2022/01/07 のコメントです。
市場の水準を見極める指標として信用評価損率がありますが、信用評価損率は信用取引で株を買った投資家の評価損益の度合いを示す数値で、通常はゼロからマイナス20%程度で推移しています。
もちあい相場であれば信用評価損率のプラスは天井のサインだが、評価損率のプラスは過熱感も示すが、同時に個人投資家の資金状態改善も示唆することから、個人の回転売買の加速も期待できるという意見もある。
また、証券アナリストなどの意見では、過熱感が強く短期的には調整に入る可能性も大きくなってきているが、信用評価損率のプラス転換などをみれば中期的には一段高が期待できる状況となってきたとの見方を示しているとの意見もあるが・・・。
証券アナリストや評論家などには相場動向に係わらず、結果を見てからの講釈が多い。そして、必ず万年強気派と万年弱気派に分かれる。これらは本人の性格からくるのだろう。本来、評論する立場においては客観的な数値に基づいて、中立的な立場から発言するべきであると思うのだが、人間である以上このあたりの兼ね合いが難しい。
また、分析手法においてもテクニカル派、ファンダメンタル派に分けられる。主流は、やはりファンダメンタル派であろう。レベルの高い投資理論書には、ほとんどテクニカル分析の話は出てこない。ファンダメンタル分析は理論的で誰にも納得できるため主流となるのも理解できる。また、ファンドなどを売り込むためにも説得しやすい。
反面、私の分析手法はテクニカル分析オンリーであるため反主流と言える。反主流は私の性格に起因するものであり、常識的な世界では受け入れられないようだ。
私はファンダメンタル分析を否定しているわけではない。投資の目的は収益を上げることであり、コンプライアンス(法令遵守)を守り、他人に迷惑をかけなければ、どのような手法であっても儲けた手法が正しいとなる。よく言われている「強い方が勝ったのではなく、勝った方が強いのである」という理論です。
私が強く言いたいのは、テクニカル分析もファンダメンタル分析も両方とも徹底的に研究して、そして優劣を付けて結論を出したのであれば、それは評価する。しかし、テクニカル分析の研究もせず、大学を出て証券アナリストの資格を取って即、経済記者やアドバイサーになって、テクニカル分析の否定や自分の投資理論を振りかざしても、実体験のない状況では片手落ちではないかと思う。「大知は愚の如し」 である。
ご存知のように、ファンダメンタル分析の基本は「長期投資」がベースとなっている。私も長期投資で挑むのであれば、やはり、ファンダメンタル分析の研究を行ったであろう。しかし、私は短期売買派であるため、どうしてもテクニカル分析になるのも必然ではないだろうか。
私の研究も、そろそろ最終段階に入ってきたことを実感しています。私も投資初心者時代には投資の世界に大いなる夢を抱き参入したものの、理想と現実のギャップに、もがき苦しみ精神もボロボロとなってしまいました。そして、何度も何度もやめようかと思いました。
冷静になり、何がいけなかったのか、何が間違いだったのか考えました。その結果「私は相場には向いていない」という結論に達しました。しかし、何か方法はあるだろう、何か生きる道があるだろうと自問自答を繰り返しました。そのような暗中模索のなか、図書館通いをして自分探しをしながら3年もの月日が過ぎました。
そこでできたのが「不平不満を言わず、与えられた環境の中で最大限の努力をする。これをべストを尽くすという」の語録です。
そして出した結論が「テクニカル分析」と「システム売買」だったのです。この結論を出すためにかなりの時間を要しました。その後は、何度も壁に突き当たったり、悩みもありましたが、一貫して、その姿勢や方向性は変わることはありませんでした。今では、自分の投資手法に迷いはありません。大げさかもしれませんが、私ほどテクニカル分析を研究した人はいないのではないかという自負もあります。
私の投資に対する考えは、笑われるかもしれませんが「売買の完全なるシステム化」にあります。経済ニュースも見ない、投資情報も一切無視、企業業績も検証しない、相場予想もしない、投資に関する情報は一切無視して、システムの出す売買サインをそのまま発注し売買して、収益が積み上がるという手法です。そこに人間の主観や判断を一切入れず、何も考えないで売買するという常識はずれの投資手法です。 邪道と言われるかもしれませんが、現在の私の売買は、それに近い手法で日々売買を繰り返しています。
私はこれらの手法で、投資家の永遠のテーマであり、また永遠に解決できない「感情のコントロール」から開放されたのです。そして「私は相場には向いていない」ということからも開放されたのです。
私は株式投資を生業としています。そのため一般的な売買と異なることはやむを得ないと思っています。たとえば、どのような相場展開でも収益を上げなければならないということ。これは、先の分からない相場展開でも、ある一定の投資金を運用していかなければならないことになります。
そのためには、どうしてもリスクヘッジが必要となってきます。すでにご存知のように、私のリスクヘッジ法は、ヘッジ比率に合わせながら買いと空売りの両建てで売買する手法です。相場変動に係わらず、ある一定の資金を保持しながら運用し、一定の収益を継続して上げるには、現在のところ、この方法以外にはないと考えています。短期売買においては、もし、この手法(考え方)以外に良い方法があれば、誰か教えていただきたい。私は聞く耳を持っていますので、良い方法(考え)があればシミュレーションしてみたいと思います。
私は、相場で勝負はしません。勝負するから負けるのです。大儲けの後には、必ずそのしっぺ返しがくるものです。それは「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」ということです。
私の考え方や投資手法は万人向きではないことは十分承知しています。しかしながら、投資の世界に限らず、一般社会においても自分の専門分野を持つことやスペシャリストになることは自分の自信となって、やがて認められる時がくるはずです。
失敗すること、嫌われること、批判されることを恐れず、雑念、雑音を排除し、強い意思を持って自分を信じて行動することが、のちに自分に大きなプラスとなって帰ってくるのです。これは私が相場から学んだことです。
『自分を信じ、魂の底深き願いの達成に邁進せよ』 |