2021/11/12 のコメントです。
株式市場は大きなボックス圏内にある。ある評論家が「来年儲からなければ株は止めたほうがいい」と言った。評論家は予測が得意だが、当らずしも遠からずといったところでしょうか。
今年の株式市場はノコギリの刃のように行ったり来たりの展開でした。今年の往来相場では、多くの個人投資家が迷い、苦しんだと思います。そして、多くの個人投資家が市場を去っていきました。もちあい期は方向が定まらず投資家を悩まします。
しかし、株式市場では、もちあい期は必ず付いて回ります。もちあい期は相場が上げてから、または、下げてからの調整期であり、もちあい期なしで市場は成り立たないと考えても過言ではないでしょう。
もちあい期は強気派も弱気派も悩みます。私は、もちあい期は「凌ぐ」という考えで対処しています。つまり、耐えることです。凌ぎ方はいろいろとあるでしょう。少し休む。投資資金を少なくして売買する。少し長めのスタンスで売買するなど、資金量や投資家の考え方で違いは出てくるでしょう。
私の場合はどのような対処をで凌ぐかというと、基本的には「何も対処しない」としています。凌ぐというのは気持ちの上でのことです。なぜなら、私の長い投資体験の中から、このような対処法になったのです。
私の対処法を皆様に強制するわけではありません。投資家それぞれの考え方で良いと思います。
確かにもちあい期は売買が反対になってしまい辛いものです。細かい損切りも積み重なってきます。しかし、このような苦しい時期を過ぎると、その後の多くは大きなトレンドが発生するものです。これらはデータ分析により証明されています。
私も何度かもちあい期に売買して、すべて売買が反対になりうんざりして売買をやめてしまうことが度々ありました。しかし、その後に大きくブレイクして「しまった」ということがしばしばでした。そこで学習したことは「もちあい期はブレイクアウトするための準備期間」と考えるようになりました。
もちあい期間が長ければ長いほど、その後のブレイクは大きいものです。つまり、何回も反対売買となり損金が積みあがっても、その見返りは必ずあるという考えとなったため、私は現在も、もちあい期には何も対処せず売買を続けています。
格言に「迷ったら基本にもどれ」ということがありますが、これは正しい考え方だと思います。迷いに迷うと我を忘れてしまうため、基本に戻って冷静に対処しなさいということです。
しかし、私は迷ったときの対処法として「何もしない」ということもひとつの選択肢ではないかと考えています。これは私が投資の世界から体得したものです。これで、あれこれ考えて、悩み抜いて結局損をするということから脱却できたわけです。
ある投資家が「もちあい期は売買しない方がいいよ。どうせ儲からないんだから」と言っていた。当然の話である。しかし、もちあい期をどのように定義するか問題が残る。後になってみれば、もちあい期だったことが分かる。だからこれらかも暫らくはもちあいが続くという確証は全くない。明日からブレイクするかもしれない。
このように相場の予測は全く付かない。予測をして売買するから儲からない。だから損をする。予測は五分五分である。予測はリスクを取らない評論家に任せておけばよい。
投資を続けることによって、いろいろな体験をすることができます。止めてしまっては「無」となります。株式投資は「難しい」「面倒くさい」「儲からない」などと、残念ながらあまり良いイメージはないようです。
しかしながら、何ごとにもマイナスの部分はあります。マイナスのイメージも視点を変えればプラスにもなります。「負の裏には必ず正が存在する」わけですから。もちあい期の「負」が、その後のブレイクアウトで「正」となるわけです。
そのようなわけで、私はひたすら売買を続けています。これは今後も変わることはないでしょう。 |