになる。しかし、現在のように市場の資金が非常に少ないときは、せいぜい50〜60銘柄程度が買われるだけであって、その波及効果は限定的です。

大相場といった場合、おおむね日経平均が2倍以上になることが期待されるので、それなら優良株や大型株を仕掛けてもよいでしょう。しかし、ただ漠然と最安値になったから仕込んでおけば、いつかは上がるだろうという考えは愚かしい。

大相場となったからといって、個々の銘柄もすべて2倍にアップするわけではない。上がるのはせいぜい半分程度の銘柄であろう。

中相場であれば日経平均が5割程度の上昇であろう。このような中相場であれば上がる銘柄は全銘柄の4分の1程度でしょう。小相場であれば日経平均が25%アップ程度で、上がる銘柄は200銘柄程度にとどまる。

中相場で日経平均の上昇が5割高程度であれば、上げる銘柄は半分程度あってもおかしくないと考えられるが、日経平均の算出方法を見てみれば分かります。日経平均は値上がり幅と銘柄数が作用してくる。

つまり、全銘柄がそれぞれ5割高となるわけではない。4分の1程度の銘柄が2倍に跳ね上がり、その他の銘柄はほとんど動かない。この4分の1の銘柄が2倍に上げることによって、日経平均が5割アップとなるわけです。

同じように、小相場であれば日経平均が25%アップ程度で、上げる銘柄は全体の16分の1程度となる。従って、その16分の1程度の銘柄が大きく上昇する。現在のような日経平均のわずかな上昇では、手持ち株は全く動かないという状況となります。

仕掛けは利食いを目的としているわけですから、現在のようなもちあい相場展開では優良株や大型株を仕掛けても上手く行かない。資金がねてしまうだけです。

優良株投資は従来の長期投資の考え方であったが、今となっては、いささか愚かしいような感じがします。優良株や大型株が上昇するのは大相場のフィナーレの時でしかありません。


◆投資初心者の間違い

1)仕掛け銘柄の選択があまりにも常識的過ぎる。誰でも考えそうなことは相場の世界では通用しない。考えが流動的でないことが災いしている。しかも悪いことに、そうした投資法が正しいと思い込んでいる点にある。

2)相場急落に弱い。相場の様相がおかしいと思っても損を出して切ることができない。トントン切りができない。少しでも儲けたいという希望的観測ではうかばれない。

3)相場が急落すると、そこで投げ出す。高値で仕掛けて安値で投げる。しかも下げ切った安値を仕掛ける勇気もない。かなり戻したところで、遅ればせながら出動するが、それが仇となる。

4)半年、1年と持続し、すでに死に体となってから初めて損切りをする。当然、買値の半分以下になって大きく出血する。切るのも相場なのであるが・・・。

5)ときどき衝動的になりミスを犯す。外部の情報から銘柄選びをし勝負に出る。結果は失敗。せっかくの儲けを吐き出し、なお損が出る。

5)利食いすればすぐに他の銘柄を仕掛ける。これでは高値、高値と仕掛けていくことになる。いずれは相場急落にあう。買えさえすれば儲けられると考えるのは初心者の錯覚である。

7)利食いをしない。さらなる一段高があると考えてのことだろうが、たとえ目標値にきても利食いしない。いずれは急落にあう。利食いしてこそ初めて現実の利益になるのであって、評価益は儲けではない。

8)分散投資をしない。1、2銘柄に集中する。これはすべての点で失敗する。分散投資で売買の練習をすべきであろうが、それを浅はかな知識だけで判断して集中投資を行う。いったん引かされると動きが取れない。

9)あまりにも欲が深すぎる。目先の動いている銘柄ばかり追いかける。そして、いつもすっ高値をつかんで犠牲になる。大穴を狙うことはやめにしたい。

10)損切りができない。どうみても買値まで戻るはずもないのに持続する。その結果、手持ち株の評価は半減する。ダメなものはダメなのだから見切ることも必要です。理屈が分かって損をするのは欲が深すぎるせいであるが、欲だけ深くて理屈も分からない、勉強もしないでは救いようがない。


皆さんは上記の項目には当てはまらないと思いますが、投資の世界に絶対はないのですから、明らかに間違いであるという行為をひとつひとつ消去していけば、おのずと正しい方向に向かうのではないでしょうか。



   ≪ 出来高の見方 ≫
2021/10/02(Sat)

2021/09/25 のコメントです。

株価変動の小さい相場展開では、どのような手法を持ってしても取れないものです。しかし、いつ何時変動が起こるかわかりませんので日々注意深く観察することです。

今まで変動のなかった銘柄が突如動き出すこともあります。このような銘柄は出来高をチェックしておけばある程度キャッチすることができるものです。

そこで、今回は出来高について解説したいと思います。市場に出回っている投資技術書には、あまり出来高について説明している書物が少ないように思います。「出来高なしに株価変動なし」と言われるように、出来高は市場内部要因の分析において重要な位置を占めるものです。

まず、出来高と株価にはある程度の相関関係があります。出来高が増加すれば株価も上昇する。また反対に出来高を伴いながら株価が急落することもあります。突っ込み安で大出来高となれば、そこが反転の兆しとなるものです。このように出来高と株価には関連性があるものです。

出来高は市場人気の盛衰を示していますが、このことは個別銘柄においても同様です。ただし、出来高だけを取って云々するべきではなく、必ず株価との関連で出来高を見るべきです。

通常、大出来高が2〜3回できれば株価は高値を打ったと判断されますが、この場合、重要なことは大出来高ができて、それなりに株価が上がれば決して高値打ちではない。むしろ大出来高ができたにもかかわらず、株価がその割には上げない時は高値打ちとなります。

通常の10倍からの出来高で、しかも高値での大出来高となった場合には利食いも可能ですが、個人投資家はここでは利食いをしてこない。さらなる一段高を期待する。ところが、株価が高値でもちあうと、もともと投機的な目的で仕込んだ投資家が利食いを始める。そのため株価はもちあいから下降となる。この場合、信用取引による出来高が多いほど一層株価は下落傾向を強める。

他方、出来高が極度に減少するのは、ほとんど投げて整理が完了したためです。この場合、整理完了と人気離散を混同視してはいけない。整理完了に伴って真空地帯になっているため、わずかの買いでも上げるが、その多くの場合、高値でかなりのしこり玉があるため売り浴びて再び下げる。これが二番天井である。

出来高は仕手株を早期に発掘することも可能となります。仕手筋がいくら秘密裏に仕込んだとしても、それは出来高となって現われます。何ゆえに出来高ができたかの理由は分からないとしても、とにかく出来高が増えるのはどこかが買っているためです。

その手口をみれば証言会社が分かるから、幹事会社の買いか、投信の買いか、また仕手筋の買いかおおよその判断ができます。

ところで通常、出来高が増加する場合は三つのパターンがあります。第一は、ある日突然に大出来高となり、そしてストップ高となる場合です。何らかの材料が出てストップ高となる場合もありますが、これらは仕手筋の常套手段でもある。このような銘柄は、ごく目先勝負であり下手に手を出すとやられる。

第二は、3、4週間かけてじっくりと仕込んでいる場合です。出来高の推移を見ればすぐ分かる。そして、仕込が終わったところで一挙に大出来高となり、そして株価が最高値となる。ここで飛び乗りするのはまだ良いほうで、多くの投資家は3〜4日上げたところで飛び乗りをする。そのため高値掴みになってしまう。

このような銘柄は出来高の推移を観察し、出来高が膨れ上がってきたら乗ってみることです。おおむね2〜3週間で株価の上昇がうかがえる。ただ、仕手筋が途中でやめることもあるので、少なくても1週間にわたり出来高減少となれば、仕手筋が降りたと判断しトントンでも切ることです。

第三に、2ヶ月、3ヶ月と長期にわたってじっくり仕込むケースがある。こういう場合は、株価ではなく玉が欲しいわけで、買占め等の気配が濃厚となります。このような場合じっくりと腰をすえて仕込むので、決して値を追うことはない。安値での仕込みを続ける。

しかし、かなりまとまった仕込みで、なおかつ株価を安値で保つことは難しい。通常なら株価も上げてしまうが、そこはうまく逃げる。たとえば、引け際に少量の売りを出して引値を前日同値としたりする。これらの操作は株価と出来高のバランスをみればある程度分かります。

以上のように、出来高は株価との関連で見ていくわけです。決して出来高だけで判断するものではありません。出来高は需給要因のひとつではありますが、出来高の変化を正しく捉えることにより、さらに効率的な投資活動が可能となります。



   ≪ 習慣化 ≫
2021/09/25(Sat)

2021/09/17 のコメントです。

もちあい期はしこり玉の調整、整理の期間でもありますので、株価変動には必要な時間となります。いずれ調整が済めば自律的に上方または下方に展開するものです。

今年の一月からの日経平均を見てみますと、その変動幅は日経平均で27000円から30000円程度です。その幅は平均で10%程度です。この間で上下しているわけですから利幅を取りたくても取れないわけです。投資家もこのあたりの状況を十分把握して対応するべきでしょう。

市場低迷を嘆いていても始まりません。ここは気持ちを切り替えてポジティブに考えていきましょう。過去はすでに終わったこと、未来は相場同様に分からない。であるならば、現在何をするべきかを考えるべきでしょう。

人生には常に「今(現在)」しかないのです。現在の決断は未来に繋がります。現在の正しい判断は未来を明るくします。相場低迷期は、投資家に市場を客観的に見る時間、勉強する時間を与えてくれているとポジティブに捉えてはいかがでしょうか。

市場を客観的に見る。相場の勉強をする。言い換えれば平常心で常に努力を怠らないということになります。これは相場に限らず何事にも通じることです。

常に平常心でと言っても人間には感情があり難しいところです。特に投資の世界は欲得の世界であり、なかなか平常心でとはいかないものです。自分の過去の売買を振り返ってみて、非常に感情が高ぶった時の売買は、その後、失敗に繋がっていると気づきます。

このように、投資の世界での感情のコントロールは非常に難しいものです。感情がむき出しになると必ず負けるということは、過去の相場師の歴史や学者の研究により明らかになっています。

これらを踏まえて、投資家はいかに感情を出さず、いかに平常心で売買ができるか、各自の性格に合わせて考えるべきでしょう。今後も長く投資活動を続けていくのであるならば、この問題は真剣に捉えその対策を講じるべきです。

「努力なくして成果なし」「努力なくして勝利なし」と言われるように、前進するためには飽きずにコツコツと努力するしかありません。エジソンの言葉で「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの努力なんだ」と・・・。やはり努力しかないようです。

努力の方法もいろいろありますが、あまり無理な努力は続きません。頑張りすぎないことです。毎日できそうなことだけをピックアップしてそれを続けること。大事なことは続けること、そしてそれを習慣化することです。たとえば、日々の持ち株のチェックや今後仕掛けようする銘柄の検証など毎日欠かさず行うことです。持ち株が低迷すると株価を見るのもいやとなってはいけない。

この習慣化こそが努力の積み重ねとなる。習慣化が自然行動化するまでは、意志の力で頑張るということです。ご存知のように、習慣化されれば考えずとも自然と身体が動いてきます。正しい習慣化こそが成長の源です。

「投資の世界はいくら努力しても儲からないよ。運だよ。」という人がいる。確かに現状はそのような気もします。これが正しい投資法だというのもなく、毎日、暗中模索の状態で売買している。儲けも運任せというのだろうか。

しかし、儲けはともかくとしてもリスク管理を確実に行えば市場から退場ということにはならないだろう。退場しなければ、運良く相場上昇期にめぐり合わせて大儲けできるチャンスもあるかもしれない。そのためにはリスク管理という努力を怠ってはいけない。

「人間万事、塞翁が馬」ということわざがある。「人間なんてなるようにしかならない。あくせくしたってはじまらない」というような意味に使われることがある。しかし、私はこのことわざを違った意味で捉えています。

「人間万事、塞翁が馬」は努力した後の話で、精一杯努力した後はその結果を天に任せるという意味で捉えています。決して、努力もせず「なるようになるさ、ケセラセラ」という意味ではないと思っています。

ありふれたことですが、焦らず少しずつ努力して、それを習慣化することが成功への近道ではないかと考えます。

米国のプロボクサー(世界チャンピョン)、イベンダー・ホリフィールドの名言「祈るだけでは勇気は得られない。努力を重ねつつ祈るのだ」。



   ≪ シナリオ ≫
2021/09/17(Fri)

2021/09/10 のコメントです。

株式市場は3万円台を回復していますが、それ以前は長い膠着状態が続いていました。膠着状況では、収益も上がらず頭の痛いところではなかったでしょうか。これは前回説明しましたように、ひとえに相場に変動がないボックス相場であることが原因です。

焦らないことです。現在、収益が上がらないことは、投資家の考えや手法に原因があるのではなく、キャピタルゲインが発生しないためです。値幅取りなのに値幅がなければ取れないのも当然です。

以前、ある会合でシステムトレーダーと称する投資家が話していました。「市場変動が小さく、膠着状態の時はスパンの短い指標での売買をするんだよ。私なんか7つのシステムで相場の変動に合わせて使い分けしているんだよ」と。

彼の話をみんな納得したように聞き入っていました。私も彼の話を理論的には、もっともだと聞いていましたが、その7つのシステムをどのような状況になったときに切り替えるという説明はなかった。私は質問もしなかったが、話の内容からすると、その切り替えは彼の主観的な判断で行っているようだった。

相場変動が小さい時はスパンの短い指標で、大きい時はスパンの長い指標でということは理論的に正しいものです。しかし、そこに相場変動が小さい時、大きいときの判断は何を持ってするのだろうか。

これらの判断は、相場が上昇となったら買いをする、相場が下降となったら空売りするという判断とあまり変わりはないような気がします。上昇、下降の判断の明確な根拠がなければいけないことは言うまでもありません。

多くの投資家はこの判断で悩んでいるのです。株価が上昇してきて、これは上昇トレンドだと判断して買いに入ったとしても、買ったとたん下降してしまうことだってあります。そのようなときにはどのような対処をするのでしょうか。

多くの投資家は相場のシナリオを描いて市場に参入します。しかし、そのシナリオが崩れたときの判断まで考えている投資家は少ないようです。前記の説明のように理論的に正しくても、その変化の判断を間違えてしまっては元も子もありません。

相場は先の読めないものです。投資家は先の読めない相場に対して、シナリオを描いて売買するものですが、いつも上手く行くとは限りません。そのためには「シナリオが崩れたときのシナリオ」も考えて対処しなければなりません。



   ≪ 運用のメリハリ ≫
2021/09/10(Fri)

2021/09/03 のコメントです。

個人投資家がいなくなってしまったと証券会社の営業マンが嘆いていた。個人投資家も収益が上がらないと嘆いていた。その要因は何だろうか。当然ながらその要因は投資収益が上がらないからであろう。

なぜ収益が上がらないのだろうか。それは株価にトレンドが発生しないためです。株価チャートを月足で10年程度見てみると、その上下変動が徐々に小さくなっているのが分かります。月足チャートを20年で見てみると最近の株価は横一線となり、全く変動していないように見えます。

我々個人投資家は、値幅取りで収益を上げようとしているわけですから、その値幅がある程度発生しなければ利益を上げることができません。

投資家は収益の上がらないことを自分の投資に対する考え方が間違っているのではないか、今の売買法が悪いのではないかなどと思い悩んでいるようですが、そうではないのです。相場に変動がないため取れないのです。この点を良く理解してください。

変動のない現在のような相場状況は、投資家にとって「冬の時代」と言ってもよいかも知れません。だから個人投資家が少なくなっているのです。特に、当研究所のような順張り投資手法では、相場変動も小さく、トレンドも発生しないため、期待するような収益を上げられない状況でもあります。

であるならば、順張りをやめて逆張りにしてはどうかという意見もあると思います。変動の少ない、もちあい期には逆張りは適していると思います。逆張りの得意な投資家であれば、それも良いと思いますが、逆張りは非常に難しい手法であるため、私としてはあまりお奨めする手法ではありません。

逆張りはリスクの高い手法であることは言うまでもありません。「落ちてくるナイフはつかむな」という相場格言があるように、プロの投資家の間では危険な手法であることが認知されています。

相場が大きな変動がない、トレンドが発生しないということは、当然ながら今の経済状況が大きな原因です。国内の景気や海外の状況などが要因となりますが、特に最近では対中国問題など、先が読めないため市場に新規の資金が入ってこないことなどが大きな原因となっているのではないでしょうか。

国内外の経済状況は個人投資家としても如何ともし難いところですが、株価の変動には、上昇期、下降期、もちあい期とありますので、いつまでも現在のような膠着状況が続くわけでもないでしょう。いずれかは、上または下にブレイクするはずです。しかしながら、現在のような変動のない状況では、投資家はどのような対策を講ずればよいのでしょうか。

これらに対する決定的な打開策はないのですが、ひとつの考え方として投資資金量を一時的に減らすという方法も良いのではないかと考えます。膠着相場では、売買が逆になって損も発生します。投資金が多ければ、それだけ損失の額も大きくなるわけです。損失金が大きければストレスも大きくなります。投資金を少なくすれば、それだけ損失金が少なくなり精神的負担も軽減されます。

もちろん、投資資金量が少なくなれば利益も少なくなるわけですが、もちあい期を凌ぐにはやむを得ない対処法ではないでしょうか。投資資金を膨らませて、儲からない、損失が多いと悩むよりは良いと思います。

相場が大きく変動する時は必ず出来高が変化してきます。出来高を日々チェックし出来高が増加傾向にあり、株価も日々の変動が大きくなってくれば相場の変化の兆しです。これらをチェックし、相場変動の兆しがあってから投資資金を増やしても遅くはないと思います。

株式投資の収益は値幅取りであり、その収益の原点はトレンドの発生です。トレンドが上昇でも下降でも、我々は収益を上げることができます。トレンドの発生は、出来高で読み取ることができます。

出来高が少ない時は、もちあい期でありトレンドの発生しない時期でもあるわけですから、このような時期は、投資資金をやや押さえながら運用する。出来高が増加傾向になってきたら投資資金を増やしていくなど、投資にメリハリを付けて運用することも必要ではないでしょうか。



   ≪ 日歩(ひぶ) ≫
2021/09/03(Fri)

2021/08/28 のコメントです。

通常、信用取引は短期売買を目的として利用します。信用取引では現物取引と異なり信用期日があり、また日歩などが発生することがあります。信用取引を実践するに当ってはこれらを十分理解して売買しなければなりません。

信用期日については、たとえ忘れていたとしても期日には処分されてしまうだけですが、空売りの逆日歩は、日々チェックしておかないと利益以上に日歩がかかってしまうこともありますので注意しなければなりません。

ここで改めて、日歩について考えて見ましょう。日歩とは、信用取引において信用買い(空買い)をした際に徴収される金利のことです。買い方金利とも言います。日歩の元々の意味は、利息計算期間の単位を1日として定められる利率のことです。通常、元金100円に対してかかる1日分の利息を何銭何厘と表します。

日歩は信用取引の建て玉を決済した時に清算されます。信用取引の金利は受渡ベースでの両端入れと言って、建て玉した日と返済した日とを日数に入れて計算します。信用取引でデイトレード(日計り取引)をした場合は1日分の金利となります。円未満は切り捨てとなります。

日歩の計算式
日歩=約定金額×年利率×日数÷365(日)

買い方は、取引に必要な資金を借りるため、金利を支払います。一方、売り方は、証券会社に預託してある株式の売付代金を、空買い注文の融資に充てることができるので、金利を受取れます。この金利を「日歩」といいます。

逆日歩の場合、売りの注文(貸株数)が買いの注文(融資)を上回ると、株が不足します。そのため証券会社は、証券金融会社から株を調達します。さらに証券金融会社内で株が不足した場合、証券金融会社は外部から株を調達します。このときに発生する株の調達費用(品貸料)を逆日歩といいます。

日歩については上記の内容ですが、通常、日歩が「何銭」単位であればあまり気にする必要はないと思いますが、空売りにおいては逆日歩となり、日歩が「何円」単位にはなれば、つなぎを入れる、または処分するなどの対策を取らなければなりません。

実際の信用取引での売買において注意しなければいけないことは、空売りの逆日歩です。空売り銘柄に逆日歩が付いてくると、売り方は毎日日歩を支払わなければなりません。そのため、逆日歩が上がってくると売り方は、その日歩の支払に耐えられなくなり、空売り銘柄を手放すことになります。つまり「日歩攻め」に遭うことになります。

空売り銘柄を手放すということは、その銘柄を買い戻すことになります。ここで、ある一定の日歩、またはある一定の株価水準になると一斉の投げが発生します。一斉の投げは株価急騰となると、今まで我慢していた空売り筋も一斉に投げてくることとなり、さらに株価は空売り筋の恐れている青天井となります。

「日歩攻め」は、仕手筋が良く使う手口で、業績のあまりよくない銘柄やボロ株などの銘柄を利用し、一般投資家が「企業内容も良くないのに株価が高すぎる」として空売りをかけたところを仕手筋がさらに買い増しして株価を吊り上げ、空売りを誘う手口で仕掛けます。

このような場合、売り残を注意深く観察していれば分かるものですが、あまり信用取引の知識ない投資家は、株価急騰に恐れをなし空売り銘柄を手放してしまいます。仕手筋はそのあたりの投資家の心理を巧みに利用して売り逃げしてしまうものです。

仕手株ではなくても通常、売り残の多い銘柄の株価は大きく下げことはあまりありません。何らかのショックで相場全体が下げることがあっても、売り残の多い銘柄は売りの買戻しが入るため市場の下げより大きく下げることはありません。

そのため、新規に買い銘柄を探す場合などには、売り残の多い銘柄を選択することもひとつのテクニックかもしれません。もし、売り残の多い銘柄を仕掛け、その後に逆日歩にでもなれば、日歩が毎日入ってくることになります。昔は、これらを利用した「日歩稼ぎ」という言葉があったくらいですから・・・。

短期売買においては、やはり信用取引の買い残や売り残にも注視して対処する必要があります。



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