2021/08/08 のコメントです。
毎日暑い日が続いています。頭がボ−として集中力が切れてしまうほどの暑さです。投資家も低迷する株式市場と暑さに汗を拭きながら頑張っているものと思います。
投資家の中には、長年投資の世界で頑張っているのに一向に儲からないと嘆いている方も多いのではないかと思います。その原因はなんだろうか。「毎日1時間勉強すれば、何事でも十年で飯が食える」と言った人もいたのだが・・・。
また、投資コンサルタントの間では「儲かる人はすぐに儲かるようになるが、ダメな人は何を教えてもダメ」という言葉がささやかれている。投資家も生まれ育った環境や性格もあるだろうし、勉強の仕方もあるだろう。
私の見る限りでは投資家の性格が大きく影響しているようにも思えます。たとえば、理科系と文科系ではどちらに適性力があるか考えて見ましょう。あるデータによると理科系の人は飲み込みが早い。法則や方程式で示すとすぐに理解するのだが、応用が利かない面もある。株式投資では、その基盤としての経済、景気の変化が早いため、それらを加味した高度な法則が必要となる。
一方、文科系の人は、体得するまで時間がかかるものの自分なりの水準で消化していけるが、自分だけの世界に入り込んでしまう面もある。
これらの分類は、大学の選択、職業上の選択であるが、これらから適性をはかることは多少無理があるようです。できれば両者の利点を兼ね備えていることがベターであることは言うまでもありません。しかし、理科系、文科系に係わらず人間の性格、人格はひとたび形成されると、これを矯正することは難しいと言います。だから「儲かる人はいつも儲かる、ダメな人はいつもダメ」と言うことになるのだろうか。
やはり、投資においては投資家の性格が収益に大きく影響するのでしょうか。ある文献に投資家の適性は「やや内向性が良く、外向性はとらない」とあった。私も少なからずそのように思っています。証券会社の腕のいい営業マンもトレードさせたら下手という話もよく耳にする。
投資には性格が左右すると思って、もし、その性格を矯正し得るとしたならば、それは目的をどのように決めるかという意識の問題であろう。株式投資の目的を、ほんの小遣い稼ぎと考える人もいます。これでは相場に打ち込んで勉強する気になれない。
老後の安定のためにというのであれば、安全確実の売買を旨とするばかりに、とにかく動きが鈍く相場についていけない。少し上手く行かないと「様子を見よう」と決断を先延ばしして後手後手となる。
心を入れ替えて一生懸命勉強すれば、相場をモノにできるかというと、答えは否で、厳しいようですが、体験的に相場に関してはダメな人はどんなに努力しても勉強してもダメなようです。
それはどうしてだろうか。本人は努力しているし知識も豊富である。しかし、実際の売買に入ると、まるで違ったことをやっている。損切りが重要であることは十分理解しているものの実践では・・・、となる。欲が絡むと理性を失ってしまうということも一因でしょう。いわゆる言行不一致です。つまり、投資家の性格が「儲かる人、儲からない人」の差となって現われてくるのでしょうか。
「言行不一致」は性格に起因するものではないだろうか。突き詰めていくと、性格はそう簡単には変わらないため結局、「儲かる人はいつも儲かる、ダメな人はいつもダメ」と言うことになってしまうのだろうか・・・。
株式投資は理論と実践である。しかし、理論は十分わかっているつもりでも、実際の売買となると欲がからみ、中には限りなく欲を助長し、できるだけ多く儲けたい、損はいやだとして、結果として理論を無視してしまう。これが投資で利益を得られない最大の原因ではないだろうか。
やはり、投資において一番難しいことは「投資家の感情のコントロール」ということになる。
以上のように、投資の世界で利益を上げるために、目的を明確にした意識の改革が必要となってきます。 |