2019/11/16 のコメントです。
最近はめっきり少なくなりましたが、投資家の会合に出席してみました。投資家の会合に出席して感じたことをいくつか述べてみたいと思います。まず一番に感じたことは、出席したメンバーが以前と比べて、ほとんど全員といってよいほど入れ変わってしまったことです。以前から知っている人は、2、3人だけでした。私は皆勤賞を貰いたいくらいです。
さらに、出席者がピーク時からみると五分の一程度となってしまったことです。現在の株式市場から考えるとやむを得ないのかもしれませんが、その会合は、株式投資だけではなく、FXや仮想通貨といったトレーダーも参加する会なのです。以前はFXのトレーダーも多くいたと思ったのですが・・・。投資家の寿命は4〜5年と言われていることが、にわかに現実味を帯びてきます。
聞くところによると、FXや仮想通貨、オプションのトレーダーもその多くが損失を被り撤退していったそうです。自称プロと呼ばれる人達も上下に揺さぶられ、変動が大きくると、やはり退場の憂き目にあってしまうのでしょうか。
また、最近はFXや仮想通貨、オプション市場への参加者の割合が多くなっているという。以前は、株式投資の参加者が多かったものの、現在はFXが中心のようです。さらに、最近はオプション市場への参加者も増えているようです。ほとんどの話題がFXや仮想通貨、オプションでした。株式投資なんか面倒くさくてやってられないとの雰囲気でした。
これらの投資市場の割合の変化について、その要因を私なりに考えてみました。まず、株式市場で投資活動を行う場合には、それなりの投資資金を必要とします。500円の株を1000株買っても50万円必要です。分散投資となるとさらに多くの資金を必要とします。
そのため、株式投資ではある程度のまとまった資金がなければ参加できません。一方、FXなどは、10万円ぐらいでも売買は可能です。若い人達は、潤沢な資金があるわけではないと思いますので、いきおい小資金でできるFXなど走ってしまうのでしょうか。
ある人が面白い話をしていました。「はじめは株式投資でスタートするものの、損失を出し投資金が目減りすると、少ない資金でできるFXに行かざるを得ないんだよ。そして、さらにオプションへと、投資金がどんどん減っていくから、小資金でできる市場へ転がっていくんだよ」と。
株式投資→FX→オプションは、「リスク小」から「リスク大」へという構図になることを理解しているのでしょうか。小資金だからリスクを犯しても一発大儲けを狙っているのでしょうか・・・。
さらに感じたことは・・・。投資家は、それなりに自分の投資に対する考え方や投資手法に自信を持っているものです。ましてや、トレーダーの会に参加するような自称プロの投資家達は、確固たる投資理論を持っているはずです。それはそれでよいのですが、その後が大変です。
自称プロの投資家は、その自説の投資論を自信たっぷりに延々とまくしたてます。他人の話など一切聞き入れず、マシンガンのように打ちまくります。投資家は孤独なビジネスでもあるためストレスも溜まっているのはわかりますが、投資論以前の人格をも疑いたくなります。トレーダーの会に行くと必ずこのような人が何人かいます。
私なんかいつも聞き役です。ちょっと口を挟むと「それは間違っている」などと、シャツトアウトされます。私はキャリアもあり最年長者なんだけどなぁ・・・。誰かが「そのような考えが間違っていて損をしたときはどうしますか」などと水を差すと「損をしたことなどない」と言い切ってしまう。皆さんは間違っても、そのような投資家とならないようにしてくださいね。
自説を説くのもよいのですが、それはノウハウであり、本来は公開すべきものではないような気もするのですが・・・。それとも、そのノウハウは役に立たないから喋りまくってストレス発散しているのでしょうか。
投資論もいろいろ、人も十人十色、投資家も「ああだ、こうだ」と動き回っている、そんなこんなの夜でした。
『大知は愚の如し。知識が増えれば増えるほど社会性は失われる』
『饒舌は信用に値しない。饒舌は自分の「非」を無意識に隠す行為である』
|