2019/09/07 のコメントです。
東京市場はなかなか先が見えてこない。長いもちあい状況にある。これでは投資家が疲弊してしまうのは当然であろう。個人投資家の多くが離脱して行ったこともうなずける。このような状況下ではやむを得ないことであるが、現状を理解して、焦らず、事務処理をするがごとく日々売買を続けていくべきでしょう。
以前、当欄である証券から「自動売買(カブロボファンド)」運用システムに、当研究所の分析システムの参加を誘われたことがありました。しかし、その趣旨が合わず、お断りしたという経過を説明いたしました。
現在、当該証券では、多くの運用システムの中から選ばれた優れた4種類の分析システムでカブロボファンドを運用しているとのことですが、それらのシステム運用の成果はいかがだろうか。。
設定から一年間の成績は、マイナス6%ほどらしい。市場のボラティリティが低下し、売買のチャンスが少なかったことなどが理由らしい。つまり取れない相場もあるということです。焦らないことです。しかし、現在に至ってもそれらのシステム で大儲けしたという話は聞こえてこない。
私は本来の仕事であるシステムの開発を続けています。今回は壮大な計画を立てているのです。それは、投資における「期間」の分析、研究を行う考えでいます。テクニカル分析における「期間」の取り方は非常に難しく、その期間の設定如何では、売買が反対になってしまうこともあります。
これらの期間の設定は、短期売買では短く、中、長期売買では長めに設定するのが一般的ですが、期間設定の難しいところは、その相場展開によって株価変動パターンが異なるため、その設定期間に合えばうまく行くし、合わなければうまく行かなくなります。ちなみに、現在のような、もちあい相場では、そのサイクルが短いため分析期間も短めに設定することになります。
しかし、もちあい期間は、いつ終わるか分かりません。今後も続くのであれば分析期間も短めに設定したままでよいでしょう。しかし、相場のことであるから、いつブレイクするか分かりません。そこが相場の難しいところでもあります。
そこで、今後は、私の研究テーマである「相場変動に合わせながら、その分析期間を自動的に変化させる」について開発を行おうと考えています。頭の中では、ある程度の構想はでき上がっているのですが、やはり、実際にバックテストなどして検証してみなければなりません。
一般に、株価が低迷している時は、そのスパンも長くなりますが、出来高を伴い株価が大きく変動するときなどは、その分析期間も短く取らなければなりません。つまり、投資家の資金の回転や変動パターンなどを数値分析して、その変動に応じた分析期間を設定すれば良いのではなどと考えています。
もし、これらの研究がうまく行けば、どのような相場展開にも対応できるオールラウンドの運用が可能となるわけです。従来は、短期売買用、長期売買用などと分けてシステムを構築していたものが、これらが一本化され、まさしく、あらゆる相場展開に対応する人工知能的なオールラウンド・プレーヤー・システムとなるはずです。この話を友人に話すと「それは無理だね」と一笑された。
夢は夢として、システム構築には多くの時間を必要とするため、今後は長い道のりとなると思いますが、これらのシステム構築に向けて、コツコツと孤独に耐えながら頑張っていくつもりです。
「投資の世界には正しい答えがない」と言われますが、私は、現在でも試行錯誤しながら、ひとり悩みながらも夢を追いかけています。
『入れ込みすぎは盲目となる』
『本来あるべき姿から乖離したものは、いずれ是正される』
『絶対無理だと言われた先にも道はある』
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