2021/12/25 のコメントです。
最近、株式市場は動きが出てきたように思われます。株式投資は「安いところで買って、高いところで売る」ことが基本であることは周知のとおりですが、現在の水準を安いと見るか高いと見るかは、投資家自身の判断に委ねられるところです。
景気には「気」の部分も多く含まれ、みんなが、これから景気が良くなるだろうと期待すれば、それだけで景気動向にもプラスに働くものです。
さて、私の語録に「商機とは時代背景を読むことなり。時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし。ただ、時代の変化は早い」とありますが、これはビジネスチャンスとは、その時代背景を読まなければならないという意味です。
これを株式投資に当てはめると「時代背景」は現在の相場状況を表します。つまり、上昇相場に乗って稼げるだけ稼ぎましょうということです。10%で利食いなどと考えていては、そのチャンスを失ってしまうことになります。
ただ、「時代の変化は早い」とあるように、相場もいつ急展開するか分からないので注意しましょう、ということです。また、「時代背景に逆行し努力しても労多くして功少なし」は、逆張りを意味します。流れに逆らって逆張りなどしようものなら徒労に終わってしまうことを意味します。
また、語録に「自由とは素晴らしい。しかし、規制のない自由は暴走し、崩壊を辿る」とあります。これを株式投資に当てはめてみると、株式市場は自由市場であり、どの銘柄をどのくらいの株数を売買しても自由です。そして、追い風に乗って儲かっている時はどんどん資金を追加して投資金を膨らませます。
「追い風を自分の実力と錯覚するな。追い風はいつか逆風となる」との語録もあります。そこに明確な自己ルールがなければ、いずれ暴走し崩壊を辿るとの警告を発している内容です。
常々申し上げていますが、投資において一番難しいことは「感情のコントロール」にあります。このことが私が一番苦労したところで、今でも解決できないでいる問題でもあります。その対策として、その時々に感じたことや改めなければならないことなどをメモして、何度も読み返し自己改革に取り組んできました。
私の語録には、私が40年以上にもわたる投資体験の中から自戒の念を込めて書き記した内容であり、その語録の内容を投資の世界に限らず一般社会にも当てはまるような気がします。 |