2020/02/15 のコメントです。
寒さも今がピークでしょうか。春が待ち遠しいですね。しかし、世界中コロナウィルスで大騒ぎです。地球温暖化の影響で、今まで眠っていたウィルスが起きだしてきたのでしょうか。
前々回のコメント「世の中の常識は非常識?」につきましては、引き続き多くの方々からお問い合わせがございました。その内容が、一般的な常識から逸脱しているため興味をもたれ、関心があったのかも知れません。
そこで、私が尊敬する先生(松本光正氏)の著書を読まれると、その本質がよく理解できると思いますので、ご紹介いいたします。
著書は、「笑いと健康 君子医者に近寄らず」(松本光正 著) 「本の泉社」より出版されていて、こちらに詳しく書かれていますので一読の価値はあると思います。非常にユニークな内容ですので、健康に対する考えが変わるかもしれませんよ。
さて、私は松本先生と同様に「世の中の常識は非常識」という考えで世の中を見ています。これらは相場の世界から学んだことであり、相場の世界は、一般の常識的な考えで参入しても思い通りには行かないことは、投資家であれば承知していると思います。
投資の世界に参入する場合、一般社会からの考えをそのまま相場に持ち込むため、多くの脱落者を生むことになります。たとえば「株式投資は、企業業績の良い銘柄を買い付けすれば利益が上がる」などの考えは正しいものの、短期売買にはあまり通用しません。
企業業績の良い銘柄を買えば誰でも儲かるのでしょうか。もし、公開された企業情報で業績予想の良い銘柄を買えば誰でも儲かるはずです。しかし、実際にはそのようにはなっていないようです。現実的に、株式投資で儲けている投資家は、投資家の3%に過ぎないというデータもあります。
また、「株式投資は安値で買って高値で売る」ということが常識となっています。しかし、安値も高値も誰にも分かりません。これは理論と実践の大きなギャップでもあるわけです。
しかし、「株式投資は安値で買って高値で売る」ということを長期的な投資を除いては、大きな間違いであることは誰も知りません。誰でも心理的に「できるだけ安いところで買いたい」と考えるものです。この考えこそ非常識ではないでしょうか。
投資家の大多数が、「株式投資は安値で買って高値で売る」ということを投資の常識として受け止めています。そしてそこに、投資家の欲が絡みあって「安値で買う」ということが潜在意識に埋め込まれているのです。
このようなことから、新規参入者は「できるだけ安いところで買いたい」という常識的な考えに固執し、結果的に市場から退場していくのです。
しかし、統計などを取ってみても短期売買においては、「高値で買って、さらに高値で売る」ということが効率的であるという検証結果があります。欧米で主流のブレイクアウト手法です。
株式投資の常識が、すべて間違っているとは思いませんが、結果的に儲からなければ、その手法は間違っていると言っても良いのではないでしょうか。
一般に、人は、常識や固定観念、自己暗示などにより行動するものです。これらに何の疑問も持たず鵜呑みにしているものです。投資の世界では、これでは「烏合の衆」となり、その他大勢(負け組)となってしまいます。
前回も解説しましたが、投資の常識とされる考え方もそのまま鵜呑みにせず、自分の目で確かめ、自分自身で実験してみて納得してから採用することです。
投資の常識?が、一旦、潜在意識に埋め込まれるとなかなか抜けないものです。そのため、投資家は投資の常識と投資成果の狭間で葛藤し苦悩し続けるのです。だから投資の世界は、キャリアに比例した成果が上がらないのです。
松本先生の医療に対する考え方と株式投資に対する考えは、相通ずるところがあり、私も非常に関心を寄せいているひとりです。
『大知は愚の如し。知識が増えれば増えるほど社会性は失われる。知識は理論、社会は実践。頭でっかちではバランスを失う』
『世の中はいつも間違っている。世の中は、本来あるべき正しい姿から常に乖離しながら変化している。よって現在の常識はいずれ非常識となる。常識は先入観』
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